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防災教育:災害を想定した避難シミュレーション【定山渓病院看護部ブログ】

当院では、防災委員会が中心になり、災害時の活動を考えています。
毎年、年2回の避難訓練に加え、私たちが実際にどのように行動するのかを
アクションカードを用いて、避難のシミュレーションなどを行っています。
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防災委員会の様子(副院長も「どれどれ」と参加しています)
IMG_2257トリミング.jpg  IMG_2227.JPG
「ここに何号室の〇〇さんを避難させて…」複数人でアセスメントしながら実際にマグネットを動かします。
以前にもご紹介していますが、当院田中看護部長は、Ezo看(北海道災害看護支援コミュニケーション)に所属しています。
防災委員会でも活動し、このシミュレーションの大枠を考案し、防災委員が具体的に行動し、
情報共有と学習を重ねています。
先日、看護部の研究の指導していただいている(2020年にアップした 研究研修! )
坂東さん(日本赤十字秋田看護大学大学院博士課程在http://jyouzankei-kango.seesaa.net/article/475444481.html学中)が来院されました。坂東さんは、Ezo看にも所属しています。
今回は、学生への講義の参考にするため田中看護部長のもとを訪れ、実際にアクションカードを用いたシミュレーションに関する当院の取り組みを聞いていかれました。
IMG_2913トリミング.jpg 坂東さんと田中看護部長
大きな模造紙に院内の避難経路を書き込み、私たちや患者さんに見立てたマグネットを動かして
シミュレーションします。
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防災委員のひとりは、「頭の中に院内地図が浮かび、マグネットが自分だとしたら、このように動けばいいんだ」と具体的なイメージが出来たと話していました。
                                           N・Tao

石山緑地:札幌市南区自慢【定山渓病院看護部ブログ】

札幌中心地から病院が建つ定山渓につながる、国道kanban_kokudou.png230号線は、通称“石山通り”と呼ばれています。
それは、札幌軟石を切り出し、馬animal_uma.pngの背に乗せて軟石を運んだことから、
そう呼ばれているのだそうです。
札幌軟石は、1900年ころから洋式建造物の石材として重宝され、一時は300人もの石切工がいたそうです。
しかし、大正時代になりコンクリートblock.pngが台頭し、衰退しました。
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当時、採掘した採石場跡地が札幌市南区には点在していますが、なかでも病院から15km位のところの石山地区には、札幌軟石の壁が高さ15mにも及ぶ、採石場跡地がありました。
岩肌がむき出しで不気味であったため、札幌市が1988年から造成をはじめ
1994年には公園整備事業を行い、完成したのが「石山緑地」です。
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札幌市南区は、札幌10区の中でもっとも広く山や川などが多くあり
「芸術の森」や「真駒内公園」など観光ガイドブックに載っている公園が点在しています。
その中のひとつに「石山緑地」はあり、
テニスコートsports_tennis_racket_ball.pngsports_tennis_court.pngなどの遊ぶ施設もありますが、札幌軟石の壁を活かした彫刻などが散りばめられて、壮大です。
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緑もたくさんありますので遠出のできない現在、市内でさわやかな風を感じてはいかがでしょうか
以前のブログで、南区自慢として定山渓やカッパ伝説を取り上げ、
タイトル看護部ブログ番外編 を2019年9月にアップしています。
                      N・Tao

屋上解放しました、2021年【定山渓病院看護部ブログ】

6月に入り、太陽が燦々の暑い日があり、北海道内でも30℃を超えた地域もありました
そのようなお天気のなか、病院屋上の解放が始まりました                IMG_2836.JPG
外に出にくい患者さんにとって、緑がいっぱいの山々は爽やかで気持ちのいい場所です
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そこに毎年、サプライサービス課の皆さんがお花や野菜を植え育て、癒しの場を作ってくれています
IMG_2829トリミング.jpg  全体的なイメージ
IMG_2827トリミング.jpg  中央部分をアップしてみました
 IMG_2828トリミング.jpg  右側の部分です
IMG_2831.JPG  IMG_2830.JPG 野菜の収穫は来月?
たくさん収穫できることを願っています
                    N・Tao

かっぽん:蝦夷梅雨【定山渓病院看護部ブログ】外来かっぽんシリーズ

5月~6月に全国的に雨tenki_mark03_gouu.pngが続く“梅雨”になります。
その中で北海道には「梅雨」はないと言われています。それは、「梅雨前線」が北海道に到達する前に消滅しちゃうからのようです。
しかし、北海道chihou_b1_hokkaidou.pngの6月も雨が多く降るときもあり、特に梅雨のある青森県と数十キロしか離れていない函館方面や太平洋側の釧路・十勝では、雨が続く日があります。
それを便宜上「蝦夷梅雨」_ajisai.pngと呼ぶそうです。雨が降り続いても本州のようにジメジメした湿気が多くありません。
高知県出身の職員が、テレビ報道から「蝦夷梅雨」があると知って、教えてくれたので、Googleで調べてみました。
そんな中、外来のかっぽんに癒されに行ったところ、傘を準備し、紫陽花やライラックに囲まれていました。
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お花はライラック(リラ)?
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ところで、ライラックは札幌のシンボルの木です。tatemono_sapporo_tokeidai.png(さっぽろ時計台)
札幌のライラックは、北星学園daigaku_toudai.pngの創設者であるサラ・クララ・スミス女史が、アメリカからもたらしたものがその起源であるといわれています。
                      N・Tao

看護部の昇格:4月【定山渓病院看護部ブログ】

が終わり、これからは
IMGP6299.JPG IMGP6300.JPG IMGP6305.JPG(平井医師撮影)
 このようなお花が定山渓の山に咲きます
新緑の山に向かう朝の通勤car_coupe.png は、さわやかで、窓を開けて“癒し”を感じながら走ります。
無題2.png看護部では4月1日付けで、看護副部長・師長・主任の昇格人事がありました。
それぞれのご挨拶で抱負を述べられていましたが、改めて一言抱負をいただきました。
IMG_2680みかせ副部長.jpg 副看護部長

こんにちは。『一日一笑』をモットーに、皆さんと楽しく看護・ケアができたらと思っています♪

目指せ!やりがいとチーム力のある色とりどりの慢性期看護・ケア!!

IMG_2682湯澤さん.jpg 師長
「患者さんに安心して過ごしてもらえるような病棟を目指しています。また、スタッフがいつも笑顔でいられるようにと願っています。
IMG_2684木村さん.jpg 師長
「患者さんとそのご家族が安心して療養できるように」「スタッフがやりがいを持って働けるように」力を注いでいきます。

「人を大切に」「何ごとも美しい心でみる」をモットーに頑張ります!

IMG_2683本間さん.jpg  主任

入職して短く、不慣れな面もありますが、日々患者さんとの関わりに楽しさを感じています。今回、主任を拝命し不安や緊張もありますが、病棟師長をはじめ、スタッフみんなに力を貸してもらいながら精一杯がんばります。
IMG_2681弓削さん.jpg 主任
患者さんに寄り添う気持ちを大切に看護を行い、ニーズに合わせた退院支援を目指していきます。
主任は、昨年昇格されて活躍されています。コロナ禍の慌しさで、紹介が遅れてしまいました
ご紹介した似顔絵は、師長(昇格の師長とは別の師長)の姪御さんに描いていただいたものです。
特徴をとらえて、とても素敵なので許可を得て使わせていただきました。
                                           N・Tao

職員へ新型コロナワクチン接種!【定山渓病院看護部ブログ】

定山渓も新緑の季節になりました。
紅葉が有名ですが、新緑も鮮やかで癒されます。 IMG_1360トリミング.jpg
いよいよ、当院職員等を対象に新型コロナワクチン接種が始まりました。
担当者が事前に、接種会場や人的配置などを考え、シュミュレーションを行いました。
IMG_2698.JPG 受付で、予診票や熱を確認をします 
IMG_2692.JPG 医師の診察で接種の可・不可を受けます
IMG_2694.JPG 矢印に沿って、接種会場へ進みます
IMG_2679トリミング.jpg 座って注射を受けます  IMG_3411.jpg
IMG_2696.JPG 接種時間と観察終了予定時間を記載します
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15~30分待機し、副反応の有無を観察し、終了となります。
勿論いろいろなことを想定し、準備は行っていましたが、とてもスムースに進み延べ8日間が終了しました。
今後は、地域住民の方(予約終了)と2回目接種の職員を順次行っていきます。
                  N・Tao

いろいろな意味を持つ言葉!!【定山渓病院看護部ブログ】 

曇った  お天気が多いと思ったら、20℃近くの気温になるなど、変化が激しい日々です。
桜 tree1_haru.png がとてもきれいな時は、あっという間に過ぎました。
先日、看護部長 IMG_2643看護部長.jpg と話をしているときに、“誤解”について話題になりました。
謝罪をするときなどに、気軽に「誤解を招くようなことをしてしまって」と言う事があると思います。

『誤解』とは、「意味を取り違えること」「思い違い」(広辞苑)、「まちがって理解すること」(明鏡国語辞典)dictionary4_kokugo.pngです。

『誤解を招く』には、「間違った理解や解釈をされること」という意味があります。

つまり、「言い方が悪かっただけで、間違っていない」という意味が含まれています。

自分の誤りに気づいた時は、言い方を謝るのではなく間違いを謝ることが大切なのだとわかりました。

同じような意味を持つ言葉として、『李下(りか)に冠を正さず』があります。

これは、李(スモモ) fruit_sumomo.png の木の下で、手を挙げて冠mark_oukan_crown1_gold.png(かんむり)を直したら、スモモを盗もうとしているのではないかと疑われるという意味です。
そこから、「疑惑を招くような行為は避けるべきという例え(明鏡国語辞典)」に使われます。
このことから、「言葉はその意味を正しく理解したうえで発することが大切」という事を、改めて学びました。

言葉の持つ意味の重さを考ていくと、人には心に残る言葉があると思います。

私が心に留めている言葉に、マザーテレサ  の

「5つの気をつけなさい」があります。

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。

言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。

行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。

習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。

性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。

私は、思考を変えれば運命を変えられると説くこの言葉に共感し、自席の机work_desk_kirei.pngに置いて、時々見ています。

                      N・Tao

かっぽんの端午の節句2021【定山渓病院看護部ブログ】外来かっぽんシリーズ 

癒しの外来かっぽんシリーズ
GW前なので、そろそろ兜をかぶったかっぽんに会えるかなと外来に行ってみたら、昨年より少し豪華になったかっぽんがいました。
IMG_2614.JPG  背景のガラスにも注目
 IMG_2617加工.jpg 受付の“看板かっぽん” sweets_kashiwamochi_tsubu.png
IMG_2622加工.jpg    kintarou.png
外来のかっぽんは、看護師が考えてくれているのですが、どんどん装飾の品が増えているそうです
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今年の定山渓温泉渓流鯉のぼり(昨年同様、病院の窓からの撮影なので、一部しか撮影できません)
  koinobori_kawamo.png        N・Tao

訪問看護室「エール」【定山渓病院看護部ブログ】 

道北では、まだ降雪予報が出ていますが、札幌市は降雪予報が、ほぼなくなり
梅 flower_ume.png の開花情報も聞かれています。
日に
昨年度から準備をはじめ2021年1月に準備室を立ち上げていた、訪問看護「エール」が始まりました。IMG_2521.JPG
当院では、2013年2013年6月から訪問診療・9月から訪問歯科・4月から訪問リハビリテーションが始まっていました。そこへ訪問看護が加わりました。
訪問看護は、ご自宅や高齢者施設などで療養されている方のところに看護師が伺い、健康状態の観察や食事や排せつなど、必要な看護ケア kaigo_woman.pngや介護 kaigo_kurumaisu_obaasan.pngされている方の相談など、医師が訪問看護を必要と認めた方ならどなたでもご利用になれます。IMG_2609.JPG
現在は、管理者1名と常駐の訪問看護師1名、病棟に所属しつつ訪問看護にも携わるサポートメンバー5人で構成されています。
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マスク一瞬外してみました。
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IMG_2564トリミング.jpg IMG_2562.JPG
菅原師長から、
『始まったばかりですが、地域の特性を理解し、定山渓に根付いた訪問看護を訪問診療・訪問歯科・訪問リハビリテーションと強力なタッグを組んで、沢山の方にご利用いただけるように頑張ります』と抱負がありました。
定山渓病院ホームページの訪問看護に詳しく紹介させていただいています。
                       N・Tao

看護部 新入看護職員技術研修2021年度【定山渓病院看護部ブログ】 

ラジオのローカルニュースで、「峠を越えるなどなければ、タイヤ交換を行っても
大丈夫な天候となってきました」car_tire_koukan_normal.pngと放送されていました。
もちろん、定山渓は峠ではありませんが札幌中心地よりは、標高が高く雨が突然、雪に変わることもあるので、例年いつ交換するかをを迷います。
実際に昨日も定山渓は、雪が降りました。
そうは言っても、雲のない青空の日は、きれいです。
IMG_2483.JPG 5階の窓からの山です
4月5日・6日の2日間、全病棟の主任で構成する「主任会」が新人看護師に看護技術研修を行いました。
フイジカルアセスメント・移動、移送・吸引・静脈ルート留置を午前・午後に分けて、約30分の講義を行った後に実際に行いました。
Qちゃん(吸引シュミレーター)IMG_2574トリミング.jpg “説明を受けています”IMG_2579.JPG “実践してみます”
やフイジコ(フイジカルトレーニングモデル)IMG_2552.JPGを使用しました。IMG_2555.JPG “聴診器を当てて、聞いてみます”
移動・移送では、お互いに患者役になり、ケアする側、ケアされる側両方の体験をしました。
IMG_2570トリミング.jpg IMG_2566トリミング.jpg
新人看護師は、この研修をもとに、正しい技術で看護をしていきます。
もちろんこれ以降も、技術研修を積み重ねていきます。
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