3月の大雪から思う!【定山渓病院看護部ブログ】
札幌が今期1番の降雪という日が3月に入ってからありました。
2021年3月2日病院5階の窓から
2021年3月5日病院5階の窓から
晴れていると稜線もわかり、素敵な景色です
住宅街が途切れた後、定山渓までの6~7kmの国道 230号線は、いつもは除雪が素晴らしくきれいで道幅も広いのですが、その日だけは除雪 が追いつかなかったようで、バス も運行に苦労していました。
私は、バスを降りた後に家族の車に乗車し自宅へ向かっていたところ、埋まってしまい ました。右車線に車線変更をするところだったので、道の真ん中で動かなくなり、すごく焦りました。
その時、見ず知らずの方が「押しますよ」と親切に声をかけてくれて、別なトラックの方は、スコップ を持って走ってきてくれて、タイヤ の周りを掘って、誘導してくれました。このような困った時の親切は身に沁みます。止まったら、また埋まる可能性があるので車が動いた後に感謝 の気持ちを十分伝えられていません。
以前、先人の言葉に「受けた親切に対しては、その方ではなくても次に誰かに親切にすることで返すことになる」という意味のことを聞きました。車に関することでなくても、これからは、もっと意識していかなければと改めて思いました。
同じように、私達看護師も先輩に教えてもらったことを後輩に伝えることで、先輩への感謝になるのだと、ずいぶん前に教えられたことを思い出しました。
3月は卒業 があり、4月に始まるあらたな生活の準備で、わくわくと不安が交叉していることも少なくないと思います。
看護部も4月に迎える新入職員の準備が始まり、研修プログラムが出来上がりました。もちろん受け入れ病棟も同様で、指導体制を整えるべく病棟師長は、奮闘しています。
今年度は、コロナ 禍で臨地実習ができにくいという状況で、各学校でオンライン など工夫を凝らしてカリキュラムを修了し、国家試験を終え、私達の仲間となっていただけます。
楽しく、やりがいを持って働き続けられる環境で迎えられるよう、私達も自分の役割の中で考えていかなければならないと思います。
N・Tao