認定看護師を目指す方の研修【定山渓病院看護部ブログ】 

 北海道医療大学daigaku_toudai.png認定看護研修センターで学んでいる、感染管理認定看護師の研修生2名が9月2日~10月15日までの約1か月半当院で実習を行っています。
7か月間の研修の一環で、今回研修されている2名の方は、札幌市外から学びに来ているとのことです。IMG_3213トリミング.jpg
認定看護師とは、日本の医療tatemono_hospital2.pngの高度化に伴い専門分化が進み、より高度の専門知識が要求される中、看護の役割の重要性は増し、高い看護ケアの提供のため各専門領域に特化した知識と技術を身につける必要性から、1995年に臨床経験5年以上の看護師を対象に認定看護師制度が新設されました。日本看護協会では、現在21分野(将来的にはかたちを変え、19分野になる予定)の認定看護師がいます。
日本看護協会のHPには、「特定の看護分野における熟練した看護技術及び知識を用いて、あらゆる場で看護を必要とする対象に、水準の高い看護実践の出来る認定看護師を社会におくりだすことにより、看護ケアの広がりと質の向上を図ることを目的としている」と記されていました。
当院の感染管理認定看護師小池師長にお話を伺いました。
感染管理分野は、昨年来の新型コロナウイルスvirus_corona.png感染症はもちろん、
それ以前からのインフルエンザをはじめとするさまざまな感染症に対して、感染予防と抑制を行います。
感染予防では、ワクチンスケジュール調整、正しい手洗い、
防護具のmedical_ppe_man5_goggle.png使用方法などの職員教育、院内ラウンドによる対策実施の監視を行っています。IMG_3219トリミング.jpg
ICT(院内感染対策チーム)のラウンドに同行されました。  IMG_3221トリミング.jpg
感染抑制では、感染症発生を早期に発見し、適切な対策を講じることでアウトブレイク防止をめざし活動します。これらの役割を自施設で担うため研修会や、日々の啓蒙のために委員会活動などで、スタッフ育成などを行っています。
現在研修中の2名の方は、研修を修了すると、このような役割を勤務されるところで担われ、活躍されることと思います。
研修生の指導はもちろん、小池師長が行っています。 IMG_3210トリミング.jpg
                           N・Tao