曇った お天気が多いと思ったら、20℃近くの気温になるなど、変化が激しい日々です。
桜 がとてもきれいな時は、あっという間に過ぎました。
先日、看護部長 と話をしているときに、“誤解”について話題になりました。
謝罪をするときなどに、気軽に「誤解を招くようなことをしてしまって」と言う事があると思います。
『誤解』とは、「意味を取り違えること」「思い違い」(広辞苑)、「まちがって理解すること」(明鏡国語辞典)です。
『誤解を招く』には、「間違った理解や解釈をされること」という意味があります。
つまり、「言い方が悪かっただけで、間違っていない」という意味が含まれています。
自分の誤りに気づいた時は、言い方を謝るのではなく間違いを謝ることが大切なのだとわかりました。
同じような意味を持つ言葉として、『李下(りか)に冠を正さず』があります。
これは、李(スモモ) の木の下で、手を挙げて冠(かんむり)を直したら、スモモを盗もうとしているのではないかと疑われるという意味です。
そこから、「疑惑を招くような行為は避けるべきという例え(明鏡国語辞典)」に使われます。
このことから、「言葉はその意味を正しく理解したうえで発することが大切」という事を、改めて学びました。
言葉の持つ意味の重さを考ていくと、人には心に残る言葉があると思います。
私が心に留めている言葉に、マザーテレサ の
「5つの気をつけなさい」があります。
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
私は、思考を変えれば運命を変えられると説くこの言葉に共感し、自席の机に置いて、時々見ています。
N・Tao