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第2回 医学生のためのオンライン・イブニングセミナーのご案内

みなさま、こんにちは。
7月15日に開催した第1回のイブニングセミナーは、好評をいただき終了しました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

終了後のアンケートで、第1部では「学生として難しすぎず、かつ臨床の現場ですぐ役立つような内容で大変勉強になった」「実際の現場でどのように判断しているのかを学ぶ機会は少ないのでとても勉強になった」「手稲渓仁会病院での研修(モーニングカンファレンス)のイメージが湧いた」「もっとレクチャーを聞いてみたいと思った 」や、第2部のトークセッションでも、「大変楽しかった」「採用試験が間近ということもあり、PGY1、PGY2の先生方に話をうかがえたことは大変貴重だった」「さらにお話をお聞きしたいと感じた」などなど、たくさんのご意見をいただきました。

そんなご要望に少しでもお応えするべく、次回イブニングセミナーをご案内させていただきます。

「第2回 医学生のためのオンライン・イブニングセミナー」
 開催日:2021 年8月5日(木) 18:00-19:30
 会 場:オンライン(zoom)
 定 員:50名

お申し込みは こちら から

医学生からの要望の多い総合診療の分野から、当院初期研修を修了された総合診療プログラム専攻医の伊藤圭一郎先生をお招きして開催いたします。
たくさんのご参加をお待ちしています。

小児科初期研修の紹介

はじめまして。小児科の西迫です。臨床研修部で研修医の指導やEPOC2(卒後臨床研修医用オンライン臨床教育評価システム)関連に携わっています。
今日は当院小児科の初期研修の紹介です。

小児科研修は、1ヶ月の必修枠となっており全員が1年目に回り、研修の主体は小児科の病棟患者診療となります。医師になりたての立場で小さいお子さんの診察や手技を行うことに戸惑うかもしれませんが、チーム(指導医−専攻医−研修医)体制で指導となり基本的には単独での判断や、手技を行うことはほぼありませんので安心して臨んでください。

当院小児科の特色をいくつかご紹介しましょう。

①研修医向けの講義が豊富
昼の時間を使って専攻医を中心に担当する講義(ヌーンレクチャーなど)を行っています。講義の内容としては、小児に関する診断、治療学(初期診察、BLS、輸液など)、小児疾患・症候(気管支喘息、けいれん、)に加えスタッフからのコアレクチャーやBLSのシミュレーションも行っています。また、毎週1回の英語プレゼンテーションと月末の論文抄読会、症例発表の機会もあります。

②小児救急、小児集中治療の症例数が多い
当院小児科は今年こども救命センターを開設しました。病院間搬送チームによりドクターヘリ搬送も含め全道からの重症患者を受け入れており、救急外来での初診からICUにおける集中治療管理、post-ICUケアを行なっています。さらに集中治療学会専門医3名、日本麻酔学会認定医2名、AHA PALSインストラクター3名という市中病院ではほぼ全国でも類を見ないスタッフがそろっています。初期研修医中にICUで直接患者を受け持つことはありませんが、入院時や特に高度デバイス導入時などは、積極的にこちらからも誘ったうえで参加してもらっています。

上記以外に小児外来診察、NICUでの新生児診療、健診、予防接種も希望に応じて研修を行うことができます。開始時のオリエンテーションで目標設定が可能ですので、是非積極的に希望を伝えてください。

札幌は7月が最も過ごしやすく、街も美しい季節です。病院周囲の街中でも美しい風景はたくさんみつけることができますので見学の際はお楽しみに。朝晩はまだ肌寒く上着一枚の準備を忘れずにお越しください!

小児科 西迫(臨床研修部担当)

全国学会での優秀演題受賞者のご紹介

みなさま、こんにちは。臨床研修部です。新たな変異株の脅威や、緊急事態宣言の延長によってオリンピックもついに無観客開催が決定するなど、コロナに関連した暗いニュースばかりが連日続いている中、少しでも当院の明るい話題をお届けしたいと思います。
見学やWEB説明会に来てくださる学生さんからお聞きする当院のイメージには、「研修医の先生が熱心」「教育熱心な指導医が多い」などなどがあります。今回、そんなイメージにぴったりなニュースです。当院の研修医の2名が、外科系、内科系のそれぞれの学会で優秀演題を受賞しましたので、紹介させていただきます。

まず一人目、PGY2伊藤大貴先生(北海道大学卒)
2020年10月に開催された第73回日本胸部外科学会定期学術集会
JATS Case Presentation Awards
 カテゴリー「心臓」
受賞タイトル「両肺動脈の高度狭窄・閉塞を呈した内膜肉腫の一切除例」

伊藤先生は、PGY1での受賞です。

二人目、PGY2千田晋太郎先生(慶應義塾大学卒)
2021年4月に開催された第118回日本内科学会総会・講演会
「医学生・研修医の日本内科学会ことはじめ 2021東京」

受賞タイトル「抗NMDA受容体脳炎との鑑別を要した Libman-Sacks心内膜炎を伴う 抗リン脂質抗体症候群の1例」

先日、賞状と副賞が届きました。

学生さんにとっても、どんな先輩がいるのか、気になるポイントかと思います。
伊藤先生は6/15に開催した飯塚病院さんとの合同説明会に参加、千田先生は7/15開催予定のイブニングセミナーに参加予定です。こちらのセミナーは明日12日(月)が申し込み締め切りとなっています。まだ間に合いますので、ぜひご参加ください。

7月開催! 医学生さん向けイベントのご案内

みなさま、こんにちは。臨床研修部事務局です。
先週6月18日金曜日、福岡県の飯塚病院さんとの合同イベントが無事終了しました。ご参加いただいた医学生のみなさまには、大変ありがとうございました。
後半のブレイクアウトルームセッションでは、医学生の方から「学校の単位取得もあって、なかなか遠方の病院に見学に行けない」「病院実習にも行けていない・・・」などという悲痛なお声をお聞きしました。そんな医学生の方に、今回ふたつのイベントをご紹介させていただきます。

①北海道庁主催 「道プレ!~北海道の臨床研修病院合同プレゼンテーション2021~」
 開催日:2021 年7月11日(日)10:00 開場  15:00 まで
 会 場:オンライン(oVice)
 参加病院:北海道内の臨床研修病院52病院

 詳細・お申し込みは こちら から

そして、コロナ禍での特別企画、当院臨床研修部が開催する今年度初のオンラインセミナーです。
第1回は、当院の循環器内科佐藤宏行先生から見逃してはいけない疾患No.1、急性冠症候群(ACS)について、救急外来における診断・初期対応をマスターできるようご指導いただきます!

②「第1回 医学生のためのオンライン・イブニングセミナー」
 開催日:2021 年7月15日(木) 18:00-19:30
 会 場:オンライン(zoom)
 定 員:80名

お申し込みは こちら から
申し込み締切:7月12日(月)※定員になり次第、締め切らせていただきます。

<第1部>
当院循環器内科佐藤宏行先生によるレクチャー
「ケースで学ぶ:急性冠症候群(ACS)」
当院で毎朝行っている研修医のための参加型レクチャー(Morning Report)をオンラインで開催予定!研修医になった自分をイメージしながら一緒に学びましょう!
<第2部>
医学生×研修医トークセッション
当院の研修プログラムの特色やマッチング対策、北海道研修の魅力についてなど少人数グループに分かれてお話します!

循環器疾患を学びながら、当院スタッフ医師、当院の現役研修医を身近に感じていただける機会となれば幸いです。当日は、どうぞカジュアルな服装でお気軽にご参加ください。
たくさんのご参加をお待ちしています。どうぞよろしくお願いいたします。

朝活で成長できる病院

初めまして、手稲渓仁会病院初期研修医2年目の浅井と申します。本日は、当院研修プログラムの特徴であるモーニングレポート(以下MR)について話していこうと思います。

当院初期研修医は平日の朝7:30から8:20までMRという時間が設けられており、各科や先輩の先生方がレクチャーしてくださったり、海外にいらっしゃる先生が英語で症例検討会をしてくださったりします。また、年に1人あたり最低2回、自分の経験症例を発表する機会があります。

レクチャーの内容は、例えば胸痛の鑑別と診断アプローチであったり、けいれんの救急対応であったり、ステロイドの使い方であったりとさまざまです。内容が実用的で、仕事の出来に直結します。また、働き始めてから座学の機会が減ったというのもあり、非常にありがたいです。

私は一回聞いただけでは結構忘れてしまいがちですが、MR後はアプリの専用チャンネルで資料を共有していて、「これMRでやったけどなんだっけ?」っとなった時にも、すぐ読み返すことができます。なんと便利!

初期研修医による経験症例の発表は、お互いの勉強になります。立場が一緒なので目線が合っていて、思考過程で共感できるところが多く、自分が知りたいと思ったことを発表者が調べてくれていたりするからです。

私も先日症例発表をさせていただいたのですが、発表までの過程がとても勉強になりましたし、同時に普段いかに自分が適当に勉強しているか分かりました(笑)。

MRは、基本的に1年目向けの内容で1年目の参加が必須とされていて、症例検討会や英語のレクチャーに関しては2年目も参加が必須となっています。

朝は回診やカンファレンスの準備で忙しいため、正直面倒だなと思う日もあり、MRが急遽休みになった日は「明日はゆっくり寝られるぞ」と喜んだりもしますが、こういう日々の積み重ねが大事だと思っております。

今日も1日頑張って行きましょう(^O^)

臨床研修部
浅井 佑介

内科専攻医プログラム合同説明会・手稲渓仁会病院 内科専門研修プログラム説明会のご案内<WEB開催>

みなさま、こんにちは。
初期研修修了後の進路を視野に入れつつ、研修先を探されている方も多いと思います。
そこで今回、北は北海道から南は沖縄県まで全国7病院が集まって、はじめて内科専門研修プログラムの説明会を開催する運びとなりましたので、ご案内させていただきます。将来内科を志望されている方、内科に興味のある方は、この機会にぜひご参加ください。たくさんのご参加をお待ちしています!

<合同説明会>
日時:2021年6月5日(土) 13:00 スタート

お申し込み特設サイトは こちら から

そして、合同説明会終了後の15:30より、第2部として当院の個別説明会を開催いたします。途中の入退室OKです。こちらもお気軽にご参加いただければ幸いです。

<当院の個別説明会>
日時:2021年6月5日(土) 15:30~16:30
当院参加:指導医、スタッフ医師、専攻医
開催形式: zoom

問い合わせ先:minamiki-yu@keijinkai.or.jp

少人数制の病院説明会を開催します!

みなさま、こんにちは。
今回は、昨年度大変好評をいただきました、臨床研修部主催の少人制病院説明会開催のご案内です。
病院説明動画はレジナビサイトや当院ホームページでご紹介させていただいていますが、「見学に行きたくても行けない」「もっと当院のことを知りたい」「直接指導医や研修医に聞いてみたい」という方は、この機会に是非ご参加ください。

手稲渓仁会病院臨床研修部 2021年度第1回オンライン病院説明会
日時:5月31日(月) 18:00~19:00
対象:医学部6年生、既卒生
内容:それぞれのご質問に指導医・研修医がお答えします
定員:7名(先着順)
申し込み〆切:5月27日(木)※定員となり次第、締め切らせていただきます
開催形式:zoom

お申込みは こちら から 

心よりご参加をお待ちしています。
どうぞ宜しくお願いいたします。

本説明会に関するお問い合わせ先)
臨床研修部 事務局 tkh-junior-resi@keijinkai.or.jp

飯塚病院さんとの合同企画『これからマッチングに向かう医学生へ』を開催します!

みなさま、こんにちは。
6月10日からマッチング参加登録が始まる中、コロナの再拡大で病院見学なども十分にできない方も多いと思います。
そこでこの度、福岡県飯塚病院さんとの合同イベントを下記のとおり開催する運びとなりましたのでご案内させていただきます。
日本の北と南の指導医・研修医・事務局がタッグを組んでお届けいたします。
たくさんのご参加を心よりお待ちしています!

・開催日 :6 月 18 日(金)18時~19時20分頃まで
・対 象 :医学生(主な対象:2022年、2023年卒業予定者)、
     初期研修医、参加希望者
お申込みは こちら から
申込み〆切:6月16日(水)

WEB講演会のご案内『どのようにして自分に合った 初期臨床研修病院を選ぶのか?』

医学生のみなさま、こんにちは。
いつも臨床研修部ブログをご覧いただきありがとうございます。

当院産婦人科に以前勤務されていた、沖縄県の友愛医療センター(旧豊見城中央病院)の比嘉健先生がご講演されるWEBセミナーが開催されます。

日時:2021年5月11日(火)19:00~20:15
テーマ:どのようにして自分に合った初期臨床研修病院を選ぶのか?〜マッチングを乗り切るために〜

比嘉先生のご経歴、セミナーの詳細はご案内PDFよりご確認くださいませ。

是非ご参加いただければ幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。

当院卒業生の朗報

みなさま、こんにちは。臨床研修部です。
今年度もどうぞよろしくお願いいたします。

桜の開花はまだまだ先の北海道の春ですが、このたび大変嬉しいニュースが届きましたのでご案内いたします。当院の初期研修出身で、現在専攻医の2名の進路が、下記のとおりアメリカの研修プログラムに決定しました!

まず1人目は、外科専攻医2年目の塚越隼爾先生です。医学生の頃から米国における心臓血管外科の研修を強く希望していました。今回、University of Texas Medical BranchのVascular Surgery Residency Programにマッチし、7月からプログラムを開始される予定とのことです。

憧れの塚越先生(左)と最後の記念撮影をする後輩原田先生(右・PGY1) ※5/14撮影

2人目は、救急科専攻医3年目の福田茜先生です。Texas Tech University Health Science Center El Pasoにマッチし、3年間救急Residency Programの一員として勤務されます。その後は、そのままフェローシップに進む予定で、福田先生からは『当院で同じような夢に向かって働ける仲間に出会えたことについてとても感謝している』とのコメントをいただいいております。

海外留学や海外で働きたいという夢を抱いている研修医が当院には多く在籍しており、今回のように実現している方もいます。当院では、英語でのレクチャーやOSCE、Case Western Reserve Universityへの留学支援等も行っており、多様な経験をお持ちの先輩や指導医からもさまざまなアドバイスを得られる機会がたくさんありますので、ぜひ一度見学に来ていただければ幸いです。