こんにちは。研修医2年目の外山です。新しく入ってきた1年目の先生方への指導や学会発表の準備などで忙しく、少し遅いタイミングとなってしまいましたが、昨年度の臨床研修修了式について振り返ってみたいと思います。
例年3月に札幌市内のホテルで開催されていた修了式は、新型コロナウイルス流行の煽りを受け、今回も院内での開催となりました。
はじめに、前院長の成田先生よりお言葉をいただき、その後修了証書授与式が行われました。卒業生を代表して受けとられたのは、病歴要約55症例を一番の速さで完了された伊藤先生。
続いて、指導医より卒業生一人ひとりにエピソードを交えたあたたかい紹介と、卒業生のスピーチがありました。
その後は表彰式が行われ、2年目から選ばれる「Best Teaching Resident」としては近藤先生・篠原先生、1年目から選ばれる「Outstanding Intern」には波多野先生が選ばれました。
笑いあり感動ありの式が終わり、みんなで記念撮影を行いました。
今年度、専攻医やPGY3(当院独自のプログラム)として当院に残ってくださる先生は多いのですが、道外に行かれる先生もいらっしゃるため、終わったあとはどこか物悲しい雰囲気が漂っていました。
修了式も終わり、現在初期研修2年目となった私たちですが、気持ちや探求心の上では1年目の時と変わらないものの、やはり前年度よりコメディカルや上級医から頼りにされることが多くなったと感じています。まだまだ学ぶことが多く、1年目には間違ったことは教えられないというプレッシャーを感じる日々ですが、手稲渓仁会の教育的な環境を途絶えさせないよう、先輩方から教わったことに自分で調べた知識も加えて指導を行っていこうと思います。