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日本看護協会慢性期看護学術集会【定山渓病院看護部ブログ】

も後半になりました。
つい、この間年になったように思うのは、私だけでしょうか
今年の降雪量の少なさは、記録的で札幌に関しては41年ぶりだそうです。札幌中心部の天気とは違う定山渓も雪が少なく、道路は走りやすいです。
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少し前のことになりますが、11月14日から15日まで
日本看護学会「慢性期看護」学術集会がありました。  IMG_20191114_125842 - コピー.jpg
鹿児島市民文化ホールをはじめとする3会場で行われ、師長・主任の2名が参加しました。
札幌がマイナス気温になろうかという日の鹿児島市は℃位の気温だったそうです
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初めて、道外の学会発表に行った主任に感想をもらいました。
「国や厚労省の政策からICT・ACP・SDGsが慢性期看護にどのような影響・結果を及し、何をするべきなのかを考えるシンポジウム、特別講演から多くの学びを得ました。また、当院で実施している地域包括ケアシステム、今後実施するであろう看護師の特定行為についての講演も多く聞かれました。」
「一般演題は、エンドオブライフケアに個人的に興味があり刺激を受けました。」
前日自宅で、「飛行機のチケットが師長の名前になっていることに気づき、焦りました。師長の奮闘で解決し、飛び立つことはできましたがプレッシャーでおなかを下すという事件がありました。」
また直前にスーツのボタンが止まらず、急遽ダイエットしたため鹿児島の名物は一切口にできなかったそうです(主任は、数年前に10kg以上のダイエットに成功した強い精神力の持ち主です)
学会終了時には、沢山の人で路線バスに乗り切れず2本見逃し他の参加者とタクシーに乗合し、ホテルに戻るエピソードもありました。
「最初から最後までトラブルはありましたが、学びの多い、良い経験になりました。」主任の感想でした。
                                   N・Tao

かっぽんのクリスマス【定山渓病院看護部ブログ】

例年のことですが、クリスマスchristmas_mark_check2_wreath.png前に雪が少なくなりますね。
でも寒いので、ちょっとほっこりしようと思って
かっぽんシリーズです
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星をちりばめてみました。
サンタさんも一緒ですillustrain01-christmas17.pngサンタ.png
「もう少しプレゼントが届くはず」とのことなので、クリスマスには、にぎやかになっているかもしれません。
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受付の“看板犬”ではなく“看板かっぽん”
IMG_0638切り取り星.jpg 外来受付のツリー
院内のあるところ。
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病棟のクリスマスの飾りつけです。IMG_0637切り取り.jpg  IMG_0633切り取り雲.jpg
                N・Taowinter_tebukuro.png

インフルエンザの季節です【定山渓病院看護部ブログ】

12月になった途端にの定山渓です。
全道的に暴風雪予報の日の病院から見える山です。IMG_0580.JPG
今年は、早い段階からインフルエンザで学級閉鎖のニュースも聞かれました。
当院でも本格的な流行の季節を迎え、感染対策に取り組んでいます。
啓蒙のひとつにポスターがあります。
正面玄関を入ると  IMG_0584切り取り.jpg  手指消毒剤   
IMG_0591トリミング.jpg     IMG_0590トリミング.jpg 
ワクチン接種、手洗い・うがいに加え
職員にもマスク装着を促し  IMG_0594.JPG
手指消毒剤の効果を伝え、必ず携帯するようにしています。  IMG_0595.JPG
本格的な冬の到来、ノロウイルス感染症も含めて気を引き締めて予防しなければですね
                            N・Tao

第31回 渓仁会グループ研究発表会【定山渓病院看護部ブログ】

毎日、毎日雪が降っていまして、このまま根雪になるのでは?と話していたらここ数日プラス気温で、雨も降り解けていました。しかし、今朝は、札幌中心地に雪はありませんが定山渓はパラパラと降っています。
当直の朝、病院の窓から見える山の雪景色  IMG_0575.JPG
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11月16日(土)渓仁会グループ研究発表会が札幌コンベンションセンターで行われました。
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グループ内15の職場、19職種から89題の発表がありました(プログラム・講演抄録集より)改めて記録を見ますと1989年の第1回では12題ですので、グループの発展とともに研究発表会も発展してきたのがわかります。
定山渓病院の看護部も発表しました。thumbnail_IMG_5644.jpg
テーマ【 がん患者のターミナルケアに関する事例検討~グループインタビューを通して~ 】
慢性疾患を抱えた、がん患者のケアの実践を看護職のグループインタビューを通して明らかにし、思いや状況をカテゴリー化し分析しました。
発表者さんの感想です『初めての経験で緊張しましたが、師長はじめたくさんの人々から激励され、何度も練習し、無事に終えることができました。また、ほかの病院・施設の研究を知ることで私自身も大きな学びをいただきました。』
引き続きに日本慢性期医療学会でも発表することが決まっているので「さらにブラッシュアップしていきたい」と力強い思いも語られていました。
もう一人の発表者さんは、 thumbnail_IMG_5651.jpg
テーマ【 終末期の患者と認知機能低下があるその妻への意思決定を支えるケア 】
患者・キーパーソンの妻ともに高齢で認知機能低下がみられ、状態の理解ができにくい中での自宅に連れて帰りたい希望があった。どうしたら応えられるかを多職種チームで検討し、最期に何とか外出まで持っていくことができた事例を通して、終末期看護を考えた研究でした。
感想は、『近年ACPが注目されている中で、意思表示が難しい患者の代弁や当院のACPへの取り組みについて聞かれました。緊張もあり、質疑応答が不十分だったので、さらに学習を深めたいと思いました。』
さんもの日本慢性期医療学会で発表するため「今回よりさらに準備をしたい」と意気込みが聞かれました。
                             N・Tao

看護部教育部会研修【定山渓病院看護部ブログ】 

とうとう、雪が降りました
気温が急に下がりマイナス気温にもなり、道路はアイスバーンのところもあり、あわててスタッドレスタイヤに交換しました。
また長ーい冬の始まりで、雪winter_santa.png winter_tebukuro.pngは、たくさん降ります。でも、定山渓へ向かう国道230号線は、除雪がとてもいいのをご存知ですか?
天気のいい日は積雪があっても、それほど運転に苦痛はありません。寒いのは好きではありませんが、山の雪景色は素敵です。
まだ、美しいとは言い難い山の雪景色…これからです。
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今年初めて積雪した病院駐車場
当直の朝で、夜勤者の車しかありません。
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10月・11月は看護部教育部会主催の院内研修が続きました。
10月9日摂食嚥下ケア研修(看護師対象)は IMG_0302.JPG  画像2.jpg
10月7日の介護職対象の研修と同じく、札幌西円山病院副看護部長 摂食・嚥下障害看護認定看護師 田之上 恵子先生、
10月30日エンド・オブ・ライフケア研修は、    IMG_0437.JPG    IMG_0447.JPG
手稲渓仁会病院 がん看護専門看護師 伊藤 聖美先生に来ていただき行いました。
10月6日看護職員倫理研修を行い、10月20日には認知症ケア研修(基礎編)もあります。
今日は10月6日の看護職員倫理研修をご紹介します。
講師は、6階B病棟 菅原師長です。IMG_0503.JPG     IMG_0510.JPG
菅原師長は老人看護専門看護師  roujinsya_couple2.png のため、いろいろなところで多くの講師を行っています。
この研修の目的は“倫理に基づいた看護実践に向け、個人の倫理的感受性の向上を図る”
看護者の倫理綱領を核に、講義だけではなくグループワークやディベート・デイスカッションなどわきあいあいと楽しそうでした。
感想を聞いてみました。
さん「研修に参加し、日々の看護実践の場で、倫理的問題がないのかを振り返る機会となりました。」
さん「患者にとって、最善のケアや治療をするためには、倫理的視点から検討し望ましい姿に近づけることが大切だと感じました。」
倫理は、看護の中でいつも自然に考え、行動していますが、業務に追われる中で「つい」忘れてしまうことは、ないでしょうか?
また、自覚なく倫理的思考の基、行動している時もあるでしょう。研修の受講を切っ掛けに改めて病棟みんなで考える機会になるといいな思います。
                   N・Tao

渓仁会グループ 看護部交流研修【定山渓病院看護部ブログ】 

渓仁会グループには、つの病院があり、各病院が急性期、回復期、慢性期の医療・ケアの役割を持っています。さらに円山クリニック・手稲家庭医療センターなどの複数のクリニックや診療所のほか、多くの施設があり「ずーっと。」人と社会を支える という社会的使命感を達成すために努力しています。(渓仁会グループHP、http://www.keijinkai.com/ 参照)
交流研修の目的は、「法人全体に視野を広げ、他施設の医療や組織運営について学んだことを今後のマネジメントへ活かす」ことです。座学の後に病院での実習を行います。定山渓病院には、10月10日・21日の両日合わせて名の参加者が来院されました。
21日の研修の様子をお伝えします。
この日は、札幌西円山病院tatemono_byouin2.pngから名・札幌渓仁会リハビリテーション病院tatemono_hospital2.pngから名参加されました。
看護部門交流研修の参加者は、看護管理者ですので、看護部長や病棟師長とともに行動し見学してもらうことで、グループ内の施設同士の情報交換の場となりました。
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sweets_line4_wagashi.png和菓子.png
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病棟での実習後には意見交換を行いました。 定山渓病院にとっても、同じグループの仲間からの意見は参考になります。最後には、お互いに良い看護をするために頑張ろうと話しました。
研修おつかれさまでした。 N・Tao

買い物ツアー【定山渓病院看護部ブログ】 

例年春と秋に行われている“買い物ツアー”を、今年も10月2日・3日に行いました。
車で30分ほどの大型スーパーshopping_tooi_supermarket.pngに行き、着るものやおやつなどを購入しています。長期入院でなかなか外出できない方は、とても楽しみにしています。
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玄関前で看護職と出発を待っています。
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デイサービスのリフト車を利用しました。
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リフト車に乗ります。
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複数名で固定を確認し、安全を守ります。
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移動時間も含め2時間ほどの買い物を楽しみ、帰院しました。
                              N・Tao

紅葉2019【定山渓病院看護部ブログ】番外編第Ⅱ 

定山渓の紅葉ochiba9.pngochiba2.pngは、札幌いえ北海道でも有名です。
毎年、わざわざ出かけなくても病院の窓から見える山や、通勤途中の渓谷で見ることができます。
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紅葉がきれいになるには、夏は高温で日照時間が長い最低気温が8℃以下の日が続き寒暖差が激しい適度な湿気の3つの条件が必要だそうです。今年は秋になっても暖かいので、の条件がそろわず赤が少ないのかもしれません。
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今年は、夏のヒグマの民家の庭にいたニュースanimal_bear_higuma.pngヒグマ.png
少し前の札幌駅近くに出没したエゾシカanimal_deer.png鹿.png
キツネは、時々見ます。animal_stand_kitsune.pngキツネ.png    
と、北海道在住者も珍しい出来事が多くありました。
紅葉は、今週末がピークとニュースで言ってましたが、定山渓は山なので進みが早いようです。
動物と山の話題ばかりですが、念のため定山渓はにオリンピックのマラソン・競歩が決定した です。
 N・Tao

看護職として母娘で働いている方をご紹介【定山渓病院 看護部ブログ】

先日、自宅のそばで鹿を発見しました。定山渓への通勤途中にキツネanimalface_kitsune.pngキツネ.pngやテンの目撃はありますが、札幌中心地から10km位のところにある自宅は、山の中でもなんでもない住宅街なのですが…
その鹿を見たときに昨年の冬snow_crystal6.png雪.png、恵庭支笏湖線を夜走っているときに鹿の親子oyako_shika.png鹿.pngに遭遇したことを思い出しました。小鹿は、ヘッドライトに驚き固まってしまい、動けずじっと車を見ていました、後から来た母鹿があわてて、小鹿を後ろの山に追いやり威嚇するようにじっとこちらを見て、母鹿は、わが子を守るために車に体当たりしようと車に向かって一歩踏み出したのです。写真を撮ろうと停まっていたので、あわてて発車しようとした時に、母鹿が雪道に滑って転び、威嚇をやめ逆にあわてて山に逃げていき、私も車も助かりました。
前置きが長くなりましたが、このことを思い出したときに、看護職として母娘で働いている方をご紹介したいと思いました。
勤続13年が過ぎたさんは、娘のさんが小学5年生の時に資格を取り、新卒のときから当院に勤務しています。さんのご両親が同居していたので、安心して働くことができたそうです。
現在、勤務2年目のさんは、才の子を院内保育園に預け、2人目を授かった妊婦さんですが、一生懸命働いています。
    yajirushi_kururi_down.png矢印きいろ.png
自宅も実家から車で5分くらいのところなので、さんと勤務の合う日は、一緒に出勤しています。ある日、ちゃんを迎えに行き
3人で一緒に帰るところに出会いました。院内保育園なので「同じ建物内にあるため子供が体調を崩したときにもすぐに対応できるため、安心感があります。」
始業のため余裕をもって子供の準備ができます。また、から保育園に預けることができるので、病棟job_nurse_iryouyou_scrub_woman.pngで情報収集や事前準備ができますし、ほぼの定時で終業するので夕食cooking_yuderu_hashi_woman.pngの準備にも支障がありません。
カメラが大好きで、しっかりカメラ目線を送ってくれました。IMG_0333.jpg3人一緒です。
さんの現在の気持ちを聞いてみました。
「院内移動のときに事前に情報をもらうことができ、実際に移動した後は母と働いたことのある看護・介護職が何人もいて、不安が軽減されました。」
さんは、ちゃんが熱を出した時など、勤務の都合がつけば預かったりとフォローをして、さんの子育てと仕事の両立の一役を担っています。
「娘には、わからない事は一人で判断せずに先輩に確認し行うこと、感謝の気持ちをもって素直でいるように話しています、同じ病棟の方は身重の身体を気遣ってくれると娘から聞いており、母として感謝でいっぱいです。」と話されていました。
当院も看護職・介護職の人数に余裕があるわけではありませんが、子育てしながら働いている(過去形も含む)スタッフkangoshi_kaigi.png看護師.png
が多いので、お互いさまの気持ちで協力体制があるのだと思います。
鹿の母子のことから発想が飛んでしまいました。こんな感じで脈絡はありませんが時々アップしていきます。
N・Tao