定山渓病院 副院長 医師の笹岡彰一先生をご紹介します♨️
診療科は内科で、ご専門は呼吸器内科です。
入院患者さんはもちろん、外来では現在[木曜午前]と[金曜午後]をご担当されています。
札幌市医師会南区支部だよりに先生が寄稿された記事が掲載されました。
ぜひ、ご覧いただけますと幸いです😊
(記事全文)
第40号 南区支部だより 令和6年12月20日
きになるニュース、そして。
笹岡 彰一
2024年5月の朝、南区の国道の道路脇にアスパラガスが生えているというニュースを見ました。通勤途中の場所ではないですか。藤野の国道に並ぶ商業ビルがなくなるあたりです。実際にニョキっと飛び出た緑の植物が車窓から見えました。アスパラだ。ここから簾舞・豊滝・小金湯を過ぎると定山渓です。長年の道路拡幅工事が終了して、昨年ようやく温泉街まで片道2車線になりました。余程の事態がなければ渋滞はありません。途中の豊滝に除雪ステーションがあるので、冬季は真っ先に除雪されます。ありがたいことです。早朝など鹿やキツネがまれに横切るのはご愛嬌です。
定山渓は果ての果てのように感じますが、札幌中心部を抜けると案外時間はかかりません。開発局資料には拡幅工事は約50分の短縮効果とあります。定山渓病院の始業時間が少し遅いのも助かります。
病院の紹介をさせてください。身体抑制ゼロのパイオニアであり、病院機能評価の慢性期病院第1号認定がされています。現在、70人以上のリハビリスタッフが高齢患者とのコミュニケーションをとり、廃用防止と嚥下機能回復に尽力して退院支援に繋げており、訪問看護ステーションを開設して在宅ケアの拡充を進めています。最近の話題は、病院屋上に温泉手湯足湯が完成したことで、テレビ放映されました。職員の間で温泉マイスター資格取得がブームになったとか。もともと院内には大浴場があり、天然掛け流し温泉で職員も入浴できます。もし、病院見学を希望されるなら大歓迎でご案内いたします。そのまま温泉旅館で一泊はいかがでしょうか。
さて、アスパラ。しばらくして間近で見ました。アスパラが成長するとどうなるのか、ご存知ですか。茎から多数の枝がもじゃもじゃと生えて、まるで木のようです。患者への支援も樹木のように枝が伸びて適切に臨機応変に医療・看護・介護・リハビリなどが提供できるよう地域連携が構築できればと思いました。
(渓仁会定山渓病院)