当院では、防災委員会が中心になり、災害時の活動を考えています。
毎年、年2回の避難訓練に加え、私たちが実際にどのように行動するのかを
アクションカードを用いて、避難のシミュレーションなどを行っています。
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防災委員会の様子(
副院長も「どれどれ」と参加しています)
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「ここに何号室の〇〇さんを避難させて…」複数人でアセスメントしながら実際にマグネットを動かします。
以前にもご紹介していますが、当院田中看護部長は、Ezo看(北海道災害看護支援コミュニケーション)に所属しています。
防災委員会でも活動し、このシミュレーションの大枠を考案し、防災委員が具体的に行動し、
情報共有と学習を重ねています。
先日、看護部の研究の指導していただいている(2020年にアップした 研究研修! )
坂東さん(日本赤十字秋田看護大学大学院博士課程在http://jyouzankei-kango.seesaa.net/article/475444481.html学中)が来院されました。坂東さんは、Ezo看にも所属しています。
今回は、学生への講義の参考にするため田中看護部長のもとを訪れ、実際にアクションカードを用いたシミュレーションに関する当院の取り組みを聞いていかれました。
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大きな模造紙に院内の避難経路を書き込み、私たちや患者さんに見立てたマグネットを動かして
シミュレーションします。
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防災委員のひとりは、「頭の中に院内地図が浮かび、マグネットが自分だとしたら、このように動けばいいんだ」と具体的なイメージが出来たと話していました。
N・Tao
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