2023-06

院内デイケア!!  再開しました。【定山渓病院看護部ブログ】

今日は、再開した院内デイケアをご紹介しようとおもいます。

院内デイケアとは、具体的には何をするところでしょう?

入院生活は、治療や療養ために必要なことです。一方で普段の生活とリズムが違うことによるストレスが生じやすく、夜間の不眠や情緒の不安定、時には一時的な認知障害の原因になってしまいます。

そこで、日中の時間を利用して、行事やレクレーションに参加することで、生活のリズムを取り戻し、活性化や精神的安定を図ることを目的に院内デイケアを行います。

2021年に3か月間プレ運用し、ワーキングチームで話し合いながら人員体制やプログラムを修正していきました。その後感染状況もあり中止していましたが、COVID-19の感染症分類5類への移行を受けて再開しました。

イメージ写真(引き伸ばしたら、ピンボケになってしまいました)

デイケア詳細
方法:集団・小グループ・個人でレクレーションや会話を楽しんだり、ひとりで過ごすのもOK
対象者:当院に入院している方で、デイケア室に移動が可能な方
開催場所:1階デイケア室

日時:月曜日から金曜日10:00~14:30出入り自由とし、リハビリや入浴などを優先しています。

風船バレーやパズル・碁・TV鑑賞など色々行っています。

先日は、新たに足湯の日を開催し、

イメージ

園芸なども楽しむ予定です。
これからも参加者の希望を取り入れ、どんどん新たなことに取り組んでいく予定と聞いています。
継続して、このブログで様子を紹介できればと思っています。

 

N・Tao

「ジャネーの法則」を知って、時間に思いを馳せる!!【定山渓病院看護部ブログ】

札幌市南区にある札幌軟石の採石場跡地を利用した公園“石山緑地”

 

 

外を見ると暖かな日差しの日が多くなりました。

 

2023年のスタートがついこの間のように思っていましたが6月となり、もう少しで2023年も半分を迎えます。

よく「1年があっという間に過ぎるね」と話すことがありませんか?

その理由として有名なのが、「ジャネーの法則」という心理的現象によるものだそうです。 この法則は「人生のある時期に感じる時間の長さは年齢の逆数に比例する」というもので、同じ1年であっても、10歳の子供にとっては人生の10分の1であり、60歳の大人にとっては60分の1です。 年齢に対する比が小さいほど短く感じられるので、加齢によって体感する1年、時間が短く感じられるようになるということだそうです。

“年”ではありませんが「時間」を考えると、同じ1時間でも、後の

講義の眠い時の1時間と、

「血圧を測りますね」「体調はいかがですか」

 

 次々とケアを行っているときの1時間では、体感する感覚が違います。

 

 

看護師のみならず、4月入職した職員は特に感じているころではないでしょうか?

今は、先輩と一緒に行動することが大半だとは思いますが、いずれ自分1人で1日のスケジュールを組立、「次何々をします」と優先順位を決めて勤務時間の中で行動をしていくことになります。

やらなければならないことは沢山ありますが、終業時間は原則16:55です。そこに向かって、効率的な時間の使い方をしたいと、ベテランになっても思います。

N・Tao

高校生のふれあい看護体験Vol2 with看護の日【定山渓病院看護部ブログ】

5階の窓から、この日はお天気が良かった!!

 

 

6月に入り季節は初夏で、定山渓の山の緑も少しづつ鮮やかになってきました。

 

体力をつけて、免疫力アップの図

 

とは言え、気温はまだ低く体調管理に気を付けなければと思う日々が続いています。

5月24日(水)に今年度2回目の「ふれあい看護体験」 を行いました。
札幌市南区澄川にある札幌新陽高等学校に通う9名が来てくださいました。
9:30~15:00までの短い時間ではありましたが、いろいろな経験をしてほしくて、ギュッと詰まったスケジュールでした。

5月11日に続き、2回目の開催なので、今回は少し具体的にご紹介します。

 

当院送迎者で到着すると前日までに準備した病院ユニフォームに着替えました。

梅津看護部長

 

9:45 看護部長からごあいさつ 、続いて当院の紹介やキャリア支援などのお話をしました。

看護部長の話を真剣に聞いています

講義の様子

 

その後 感染予防について の動画視聴で基礎知識を学び、いよいよ病棟にに向かいます。

 

10:40  病棟担当者と共に病棟に移動し、「ふれあい看護体験」スタート!

患者さんのお話を聞いています

 

参加者交代で車いす乗車の体験

 

手浴、車いすやストレッチャー、

 

 

 

バイタルサイン測定 、食事介助場面の見学などを、病棟毎に工夫を凝らした体験で、飽きることなく楽しく過ごしてくれたと思います。

 

イメージです

 

13過ぎ:お昼休憩で、お弁当を食べた後に懇親会を行いました。

 

懇親会は、高校生と病棟スタッフでグループを作り、座談会形式で体験や感じたこと等を1人ずつ気軽に話していただきました。

 

いくつかご紹介すると

「とても楽しかったです。看護師さんたちがとても優しく接していたところが良いなと思いました。」「進路に迷っているけど、看護もいいかもと思いました。」「病院には医師や看護師だけではなく、たくさんの職種がいると思いました」等の感想・キャリアで考えていること等が聞かれました。

病棟担当者からも自身が「なぜ看護の道を目指したか」など、数年前のフレッシュな思いを交えて語り、楽しいひと時になりました(若さに圧倒された感じもなきにしもあらずです…(笑)

N・Tao 

地域活動のひとつ・恒例になりつつある、まちの保健室!!【定山渓病院看護部ブログ】

当院では、地域住民の皆さんへの看護相談への窓口として「まちの保健室」を開催しています。昨年7月から定山渓まちづくりセンターを会場として、月に1回、15日の10:30~11:30で行っています。

「130/78ですね」

 

「まちの保健室」では、地域に住む“やまびこクラブ”に所属している約20名の方(やや高齢の方~高齢の方まで様々)に健康に関する講話をきいていただき、血圧測定や簡単な健康相談などを受けています。

 

「フレイル外来というのを始めました」と紹介

講話のテーマは、「骨粗鬆症って何?」「検査データはどう見て、どう活かす?」「最近よく耳にするフレイルとは、なんだろう?」「お薬との上手な付き合い方」など多彩です。看護職はもちろん、医師・薬剤師、管理栄養士、リハビリテーション担当の各療法士など多職種が順番に行っています。

今月の健康講話『難聴を放置すると!? 認知症予防最大のカギは「きこえ」にある!』 言語療法士千葉さんより

「まちの保健室」の活動は、地域住民と専門職との橋渡しを、

院内1階に事務所がある 職員の北條さんが、当院担当の企画推進室課長の塚本さんと連携して行っています。

参加希望の方は、北條さんが窓口となっていますので連絡(☎598-3311)いただければと思います。

病院敷地内にそっと咲いていた1輪のチューリップ

N・Tao