2020-10-09

病院へ出張で来ている理容師【定山渓病院看護部ブログ】

紅葉はまだですが、風が冷たく朝の換気 kanki_window_woman.png も三つある窓のひとつだけを開ける日が多くなりました。
病院に来ていただいている理容師さんを取り上げようと思います。
その前になぜ“床屋”さんというかをGoogleしてみました。
江戸時代に板や竹を組んで簡易に床を張っただけの店や屋台のような店を床店と呼び小間物や化粧品、古本屋など様々な業種があったそうですが、その中でも髪結いが一番多く、のちに職業を表す屋を付けて“床屋”と呼ばれ、現在の理容店の呼称になったそうです。(諸説ある中のひとつです)
以前、理容室 building_barber.png が院内で営業していたこともありましたが、現在は出張理容の方に来ていただいています。
各病棟月回なので回来院しています。
高齢roujinsya_couple2.pngの方、認知機能低下の方、時には意識障害の方やベッドから離れることが難しい方 nyuin_online_menkai_man.png など、どのような患者さんにも対応して散髪を行っていただいています。
事前予約していますが、予約していても発熱など急に体調不良になったり、認知機能低下の方が落ち着かなくハサミを入れるのは難しい時などもありキャンセルすることもあります。
一方で、「家族 family_shopping_bag_eco_small.png が面会に来るのでその前に」「リハビリ medical_rigaku_ryouhoushi.png の時間はさけてください」「その日1番に行ってください」などの希望もできる限り対応してくれます。
また、患者さんの予定に合わせて散髪 hair_tokoya_hage.png 後に入浴ができるような時間配分を病棟とのコミュケーションをとることで行えています。
今回、いろいろお聞きしました。
理容師のさんは、24年前から当院で始められ、当初2名でしたが13年前からはひとりで行っています。他にも病院1件と高齢者施設1件、在宅対応など出張理容専門だそうです。
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この日は、ちょうどお昼の時間で、先生が散髪に来ていました。
基本的には、患者さんのために来ていただいていますが、要望があれば昼休みや勤務時間外の職員にも対応しています。
            N・Tao