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新卒・新入職員フォローアップ企画【定山渓病院看護部ブログ】

雪解けが進み春の訪れが間近になりました。

新卒・新入職員への教育支援体制は、昨年度から少しずつ体制作りを進めてきました。

副看護部長とともにローテンションする病棟へ

 

昨年の夏には、所属病棟とは違う病棟で1週間看護体験をする、ローテーション研修を開催しています。

 

 

 

病棟師長からオリエンテーションを受けて始まります

 

ある2年目看護師は、終了後のリフレクションで、同じ慢性期病院の中でも病棟ごとの特徴を捉え、患者の特色に沿ったケアの体験をしたと、目をキラキラさせて語ってくれました。

 

 

講師デビューの川渕主任

12月は、支援のひとつとして、新卒2年目を対象として、

看護過程研修を行いました。参加者からは「学生のころのようにじっくり考えてケアプランを立てることができてよかった」等の感想が聞かれました。

一緒に入職したみんなとグループワーク「研修だけど楽しい!」

日々、忙しく過ごし部署からも頼りにされる存在になりつつあります。学習機会とともに同期と過ごすひと時の時間がリフレッシュになりました。

N・Tao

少しづつ進む5S活動【定山渓病院看護部ブログ】

2月末のある日の朝、5階の窓からの山と温泉ホテル ! 青空に春の近さを感じます

 

5Sプロジェクトが発進し、昨年7月からの長い準備期間を経て、いよいよ本格的に始動ゆっくりですが活動の成果が見えてきました。

各部署の余剰在庫品を提出してもらい整理しました。この活動によって、自部署にあった「これ、いつ使うんだろう?でも捨てるのもなあー」という在庫品を他部署で活用できる可能性が出てきます。

また、以前は病院主催で行事が開かれ、リハビリテーション を兼ねたレクリエーションを行っていました。その時に使用していたグッズが沢山あります。

 

けん玉を置いているかごも手作りです

ジグソーパズルは作ることを楽しんでから、バラしてまたつかいます

手芸用グッズ

ここ2~3年は、コロナ禍に伴い、集団で活発にする病院行事・レクレーションは形を変えました。

そこで、5S活動としてレクリエーショングッズを集約することで、部署単位で使用できるような仕組み作りを、始めました。

 

 

また、2月には“今日の5Sさん”と題して5S活動紹介の第1回を院内に発信しました。。

余談ですが5Sといえば、昨年就任した経営管理部長は“ミスター5S”という別名があるとかないとか…

N・Tao  

高齢者の実際を体験する【定山渓病院看護部ブログ】

高齢になると、身体的にも精神的にもなんらかの変化が生じます。

今の自分からはどんな変化か想像できないものです。認知症ケアリンクナース会では「自ら体験することで加齢変化を理解し、ケアや指導につなげる」を目的に高齢者体験を実施しました。

高齢者体験グッズ を使用し、体験前に高齢者の視え方、聞こえ方の確認をしました。

「前が見えない」

その後2グループに分かれて、グッズを装着したまま廊下や段差の歩行、車いす乗車体験、飲水体験、財布から小銭を取る、本を読むということを実施しました。

 

 

 

「曲がり角どこ?」 触って確認します。

「下の段がわかりません」

「えーっと…読めないわ」

 

 

 

 

 

 

「100円玉がつかめない」手袋をはめてコインをつかもうとする感覚と一緒でした。

体験した後の感想・意見では「下を見ながらじゃないと歩きづらい。でも今まで患者さんに「危ないから上を見て歩いて」と声をかけていたと思う」や「横から声をかけられてもわからない、回りこんで視界に入ってほしい」、「先を見越した声かけをしてほしい」など、まだまだたくさんのことがありました。

 

 

 

今回、高齢者体験を実施したことで、相手に寄り添ったケアを考えることにつながり、ケアプランや現場へ戻ってからスタッフへのOJTへ活かせると思います。

今回のブログは、松山副看護部長の原稿、大高(麻)師長の写真です。

編集は私ですが、看護部内のみなさんの協力のもとに「定山渓病院看護部ブログ」はアップ出来ています。

N・Tao

動画研修とweb会議室 【定山渓病院看護部ブログ】

当院には、web会議室が3部屋あります。

コロナ禍でのオンライン会議やオンライン研修に対応すべく、院内の設備を整えました。

1人から2人で受講・会議参加をします

看護部では看護協会や手稲渓仁会病院主催の研修を受講したり、それぞれの自己研鑽のための動画視聴や法定研修などにも対応しています。

「研修」か「会議」をドア前に表示します

これまで、看護に必要なケアや看護記録・看護計画など、集団で講義を受けることが主流でした。これからは、オンラインを活用し、自己学習してからOJTで確認をするというスタイルに以降していく方法をとります。

“密を避ける”ことが発端ではあったかもしれません。

でも、会場への移動時間が無くなったり、自分の都合のいい時間で視聴出来たりとプラスの側面も見えてきました。

 

今後もハイブリット研修等は続くと考えられ、多様な形に対応できるよう、ハード・ソフト面で順応できなければならないと考えています。

N・Tao 

【医療機関向け】北海道慢性期医療協会講演会のお知らせ

ミャンマーから新たな技能実習生が仲間に【定山渓病院看護部ブログ】

当院は、約2年前に初めてミャンマーから6名の介護技能実習生をむかえました。

現在は介護職として力強い戦力になっています。介護技能はもちろんのこと、日本語能力試験も着々とクリアしています。今年は、今後どのような場で活躍していきたいのかを決めていく、技能実習最終年をむかえます。

そして、今年1月新たに2名の方の介護技能実習を当院で受け入れました。

2022年12月に来日し、伊豆の団体施設で環境に慣れることと基本的なことの研修を終え、1月20日に来道し、当院での実習が始まりました。

今回の2名は、6名の先輩がいるので札幌や当院の環境に順応するには、心強いのではないかと思います。

 

リサイクル品を利用して、お食事コーナーを準備

 

住居や寝具などの準備はもちろん、研修プログラムを組んだり環境を整  え、スムーズに日本の生活や病院に慣れていただくための準備を行いました。

 

 

 

いよいよ、1月23日から技能実習がスタートしました。

難しい言葉を使用せず、ゆっくり伝えます

介護福祉士から移動の介助の説明を受けました

 

 

 

 

「そうそう、上手です」

実際に行ってみましょう」

 

 

 

 

 

 “日本の文化に触れるⅠ”と題して書道を経験しました。

 

 

 

「筆の持ち方は…」師範の動きを真剣に見ます

書いてみました「楽しい~💛💛💛」

「日本の文化に触れるⅡ」は、折り紙をやってみるを予定しているとの事

少しずつ環境に慣れて、早速雪遊びをしたと教えてくれました。

 

介護技能はもちろんですが、せっかく日本・北海道に来たのですから文化の違いや環境の変化を、楽しんで学びを深めてほしいと思います。

N・Tao

医療的ケア児の社会サービスを学ぼう!小児ケア研修の開催♪【定山渓病院看護部ブログ】

当院では、2022年8月より院内に「医療的ケア児支援プロジェクト」を発足しました。

そして、小児ケアについて学んでいこう!ということで「小児ケア研修ワーキング」も発足し、

人材交流や講義での学びをシリーズで行っています。

資料の表紙

今回は、第3回目となります。

1月11日(水)14時~15時にZoom研修が開催されました。

 

 

講師と受講生

講師は、手稲渓仁会病院の患者サポートセンターMSW主任の辻丸栞さんです。

手稲渓仁会では、2021年に子ども救命センターを開設し、北海道内の多くの重症児を受け入れています。

また、NICUでは先天性疾患を持つ児や未熟児等のケアをしています。

辻丸さんがMSWとして、医療的ケアが必要なお子さんなどへの退院支援や社会資源の情報提供、相談・調整を担っています。

辻丸さんからは、小児の社会サービスの情報提供や事例を踏まえたサービス導入のプロセスも聴くことができました。

 

当院からは、看護師、MSW、セラピストの多職種13名が参加しました。

小児ケアの実際を学ぶことで、スタッフが少しでも安心して入院受け入れができること、

そして、子どもとその家族に必要な情報提供ができれば良いなと思っています。

次回は、「小児のBLS(一次救命処置)について」実技研修の予定です。

御家瀬副看護部長記

季節の行事を行いましたー神社と獅子舞ー【定山渓病院看護部ブログ】

患者サービス委員会が主導し、お正月らしい雰囲気に院内を飾りました。

ナースステーションとリハなど部署前のお正月飾り

飾りは毎年なのですが、今年ははじめて“渓仁会神社”と称して、願いを絵馬に書いてもらいました。

 

神社の担当者チーム

 

すべて、担当者の手作りです。

 

 

素敵に書いていただきました。

患者さんが「お神酒持ってこなかったわ」と笑顔で話しているのが聞こえてきて、楽しい気分になっていただけたならよかったなあと思いました。

 

 

1月11日には、獅子舞が病棟を中心にお囃子とともに院内を巡りました。

笑顔(のつもり)の獅子

 

獅子舞は、1400年以上前に日本に伝わったといわれています。「人の頭を噛むことで、その人についた邪気を食べる」との言い伝えから「お正月にかまれるとその1年が元気に過ごせる」と考えられています。また、「噛みつく」⇒「神が付く」との語呂合わせも縁起がいいとされているとか。

 

 たくさんの患者さんを噛みました。

 

「邪気を払わなきゃ」

 

 

 

 

「今年僕頑張ります!」獅子に決意表明?

 

病棟間移動しているときに出会った職員も噛まれていました。

 

 

 

最後に定山渓病院の邪気を払い、この1年みんなが元気に過ごせますようにと獅子は噛みつづけました。

中西院長

梅津看護部長

岡田経営管理部長

 

 

 

 

N・Tao

当院での新型コロナウイルス感染症(COVID-19)収束について

12月20日に発生いたしました新型コロナウイルス感染症は、1月5日をもちまして全病棟での対策を終了したことをご報告いたします。

患者さん・ご家族はじめ、関係者の皆さんに多大なるご心配とご迷惑をおかけましたことを心よりお詫び申し上げます。

現在の札幌市の感染状況はじめ、昨今の新型コロナウイルスの感染拡大により、皆様もご不安の中でお過ごしのことと存じます。

今後もより一層の感染対策を行いながら、お一人でも多くの方のお力になれるよう、安全と安心の確保に努めてまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

2023年1月5日 病院長 中西 克彦

1/27(金)難病研修会のお知らせ