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当院の動画が放映されます!「レジナビFairオンライン2021 3次救急指定市中病院特集」

みなさま、こんにちは。臨床研修部事務局です。
医学生のみなさまにお馴染みの「レジナビFairオンライン 」におきまして、このたび「3次救急指定市中病院特集」という企画で当院の動画が放映されます。
当院の動画が一人でも多くの医学生の方の目に触れ、興味を持っていただければ幸いです。

レジナビFairオンライン2021 3次救急指定市中病院特集 ~臨床研修プログラム~
日 時:11月30日(火) 18:15〜 

お申し込みは こちら から
  当日15時までお申し込み可能です

動画に登場する謎の「TKHマン」は、現在本ブログの原稿を執筆中。
記事は近日公開予定ですので、あわせてどうぞお楽しみに!

手稲渓仁会病院 Presents 「研修医と話そう!居残りトーク」開催のご案内

みなさま、こんにちは。
先日、本ブログでご案内しておりました、10/16(土)10:00からの6病院合同説明会では、たくさんの参加申し込みをいただいております。ありがとうございます!
そこで、当院の研修やみなさまの疑問な点等について、研修医の生の声でよりリアルに知っていただく機会として、同日「研修医と話そう!居残りトーク」を開催する運びとなりました。途中の入退室もOKですので、合同説明会後お気軽に是非お立ち寄りください。もちろん、服装もカジュアルで結構です。たくさんのご参加をお待ちしています。

日  時:10月16日(土)11:30~12:30
対  象:医学生
当院参加:指導医、研修医(PGY2,1)
開催形式:Zoom

研修医と話そう!居残りトークの参加申し込みは こちら から

6病院合同説明会の申し込みは こちら から

当院のスタートは10:00からです。
どうぞ宜しくお願いいたします!

渓仁会におけるコメディカルの方々との関わり

はじめまして! 手稲渓仁会病院PGY2の近藤です。今日は当院の研修の魅力のひとつであるコメディカルの方々との関わりを紹介したいと思います。

このブログの読者のみなさんは医学生の方が大半だと思いますが、医師国家試験ではコミュニケーションを直接問われることは少ないかと思います。しかし、実際に働き始めると、他職種とのコミュニケーションなくして僕たちの仕事は成り立ちません。当院ではコメディカルの方々との距離が非常に近く、一緒に働く中でとてもたくさんのことを教えていただいていると常に感じます。その一部を紹介します。

職種ごとに例を挙げると、管理栄養士の方は患者さんにとってより良い栄養や食事がないかを考え、多くのアドバイスをしてくれます。薬剤師さんは患者さんにとって良い薬剤の選択や、当院で採用がない薬の処方の仕方などを細かく丁寧に教えてくれます。リハビリのPT、OT、STさんは患者さんのリハビリを行ってADLを維持するだけでなく、患者さんと長い時間接することで、些細な変化にも気づき、その変化を教えてくれます。事務の方は迅速にさまざまな書類仕事をこなし、診療が円滑に進むようにサポートしてくれます。また、検査技師さんは検査のモダリティに関してのアドバイスや、検査結果に関しても解釈の仕方などを教えてくれます。そして、看護師さんは僕たち研修医以上に長い時間患者さんに寄り添い、患者さん一人ひとりの状況を把握し、逐一必要なことを教えてくれます。

また、何より思うことは、当院で働く人たちはとても友好的に接してくださる方が多く、どの職種の方とも非常に働きやすい環境であることです。何を聞いても、嫌な顔ひとつせず(内心忙しいときには嫌がっているのかもしれませんが)教えてくださいます。ここ1年ほどで得た知識の多くは、コメディカルの方から教えていただいたことだと思うくらい、当院のコメディカルの方は知識も豊富で、人間性もすばらしい方が多いと感じます。他院で研修をした先生も、当院が一番働きやすい病院だと言っていましたが、実際に働いていて人間関係で困ることはないと言っても過言ではないと思います。

また、当院の特徴のひとつとしてNight floatというローテーションがありますが、そのNight floatの昼の時間を生かして昼間に各部門(例:細菌検査室、栄養部、薬剤部など)を見て回ることができます。そうすると、各部門の方がどのようなことを研修医に求めているのか、直接肌で感じることができます。非常に魅力的な時間です。

以上、当院におけるコメディカルの方との関わりとご紹介しました。COVID-19の流行が続いていますが、ぜひとも一度当院へ遊びに来てください!

【医学生向けイベント情報】10月16日(土)6病院合同説明会のご案内

みなさま、こんにちは。
緊急事態宣言もさらに延長が決まり、病院見学の受け入れが叶わない状況が続いています。そこで、これから臨床研修病院選びをはじめる医学生の方々へ、WEB病院説明会のご案内です。

<参加病院>
手稲渓仁会病院、水戸協同病院、湘南鎌倉総合病院
湘南藤沢徳洲会病院、飯塚病院、沖縄県立中部病院
(1施設15分間、北から順に説明実施)

開催日時 : 2021年10月16日(土)10時スタート
対  象 : 医学生
形  式 : Zoom

当院の問い合わせ先 : tkh-junior-resi@keijinkai.or.jp

お申し込みは こちら から

たくさんのご参加をお待ちしています。

レジナビFairオンライン 2021秋 ~専門研修プログラム~に参加します!②

みなさま、こんにちは。
このたび、レジナビFairオンライン 2021秋 ~専門研修プログラム~に、前回の内科プログラムに続き、救急科プログラムが参加いたします。

救急科に興味のある方、初期研修終了後の進路として救急科を志望されている方、ぜひご参加いただければ幸いです。

日 時:2021年9月13日(月) 19:00~19:20

お申し込みは こちら から

当院の救急科については こちら から

救急科初期研修に関する指導医ブログは こちら から

たくさんのご参加をお待ちしています。

(写真は内科プログラム説明会の様子)

当院での救急科研修について

手稲渓仁会病院救急科の小野寺俊幸と申します。

当院の救急科の特徴を簡単にお話します。
札幌市の3次救急医療体制を担う救命救急センターは5つあり、そのうちの1つが当院となります。札幌を中心とした道央圏のドクターヘリ基地病院でもあり、令和2年救命救急センターの評価において、北海道で唯一のS評価を得た救命センターです。

対外的な評価はさておき、救急科研修の実際はどのようなものでしょうか。

当院の救急科研修は救急車で搬送されてくる患者さんの外来診療がメインになります。救急外来Walk inについてはNight floatが主に担当しますので、今回は割愛させていただきます。

統計的には、2020年1-12月で約5900件の救急搬送数、その中で三次救急は415件、当院へ搬送されたドクターヘリは227件、平均して1日24時間で約16.2件の救急搬送、約1.1件の三次救急、約0.6件のドクターヘリ搬送を経験することになります。その中の全てを担当するわけではありませんが、軽症〜重症まで幅広く経験し診療を実践することが救急科研修の目的です。

多発外傷症例や、他の病院では経験することができない重症症例や他の病院では対応できず転院搬送となる症例を経験する機会がたくさんあり、重症対応ではチーム診療の一端を担うことになります。やる気と診療経験のある研修医であれば、重症症例マネジメントを任されることもあります。軽症〜中等症症例のほとんどは研修医主導で初療にあたります。症例ごとに必ず救急科スタッフと確認・ディスカッションして、方針を決めながら診療を行います。

救急外来の混雑具合にもよりますが、空き時間をみて症例ごとのフィードバックを行うようにしています。正直なところ外来診療で手一杯になっていることが多く、なかなか教育まで手が回る時間がないこともありますが、研修医からの疑問・質問が積極的にある場合は、我々も積極的に時間を作って教育を行うように努めています。

また、研修医を対象としたMorning reportでも、救急科からは「ERでの外傷診療」や「中毒」、「熱傷」、「凍傷」、「低体温」などの講義を行ったりしています。

その他には、以前の研修医ブログでもあったOff the job training(実際はOn the jobとなることが多いですが)としてドクターヘリやラピッドレスポンスカー同乗による病院前診療を行う機会があります。

PGY2以上で積極的に病院前診療を希望する研修医が対象になります。
救急科研修に限らず、色んな分野での積極性を持って研修を行うことでたくさんのことを学んでほしいと思います。

以上、当院での救急科研修のご紹介でした。

レジナビFairオンライン 2021秋 ~専門研修プログラム~に参加します!①

みなさま、こんにちは。

このたび、レジナビFairオンライン 2021秋 ~専門研修プログラム~に、当院の内科専門研修プログラムが参加いたします。

初期研修終了後の進路として内科を志望されている方、内科に興味のある方、ぜひご参加いただければ幸いです。

日 時:2021年9月2日(木) 19:30~19:50
当院参加:内科プログラム責任者 山田玄(副院長・呼吸器内科)、波多野涼介(内科専攻医1年次、2021.3手稲渓仁会病院初期研修修了)

お申し込みは こちら から

モーニングレポート以外の医学教育

初めまして、手稲渓仁会病院初期研修医2年目の齋藤です。当院の研修プログラムの特徴といえば、先日浅井先生が紹介してくれた平日朝のモーニングレポートですが、それ以外にも平日夕方や週末などにさまざまな形でレクチャーやワークショップが開催されています。今回はそれらについていくつか紹介していきたいと思います。

1.感染症コンサルタント青木眞先生による感染症レクチャー
当院では年間を通して、米国感染症内科専門医であり、「レジデントのための感染症診療マニュアル」の著者である青木眞先生による感染症のレクチャーを受けることができます。過去には当院にお招きして症例検討会等も行っておりましたが、コロナの影響から昨年度からはZoom形式での感染症レクチャーをしていただいています。感染症診療の原則から始まり、各種抗菌薬・抗真菌薬などの内容を米国感染症内科研修時代の経験も交えながら、明快かつユーモアあふれるレクチャーを受けることができ、研修医だけではなく、専攻医や指導医、薬剤師の方なども多く参加する大人気の講演となっています。

2.Lonny Ashworth先生の人工呼吸器ワークショップ
Lonny Ashworth先生は米国Boise State University Department of Respiratory Careの教授で、毎年日本各地で人工呼吸器ワークショップを行っている先生です。こちらもコロナの影響で昨年度からZoom開催となりましたが、研修医1年目向けのBasicと2年目向けのIntermediateのワークショップが各2日ずつ行われました。人工呼吸器のモードや設定方法など、人工呼吸器にまだ触れたことのない研修医にも分かりやすい内容で、今年も秋以降の開催が予定されています。

3.臨床研究の教育講演会
外部から講師の方をお招きして①医療統計の基礎、②EZRを使った統計解析演習、③伝わる抄録の書き方をテーマに講演会・グループワークを行っています。教科書を読んでも解決しない疑問がある、自身の診療を振り返って明日からの診療のエビデンスにしたい、科学的な手法を身につけて学会発表や論文掲載を目指したい、そんな研修医に対して当院では臨床研究を経験することで学ぶ機会が提供されています。

その他、過去にはカルフォルニア大学サンフランシスコ校内科学教授のローレンス・ティアニー先生をお招きして症例検討会も行っており、このコロナ禍の中ではありますが医学教育の機会が減ってしまわないようにさまざまな企画を開催しています。誠に残念ながら先日見学生の受け入れを一旦中止することとなりましたが、少しでも興味を持ってくださった学生の皆様、見学の受け入れが再開となった際にぜひ一度当院にいらしてください。

臨床研修部
齋藤 匠

第2回 医学生のためのオンライン・イブニングセミナーのご案内

みなさま、こんにちは。
7月15日に開催した第1回のイブニングセミナーは、好評をいただき終了しました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

終了後のアンケートで、第1部では「学生として難しすぎず、かつ臨床の現場ですぐ役立つような内容で大変勉強になった」「実際の現場でどのように判断しているのかを学ぶ機会は少ないのでとても勉強になった」「手稲渓仁会病院での研修(モーニングカンファレンス)のイメージが湧いた」「もっとレクチャーを聞いてみたいと思った 」や、第2部のトークセッションでも、「大変楽しかった」「採用試験が間近ということもあり、PGY1、PGY2の先生方に話をうかがえたことは大変貴重だった」「さらにお話をお聞きしたいと感じた」などなど、たくさんのご意見をいただきました。

そんなご要望に少しでもお応えするべく、次回イブニングセミナーをご案内させていただきます。

「第2回 医学生のためのオンライン・イブニングセミナー」
 開催日:2021 年8月5日(木) 18:00-19:30
 会 場:オンライン(zoom)
 定 員:50名

お申し込みは こちら から

医学生からの要望の多い総合診療の分野から、当院初期研修を修了された総合診療プログラム専攻医の伊藤圭一郎先生をお招きして開催いたします。
たくさんのご参加をお待ちしています。

小児科初期研修の紹介

はじめまして。小児科の西迫です。臨床研修部で研修医の指導やEPOC2(卒後臨床研修医用オンライン臨床教育評価システム)関連に携わっています。
今日は当院小児科の初期研修の紹介です。

小児科研修は、1ヶ月の必修枠となっており全員が1年目に回り、研修の主体は小児科の病棟患者診療となります。医師になりたての立場で小さいお子さんの診察や手技を行うことに戸惑うかもしれませんが、チーム(指導医−専攻医−研修医)体制で指導となり基本的には単独での判断や、手技を行うことはほぼありませんので安心して臨んでください。

当院小児科の特色をいくつかご紹介しましょう。

①研修医向けの講義が豊富
昼の時間を使って専攻医を中心に担当する講義(ヌーンレクチャーなど)を行っています。講義の内容としては、小児に関する診断、治療学(初期診察、BLS、輸液など)、小児疾患・症候(気管支喘息、けいれん、)に加えスタッフからのコアレクチャーやBLSのシミュレーションも行っています。また、毎週1回の英語プレゼンテーションと月末の論文抄読会、症例発表の機会もあります。

②小児救急、小児集中治療の症例数が多い
当院小児科は今年こども救命センターを開設しました。病院間搬送チームによりドクターヘリ搬送も含め全道からの重症患者を受け入れており、救急外来での初診からICUにおける集中治療管理、post-ICUケアを行なっています。さらに集中治療学会専門医3名、日本麻酔学会認定医2名、AHA PALSインストラクター3名という市中病院ではほぼ全国でも類を見ないスタッフがそろっています。初期研修医中にICUで直接患者を受け持つことはありませんが、入院時や特に高度デバイス導入時などは、積極的にこちらからも誘ったうえで参加してもらっています。

上記以外に小児外来診察、NICUでの新生児診療、健診、予防接種も希望に応じて研修を行うことができます。開始時のオリエンテーションで目標設定が可能ですので、是非積極的に希望を伝えてください。

札幌は7月が最も過ごしやすく、街も美しい季節です。病院周囲の街中でも美しい風景はたくさんみつけることができますので見学の際はお楽しみに。朝晩はまだ肌寒く上着一枚の準備を忘れずにお越しください!

小児科 西迫(臨床研修部担当)