暑い暑い夏になりました。
暑さは、毎年毎年のこととはいえ、ある年のデータでは、エアコン普及率の少ない北海道 が屋内熱中症の発症率が全国1位だったそうですから、
対策が必要です。
先日、自席のあるTQM室の環境チェック表を同室者と協力して作成してみました。ちなみに作成した日は室温30℃湿度48%でした。
積極的な水分摂取、扇風機 の活用などで乗り切ろうと思います。
TQM室は5階にあり、先日、お隣の訪問看護「エール」
(4月に紹介しましたhttp://jyouzankei-kango.seesaa.net/archives/20210421-1.html、クリックしてみてください) の師長からさくらんぼの差し入れ が、ありました。「とても甘くて、おいしかったです」
ところで、
「TQM(Total Quality Management)室とは、何をするところか?」
2年前の2019年4月にできた部署で、実は院内でもまだよくわかっていない
スタッフもいるかもしれません。
一般的に言われているTQM(Total Quality Management)とは、1980年代後半から1990年代初頭に多くのアメリカの企業で導入され、日本では製造業がバブル崩壊後の不況下でアメリカの復活の原動力の研究の中で注目し、1996年頃から導入されてきました。
医療の場面でも「全員・全体で、医療・サービスの質を継続的に向上させる」という考え方です。
当院のTQM室は、病院長直下の部署で、TQM室長は副院長が兼務しています。
TQM室では、医療安全業務を核にそれに関係する様々な業務を行っています。
例えば患者・職員満足向上、5S活動、多職種にかかわる業務改善の指針、
マネージャーのひとりに感染管理認定看護師さんが在籍していることもあり、感染対策に関連したさまざまなことも業務のひとつです。
担当マネージャーは2名で開始して、2021年4月にマネージャーが1名増え、
3名体制になりました。
すべて部門長・部署長経験者の医療職で構成されています。
マネージャーのひとりさんに
「開設後3年目を迎え、マネージャーも増えて、今後の目標や行っていきたいことなどありますか」とお聞きしました。
「今年はサービスの質向上に対して、現場スタッフの声を活かせるように、職員の疑問・提案などを集約する方法を検討し、提案する事を目標に設定して取組んでいます。今まで以上に、現場に足を運んで行きたいと思っています。」とのことでした。
多岐にわたる役割のため、さまざまな思い・考えをお持ちですが、今回は一言にまとめていただきました。
最近変えた部屋の表示と在室確認掲示板
TQM室では、5名が仕事をしています。
3名の担当マネージャー以外の2名は別な業務をしています。
在室確認掲示板にも記載していますが「お気軽に」いらしてください。
N・Tao