日本内科学会地方会で発表しました

手稲渓仁会病院では、各科ローテーション中に経験した希少な症例などを学会で発表する機会があります。発表準備は各科の指導医が手厚く面倒を見て下さるので、学会発表の経験が全くない方も安心です。

僕は今年の6月に日本小児科学会北海道地方会で発表をしたことがありますが、今回、初期研修中2回目の学会発表を日本内科学会北海道地方会で行いました。

会場は旭川でした。手稲から電車で約2時間ほどです。

ちなみに、学会の会場までの交通費・宿泊費や学会参加費はもちろん病院が補助してくれます(上限あり)。東京や大阪など遠方の学会で発表することもありますが、交通費・宿泊費の心配は要りません。

今回は、片側の腎動脈狭窄により低ナトリウム血症、血圧上昇が引き起こされるHyponatremic Hypertensive Syndromeという国内での報告が希少な疾患を経験しましたので、疾患について調べたことも交えて発表しました。発表の練習は何度も繰り返し行ったので自信がありましたが、本番はやはりゆっくり話しがちになるため、発表の長さは持ち時間の5分を少し超えてしまいました。そんな反省点もありましたが、結果として最優秀若手奨励賞をいただくことが出来ました!

そして、発表後の観光も学会の楽しみの一つです。

学会発表は多くの科で専門医取得の要件にもなっているので、初期研修中に指導医に面倒を見てもらいながら感覚を掴むのがいいと思います!それではまた!