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厨房スタッフ病棟へ参上 〜Jキッチン「喫茶 笑流(える)」〜  【定山渓病院看護部ブログ】

昨年度より、当院栄養科では、定期的にイベントを開催しています。

イベント名を“Jキッチン”と称して、厨房スタッフの協力のもと季節に合わせたり年中行事に沿ったり等、色々な工夫を凝らして開催してきました。

8月21・22日にはじめて「デザートバイキング」を実施しました。

事前のお知らせポスター

 

 

 

 

LEOC職員「ただいまからデザートバイキングを行います」

 

ストロベリーアイス

バニラ、ストロベリー、抹茶の3種類のアイスクリーム

 

ロールケーキ

 

一口大にカットした4 種類のケーキ (プチシュー、ミルクレープ、ショコラショート、ロールケーキ)を準備しました。患者さんがお好みで好きなデザートを選び、厨房スタッフがホールスタッフとなり提供しました。

患者さんの安全を守るため、食べる時の様子を病棟の看護職・介護職、リハビリテーションスタッフが見守り、時にはお手伝いしながら食べていただき、楽しいひと時を過ごしました。

患者さんに感想をお聞きしました。「美味しそう」「楽しい」と話され笑顔がいっぱいでした。

栄養科 北野科長に「喫茶 笑流(える)」のネーミングについて伺いました。

当院の厨房は、(株)LEOC(レオック)が担っていて、今回も大きな協力のもと開催できたことから、LEOC(レオック)のL(エル)⁼笑流(える)に決めたそうです。

N・Tao

七夕:病院季節の行事 【定山渓病院看護部ブログ】

夏真っ盛り の8月7日に七夕に関連した色々を院内で行いました。

特に院内デイケアでは、日常の生活にできるだけ近づけるようなイベントを行っています。

短冊の七夕飾りで彩りを添え昼食には七夕メニュー を提供しました。また、盆踊りの曲をかけて、車いすの方も職員と一緒に輪に入り踊りました。

院内デイケア担当の介護職員、リハビリテーションスタッフ、リハビリテーションの実習生も加わり、短い時間でしたが、とても盛り上がっていました。

圧巻だったのが当院広報委員の企画です。

「あなたのふるさとどこですか?小樽編」 と題して、ある職員の故郷小樽を動画で紹介しました。

ほんの一部を静止画でご紹介します

現在の観光盛んな小樽はもちろん、

雨降りですが、観光客がたくさん

小樽の歴史を垣間見られる構成になっていて、

北海道初の鉄道は、小樽から

海と灯台

夜景

景色の美しさとなつかしさで、とても感動し鼻の奥がツーンとしました。

今後も色々なところを次々と取り上げるようなので、次回作を楽しみに待ちたいと思います。

N・Tao

 

 

 

介護職への電子カルテレクチャー【定山渓病院看護部ブログ】

7月3日新紙幣が発行されました。みなさんはもう手にしたでしょうか?私はまだお目にかかっておりません。個人的には、津田梅子さんに興味を持っているので、を手にしたいところです。

さて、当院では、介護記録についても電子カルテの使用を始めることになりました。これまでは、紙媒体での情報共有を行っていましたので、少し抵抗感を持っている方やPCに不慣れな介護職もいます。そこで、一度全員に“初めての電子カルテ”をコンセプトに1回1~2名を対象とした電子カルテレクチャーを行うことにいたしました。

手つくりのテキストを見ながら始めます。

立ち上げからログイン・ログアウトなど基本的なことを中心に、電子カルテの閲覧と簡単な文章入力を1回1~1時間半で行っています。

「不安で不安で…」「ローマ字入力が…」など介護職からの不安は何でも表出してもらい、出来るだけ個別的な対応をしています。

十数年前に自分が始めた時も必死だった記憶があります。介護職がスムーズに開始できることを目指して今後も続けていこうと思ってます。

N・Tao (高校野球の季節です)

2024年度新入職員フォローアップ研修Ⅰ 【定山渓病院看護部ブログ】

7月に入り2024年も折り返し地点になりました。
あと1か月ほどで、パリオリンピック・パラリンピック開催です。出場予定選手のインタビューや予選などのTV放映が増えていますね。

6月14日に今年度に入職した方々のフォローアップ研修を行いました。院内ではなく近くにある保養施設を借り、講義を聞くだけではなくゲーム性の強いレクリエーション、そして昼食(カレーライス、デザート付き:美味しいと評判です)も共にし、同期のコミュニケーションを深めました。

御家瀨副看護部長 より「仲間と働くこと」というテーマの講義に続いて、1年先輩の看護師と就職3年目の理学療法士から自身の経験を盛り込んだお話を聞きました。堅苦しい感じではなく、とてもわかりやすい素直な言葉で発表してくれました。

ワークショップでは、

①「想像」:「ドラえもんの新しいひみつ道具を考えてみよう」それぞれ、個人で考えてみます。

②「談論」:個人で考えたものをプレゼンしグループで  ひとつのものをつくるため、話し合いました。

③「想像」:形にして発表
Aグループ 筋肉や血管が見える眼鏡 遠くのものが見え、推し活 にも使える。
仕事でもプライベートでも使える眼鏡。
Bグループ 厳しい言葉や表現が柔らかくなるグッズ(時計、マスク、めがね、イヤホンなど身に付け日常につかう色々なもの。  

どちらのグループもまじめに取り組み、意見を出し合いながら、表情もよく  楽しそう に参加していました。

最後に9か月後の自分は、どうなっていたいか? 

目標実現のため毎月実施することを発表しました。
飲みに行く回数を減らす、貯金をする、自炊 仕事の自立 などがあげられていました。

今回の研修の担当者の一人で、様子を教えてくれた6FB病棟早坂主任は「新入職者研修(技術研修)のとき以来会いましたが、声が大きくなり表情がよくお話をしっかりして、確実に成長しているのを見ることができうれしく思います」と目を細めていました

最後に参加者・企画担当者全員で!!

N・Tao  (今回もほぼ編集のみです)

 

介護技術研修の一環:適切なおむつの選択と使用 【定山渓病院看護部ブログ】

6月になり梅雨のないと言われる北海道ですが、線状降水帯による低気圧の影響もあり少し寒い日が続きました。今は少しずつ気温が上がり、夏の足音が聞こえています。

当院では、新しい種類の長時間使用可能なおむつが導入されています。看護職・介護職より「毎日のことだからこそ改めて基本的なことを知りたい」と声が上がりました。そこで今回、CCW(介護福祉士)と担当師長が企画し、大王製紙株式会社のアドバイザーを講師に迎え、学習会を行いました。

研修目 的:メーカーの方による説明、演習を通し、10回分吸収パット導入開始の使用方法と疑問・課題を解決出来る。

とし、改めて使用方法の説明と演習を行いました。

説明をメモをとりながら。

その中で疑問や個別的な問題を持つ事例を例により具体的な方法を教えていただきました。

介護職、お互いに演習を行いました。

演習は、当院で使用しているすべての紙おむつが漏れることなく、患者さんが安心して快適に生活できるよう種類の選択や当て方の工夫を教えていただきました。

 

  

N・Tao

 

『状態が悪い患児への医師到着までの対応』:小児患者のケア学習会 【定山渓病院看護部ブログ】

慢性期病院である当院では数年前から、限られた病棟で小児を受け入れてきました。2021年院内で立ち上げた「医療的ケア児支援プロジェクト」の活動として、手稲渓仁会病院小児センターとの交流研修を実施し、小児ケアの知識やスキルを学なんできました。現在では、2名の医療的ケア児の入院を受け入れています。

日々、児の反応や成長を感じつつ、小児のケアを行っています。小児の急変は予測できない状況で起こることがあります。その時に少しでも不安なく適切な対応を行うために学習会を行いました。

小児専門看護師 佐川さん

手稲渓仁会病院の小児専門看護師 佐川雄一さんを講師に迎え、3つのグループに分かれて時間差で17名参加がありました。スタッフ全員が学べるように、講義内容を録音し、後で聞くことが出来るようにしてくださいました。講義やシュミレーション場面の動画を撮影しは、参加できなかったスタッフだけではなく、参加者もあとで見返し復習できるという目的で、関わる看護師みんなが知識を持てるように考えて下さいました。
アドバイザーとして小児科主任医長の荻原重俊医師も同行してくださいました。

いつもと違うと感じたら、まず何をするか(何をみるか)などので、講義と演習を行った後、実際に患児のベッドサイドでアドバイスを受けました。

 

患児のシュミレーターを用いてシュミレーションを行いました。

受講者の一部に受講後の感想を聞いたところ、

疑問が解決できた
毎日のケアにつなげることができる
今回は説明を聞くだけだったが、機会があれば小児ACLSの実践もしてみたい
病室のレイアウトのアドバイスをもらった
心強く感じた

などが聞かれ、学びの多い時間を過ごすことが出来ました。

 

N・Tao  

2024年度 第1回「ふれあい看護体験」【定山渓病院看護部ブログ】

5月も後半になり定山渓の山も緑濃くなりました

お天気のいい日は遠くの山(名前わかりません)まで見ることができます。

 

5月12日は「看護の日」です。「看護の日」は、看護の心、ケアの心、助け合いの心を育むこと、また看護および看護師への理解を深めることを目的に、1990年に制定されました。フローレンス・ナイチンゲールの誕生日に由来しています。

その前後1週間を「看護週間」と位置づけて、全国の病院・施設が、それぞれ様々なイベントを開催しています。

当院では、15日に「ふれあい看護体験」を開催しました。

北海道札幌南陵高等学校の2年生と3年生合わせて11名の高校生が参加してくれました!

当院紹介の動画を視聴しながらチームワークの良さを感じてもらいつつ、看護体験がスタート。

真剣に動画視聴中

病院のパンフレットを見つつ、お話を聞いています

医療に興味があった
将来、看護師になろうか考えている
進路は決まっていないので、いろいろ見てみたい

など、動機はさまざまです。

感染防止のガウン・手洗いを体験

「ハンドソープを泡立てて、しっかり洗うんだよ」友達同士声を掛け合いながら行いました。

 

車いすやストレッチャーへの乗車体験 

「頭が下がるとちょっと怖い」

 

      

患者さんへの手浴支援、配膳や食事のセッティングなどを当院スタッフと共に実践してくれました。

「手を洗いますね」

本日のメニュー

患者さんの名前をしっかり確認し、間違えないように配膳します。

 

また、7階屋上の「陽だまり湯」で手湯・足湯体験も!!

「わぁ、気持ち良い!」

とても喜んでくれました。

体験している高校生の目はキラキラしています。

午後は、看護体験を振り返る座談会です。
担当した看護職員とざっくばらんに話をします。
「病院のイメージとは違って、とても明るくていいなと感じた」
「自分は入院の経験もあるが、優しく患者さんに対応していて感動した」
「大変だと思うけど、皆さん生き生きと働いていた」
などなど、たくさんの感想をもらいました。

屋上に咲いたビオラ

終了時には、体験の様子を記念写真としてプレゼントします!
「人生においても、とても貴重な体験ですね!」と校長先生からのエールもありました。
この中から未来の医療人が誕生することを願って。

高校生の元気エネルギーを、私達も頂けた1日でした。

今回も看護部御家瀬副看護部長から原稿をいただき様子を伺いました。

編集のみ N・Tao(偶然に円山動物園、象のタオちゃんと同じ名前になりました)

5月新緑と桜それと定山渓温泉恒例の鯉のぼり【定山渓病院看護部ブログ】

4月1日の入社式から早いもので1か月、新芽はどんどん緑濃く太く大きく育っていくことでしょう!それには知識・技術など、たくさんの栄養が必要ですネ

「メンタルにも成長痛はある」これは、Mrs.GREENAPPLEのダンスホールという曲の1節です。この1節にとても共感しました。メンタルは成長するのだそう、その過程に少々痛みもあるが通過点だという考え方。そうこれは、新入職員はもちろん、ベテランになってもあることなのかな…と5月に思いを馳せます。

さて、札幌で有名な円山公園の桜の開花はずいぶん前に発表されていますね。

定山渓温泉地域は円山公園より少し山にあるので道路わきの桜などはGW が見ごろです。

 

 

 

そして院内では毎年恒例の五月人形が2階ホールに飾られ、お昼には鯉のぼりカレーが提供されました。

 

 

 

 

2024年で年目を迎えるという定山渓の春の風物詩『渓流鯉のぼり』。

これを見るために多くの観光客が訪れます。

定山渓病院インスタグラムにアップされましたが、4月22日に屋上庭園ならぬ屋上の足湯・手湯(ひだまり湯)も今年度の営業(無料です)開始です。ひだまり湯は天然かけ流し温泉です。現在は入院患者さんの利用のみですが、将来的には外来やご家族の利用も検討中。5月晴れの日は、とても素敵な森林浴もできる定山渓の春です。

N・Tao

車のナンバープレートには、色々な意味がきっとある!!【定山渓病院看護部ブログ】

札幌市南区小金湯付近(定山渓温泉から約5kmのところ)

 

雪が融け、「ホワイトアウトこわいー」と言っていたのは随分前のように感じるほど、定山渓病院まで通勤しやすくなった国道230号線です。

 

 

こうして、ブログを定期的にアップするため院内でアンテナを張っているのですが、ある職員が「通勤時に前を走る車や対向車のナンバーの語呂が面白いよ」と教えてくださいました。

例えば(日々増えているんですが、ほんの一例をご紹介)

教えてくれた職員の解釈ですが、車の持ち主に本当を聞いてみたいような聞きたくないような…

車のナンバーの自由化は1997年からだそうです。知人にも子供の誕生日、結婚記念日をナンバーにしているということは聞いたことがあります。いろいろな思いを込めて考えられているのだなと思いました。

教えてくれた職員は、眠気覚ましに考えているとか…定山渓までの道のりを安全に楽しく通勤しなければですから、これもひとつの工夫ですね。

安全と言えば、国道ではなく裏道を通ったら牡鹿が目の前を横断してビックリ(@_@)したという情報をくれた職員もいます鹿は大きいので大破する車もあるとか…大事にいたらなくてよかったです。もちろん、稀有なことですよ。

病院・医療・看護、どのテーマにも当たらないけれど、職員のちょっとした日々のご紹介でした。

N・Tao

新入職員BLS研修【定山渓病院看護部ブログ】

それぞれの病院で企画している看護部研修に渓仁会グループ内で連携し、参加するシステムを構築しています。先日、行った研修の様子を同行した御家瀨看護副部長が知らせてくださいました。

当院新人4名、そして、山中看護主任と共に、同じグループ病院の手稲渓仁会病院の新人BLS研修に参加してきました。

BLSとは「Basic Life Support 一次救命処置」のことを指します。

1人前の看護師として、BLSの習得は必須となります。

 

救急医のレクチャーでは「BLSは知識というより体で覚えること!」と念押しされ、さぁ実践!!

手稲渓仁会病院のファシリテーター(看護師長)にとても優しく演習をサポート頂き、みんなで頑張りました!

はじめにファシリテーター山田瞳看護師長より説明を受けました。

4人は順番に、人形を使って心臓マッサージや呼吸介助、そして、AED(Automated External Defibrillator:自動体外式除細動器)の使用方法をマスターします。

胸骨圧迫のタイミングを確認しながら実際に行ってみます。

「体で覚える・・・これが大事」と何度も演習しました。

  

ちょうど気温が高い日ということもあり、新人さんたちは汗をかきかき、でも、和気藹藹と研修に参加していました。

看護師としての一歩です。

患者さんの命を預かる仕事です。

緊張もありますが、看護の喜びを感じつつ、成長していってもらいたいなと願っています。

 

N・Tao(今回は構成のみ担当)