新たな転倒転落スコアシート【定山渓病院看護部ブログ】
雲ひとつない青空がきれいな定山渓の夏の朝の写真です。
なぜ、夏の写真かといいますと白くうっすらと映っているものが、
たびたび話題にしていますがここ数年、当院は患者層が変化しています。
社会情勢の変化に伴い高齢者や認知機能低下の方の入院が増えました。
そのような中で1999年~抑制廃止宣言を掲げている当院の取り組みを、先の発表などで知っている方も多いと思います。今でこそ抑制を行わない医療機関は少なくないですが、当時は先駆的な宣言でした。慢性期.comの取材 (リンクしていただくと抑制廃止宣言のことは、もう少し詳しく書いています)
看護・介護者のリスクアセスメントは重要です。それを個人の力量のみに頼るのではなく、共有のアセスメントツールを使用し、リスクの共有を図ることは予防のために重要と考えています。
元々使用していた転倒転落スコアシートがあったのですが、患者層の変化に即した新たなものが必要と考え、昨年末から3人のワーキングチームで検討し、テスト使用を経てやっと完成しました。
さて、最初の写真の答えですが、撮影した
階の部屋の蛍光管の影でした。一瞬でも、“未確認飛行物体”と思った方がいたでしょうか?
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N・Tao
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