初診の紹介制について
地域中核病院として。
急性期総合医療・専門医療を担うことを目指しています。
当院は、初診患者さんの一般外来は縮小し、他院の先生よりご紹介いただいた初診患者さんの診療を中心としております。
紹介状をお持ちでなくても、急性期治療・専門治療を必要とする病状の方、心配な症状をお持ちの方のため、患者サポートセンターがございます。お気軽にご相談ください。
※ご不明な点は手稲渓仁会病院１階外来受付にご確認ください。
※緊急を要する症状の場合は、上記に限らず手稲渓仁会病院１階外来受付にお申し出ください。
※かかりつけ医をお探しの方は、手稲渓仁会病院１階 患者サポートセンターにご相談ください。
紹介状とは
「かかりつけ医」が、当院への受診を必要と判断した場合に「診療情報提供書(紹介状)」が発行されます。
皆さまの身近な医院、クリニック、診療所、一般病院などの医師が、「かかりつけ医」としての役割を果たしています。
選定療養費
平成28年4月の健康保険法改正により、500床以上の地域医療支援病院に対して下記の選定療養費が義務化されました。 この法改正は、地域内の医療機関が機能に応じて役割分担し、協力しあって地域住民の皆さんの診療を行う体制づくりを促進することが目的の政策です。
当院ではこの制度に基づき、対象となる方に下記の選定療養費をご請求しております。
| 対象 | 当院の金額 |
| かかりつけ医からの紹介状を持参せずに受診する初診患者さん （初診時選定療養費） |
7,700円（税込） |
| 逆紹介の対象となった再診患者さん※が逆紹介を希望せずに 当院受診を継続される場合（再診時選定療養費） |
3,300円（税込） |
※急性期治療や専門治療・精密検査等を必要としない病状となり、長期処方と定期検査のみの方などが該当となります。逆紹介対象の患者さんには主治医がかかりつけ医へご紹介いたしますのでご理解とご協力をお願いいたします。
●小児科・産科につきましては紹介型ではありません。
●上記に関わらず、当院での受診をご希望の方は患者サポートセンターにご相談ください。
「地域医療支援病院」って何？
手稲渓仁会病院は北海道から「地域医療支援病院」の承認を受けています。地域医療支援病院の役割は、地域で最前線の医療を担う「かかりつけ医」を支援し、基幹病院として重症や急変の症状に対応できるよう医療提供体制を十分に整え、かかりつけ医では対応が困難な治療を担当することです。
上記の役割を果たすため、当院では一般外来を縮小し、紹介患者さんの診療に重点を置いています。このため、紹介状をお持ちにならずに来院された方には、まずは「かかりつけ医」を受診していただけるようご案内しています。
「最近なんとなく体調が悪い」「風邪をひいたようだ」「ずっと微熱が続いている」など、いざ「かかりつけ医に受診」と思っても、普段健康な方は特に、かかりつけ医が無いという方が多いと思います。日頃から自宅や職場の近所などで受診しやすい医療機関を見つけておくことをおすすめします。
もちろん急病やケガ・事故・重症な場合などは、日中はもちろん夜間や祝祭日であっても受診していただけますので迷わずご来院ください（ただし救急車で来院の場合は、救急隊が医療機関を決定しますので救急隊の指示に従ってください）。
来院から帰宅まで
