先日、三重県の友人から「家の周りに粉雪が降りましたー」とLineが来ました。
ありますが、降雪確率が高いと、「また雪か」と気が重く感じられます。
こんな雪の中ですが、定山渓病院では雪の降らない国から、
“外国人技能実習生”を迎えることになりました。
12月に成田に到着し、1ヵ月ほど伊豆で過ごし入国後研修や健康診断を終えて、1月末から
外国人技能実習制度とは、発展途上国の若者を日本の企業で受け入れ、実際の実務を通して実践的な技術や技能・知識を学び、帰国後母国の経済発展に役立ててもらうことを目的としています。
昨年末に梅津看護副部長が、実際に病棟で指導に当たる介護福祉士や師長・主任に講義を行いました。
加え、住居や生活必需品などのハード面と、コミュニケーションの方法や日常生活のルール、
講義資料の中に「なるほど」と思う事がありました。
日本語の勉強は標準語でするので「~です」「~します」のように言わなければ、わからないという事です。「明日、休み?」のような、友達言葉はわからないとのことなので、「明日は休みですか?」と聞くことが必要です。
また、ミャンマーの方に限らず、外国の方は「Aさん」と「さん」を付けて相手を呼ぶ習慣がないので、「A」と話しかけてしまうという事でした。英語で「good morning A」は当たり前ですが、日本で「Aおはよう」というと“呼び捨て”になるので、年上である患者さんには失礼になってしまいます。
このような私たちの“当り前”を理解してもらうのも最初は、大変だそうです。
ミャンマージュエダゴン・パゴダ(ヤンゴンに建つ金色に輝くの寺院)
ミャンマーの方は仏教の教えから穏やかでまじめ、勤勉で親日的といわれています。
ぜひ、外国人技能実習制度の目的に沿った技能実習を行うことがスムーズに進み、知識・技術を
得ることが出来ることを願います。
また、雪のない国から、札幌市で一番雪が多いといわれる南区に在住するのですから、冬の遊びをはじめ、札幌の季節の移り変わりの景色をみて、北海道の美味しいもの を食べて、数年間を楽しく過ごしていただけるといいなあという思いでいっぱいです。
このテーマは、技能実習が始まったら、第2弾・3弾とシリーズでお伝えしていこうと思っています。