こんにちは!
手稲渓仁会病院PGY2の川口です!
当院では、私たちの期の研修プログラムより、PGY2のローテーションで1ヶ月アメリカのThe University of Texas Medical Branch at Galveston (以下UTMB)に行くことができるようになりました!
今回は、先陣を切って4月にアメリカ研修に行った同期の岩本先生、桐生先生のインタビューです!!
川口 : まずは1ヶ月間UTMB研修お疲れさまです!!最初にUTMBへ行くという緊張もあったと思いますが、実際に研修を終えていかがでしたか??
岩本 : 元々当院には毎月UTMBのレジデントが交代で来訪しています。その際たくさんのレクチャーを受けたり一緒にラウンドを行ったり。また勤務後は観光をしたりご飯を食べたりしていました。何よりも彼らと再会できたことが嬉しかったです!
桐生 : TKHとしての初めての海外派遣ということで、今後の交換研修プログラムの持続や発展に繋がる重要な役割を担うことができて大変嬉しく思います。最初ということもあって分からないことだらけでしたが、一緒に行った岩本くんや日本に以前来てくれた現地の先生たちに助けてもらいながら、良いスタートを切ることができたのではないかなと思います。
川口 : 何科を選択しましたか??1日の流れはどのような感じでしたか??
岩本 : 僕は内科と家庭医療科をローテーションしました。内科の業務は大きくは日本とは変わりませんが、やはりアメリカは生活習慣病が日本よりも深刻であるので患者層は日本よりも30歳くらい若い印象を持ちました。また、医療費を払えない人向きのフリークリニックの診察にも同行させてもらい、アメリカの問題点もたくさん見させてもらいました。アメリカには日本にはない問題がたくさんあるのは事実ですが、その問題をみんなで解決しようとするpositiveな動きがあるのも事実です!
桐生 :僕は1ヶ月間、将来の志望科である皮膚科で研修しました。アメリカでは皮膚科は最も人気のある科の一つであり、激しい競争を勝ち抜いた同世代の同じ診療科に進むドクターたちと友達になれたのは非常に良い刺激になりました。
皮膚科は内科などと比べるとスケジュールにゆとりがあり、朝は8時のレクチャーから始まります。UTMBの皮膚科は病棟がなく、業務内容としては主に外来、他科コンサル、小手術があります。Observershipでの研修のためどこまで参加させてもらえるか全くの未知でしたが、期待以上に多くのことを経験でき、多くのことを学ぶことができました。
また、現地の内科レジデントに向けて岩本くんと僕とでモーニングレポートをする機会を頂き、learningだけでなくteachingまで経験できたのは収穫が大きかったです。
〜次回後編に続く〜