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阪神・淡路大震災から25年を機に災害対策について考える【定山渓病院看護部ブログ】

1月17日のテレビの報道は、朝からその当時の様子jishin_kiken_denchu.png
やその後の対策、被災した病院では、近隣自治体の病院と連携し
サポートシステムを構築したことや住民への啓蒙活動などをたくさん報道していました。
当時私は、手稲渓仁会病院で3交替で病棟勤務をしていました。
その日、深夜勤務でしたので緊急速報などは見ることなく朝になり、
TVを見ていた患者さんが「看護婦(当時)さん、内地で大変なことがおきているよ」obaasan_surprise.png
とナースステーションに来て、教えてくれました。
その方は、普段は表情が乏しくほとんどお話をしない方だったので、nurse3_1_question.png
驚いた表情と不安な様子に慌てて一緒に病室に戻り、
TVにでていることをお話をししました。25年たった今でも鮮明に覚えています。
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2018年9月北海道胆振東部地震がありブラックアウトを経験しました。
その日は、自宅にいました。患者さんはもとより病棟スタッフにケガはないのかと心配になりました。その後、病院機能や病棟の通常業務はできるのかと不安になったこともまだ鮮明に記憶しています。
少しでも早く病院へ行こうと信号の機能しない230号線を病院にむかい、運転が苦手なのも忘れるほど必死でした。
当時の対策の様子です。
P1000359.JPG 緊急対策会議
P1000355.JPG
ホワイトボードを使用しての問題点の確認と洗い出し
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患者・家族へのお知らせ
2018年9月10日の看護部ブログに病院の様子を掲載しています。
http//jyozankei-kango.seesaa.net/archives/201809-1.html
災害はいつ起こるかわからないので、当院も非常電源コンセントの増設や
LED常備灯への変更などの対策を進めています。
平穏な日常の中にいると、当時の不安・危険などを忘れそうになりますが、
“いつ起こってもおかしくない”と肝に銘じなければと1月17日の報道を見て改めて思います。
N・Tao

雪不足の修学旅行【定山渓病院看護部ブログ】

雪不足・雪不足といわれていますが、昨年の冬の写真があったので同じ場所で比較してみました。
2019年1月
2020年1月
お天気の違いはありますが、山の雪が少ないですね。
例年この時期に、定山渓には九州の高校生がスキー学習lift_couple_ski.png    の修学旅行にやってきます。
まれにインフルエンザsick_netsu.png  になり、救急で
外来受診kenkoushindan_nodo_taisougi.png に来院します。
現在は、生徒の感染症罹患に備えて1部屋を別に押さえて、
他の生徒への感染拡大を防ぐそうです。
また、発熱などで水分が取れないときのために経口補水液 drink_ice_petbottle_half.png を
持参するとのことで素晴らしい準備だなあと感心しました。
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ところで雪不足の中のスキー学習ですが、定山渓の札幌国際スキー場は、
例年より少ないようですが十分スキーを楽しめるそうです。
雪灯路-1-2500x1875.jpg
2019年雪灯路(定山渓温泉観光協会HPより)
もう少しすると雪灯路も始まり、病院前にも少しだけ灯します。
病院のすぐそばには全10室しかないこだわりの温泉宿
オープンしたと雑誌〇〇らんに載ってました。
温泉やスキーのついでに病院見学へどーぞいらしてください
N・Tao

2020年かっぽん(定山渓温泉PR隊長)もお正月【定山渓病院看護部ブログ】

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オリンピックイヤーの始まりですね。
病院は、昨日と今日、何も変わらず、勤務になった職員は、粛々と業務の遂行をする日々です。
それでも病棟の飾りつけをしたり、IMG_0659.JPG  IMG_0661.JPG
栄養科でお正月料理を準備したり、入院している方に少しでもお正月気分を味わっていただけるよう各部署で行っています。
お休みになった職員はこんな感じで過ごしたのかもしれません。
個人的には、2つくらいあたっています。
もちろん、お仕事もしました。job_nurse_iryouyou_scrub_woman.png
さて、外来のかっぽんも無事お正月を迎え、おめかしをしています。
   IMG_0667.JPG
こちらは、受付のかっぽん。
ブログのアクセス数が、お正月の間に増えて順位がはじめて4ケタになりました(それまでは、ずーと5桁)
新年早々うれしかったです。
これからも見ていただける定山渓病院看護部ブログを発信したいと思います。
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                             N・Tao

「定山渓日和 1/6 新年! 曇りのち雪」 担当:K

新年、明けましておめでとうございます。

皆様におかれましては輝かしい新年をお迎えのことと

お喜び申し上げます。

また、旧年中は、多大なるご尽力をいただき、

本年も、更なるサービスの向上に努めて参りますので、

より一層のご支援、お引立てを賜りますよう

お願い申し上げます。

皆様のご健康とご多幸をお祈りし、

新年のご挨拶とさせていただきます。

              🎍担当一同🎍

さて、新しい年となりました!

今年は、どの様な一年になるのでしょう!

 

毎年、年明けはお正月飾りの事に触れていますが、

皆さん、知っていましたでしょうか!

なんと!!

門松には、がある事を!!

担当:Kは知っておりました!

雄は「雄松(おまつ)」と言い黒松を使用します。

 

雌の松飾りは「雌松(めまつ)」と言い赤松を使用します。

 

 

 

そして、向かって左側に「」を置き、

右側に「」を配置するそうです。

また、いつまで飾るのかは、地域により違います。

地域による違いがある理由として、

本来、松の内は元々115日でした。

しかし、江戸時代の幕府の命により、

江戸の町や幕府の支配力の強い地域では、

松の内が17日までになったそうです!

 

逆に幕府の支配力があまり及ばない地域では、

関西のように115日までとする地域になります。

しかし、現在では、東京が首都となり情報発信も

東京から行われるためか、関東に限らず全国的に

松の内が17日までという考えが広まっています。

 

当院も、お正月飾りは17日までとしています。

皆さんのお家はいかがでしょうか!

ちなみに、今日の定山渓は、

雪がチラチラと落ちてきております。

道路は、滑りやすくなっておりますので、来院の際は、

お気を付けください!!

ひとつではない働き方【定山渓病院看護部ブログ】

とうとう真っ白になりました。
本格的な冬の到来です。  2019年最後のブログです。
sweets_line4_wagashi.png和菓子.png
当院は2交代で看護ケアを基本にしていますが、ライフスタイルに合わせていろいろな働き方を採用しています。
そのひとつに、夜勤専従NSで働く方がいます。月に8~10回程度夜勤のみを行います。
選択する理由は、様々ですが家族の都合なども含めてライフスタイルに合わせて期限を決めて行っている方が多いようです。
一部の方ですが、実際の夜勤専従NSにインタビューしてみました。
①新たなことにチャレンジする準備期間として位置づけ、期間限定で行っています。
②子供の大学の学費が多く、経済的理由で始めました。子供が卒業したら改めて考えます。
③以前から夜勤専従NSを行っており、生活パターンなどに合っているので継続したいと思っています。
④交代勤務よりも一定の生活パターンで時間をうまく使えています。
⑤現在准看護師ですが、看護師になるために日中の学習時間を確保したかったのと学費のためです。
体調は産業医が管理をしています。
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もうひとつの働き方として、
非常勤ですが、患者送迎を担当する看護師を専従で採用することになりました。
慢性期の病院で、高齢者も多く入院している当院は、複合的に疾患を持っている方も多くいます。その中で、他院(他科)への受診や精査治療目的の転院も珍しくありません。
病棟の看護師が同行するのですが、専門に行う看護師job_nurse_iryouyou_scrub_woman.pngを採用することで、病棟のケアに滞りがなくなります。
働く側は、“毎日や土日の交代勤務はできないが月に何回かだけなら働ける”“ブランクがあるけれど、再度働きたい”など、
病院は、“専従にすることで時間の制約が少なく、質の高いサービスが提供できる”という利点があります。
また、平日の限られた時間なので小さい子供さんがいたり、baby_dakko_mother.png kousaku_family_mother.png定年退職しkotatsu_animal.png  身体に負担なく働きたい方から、少しづつ、問い合わせが増えています。
興味のある方は、看護部・総務課まで。
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                          N・Tao

「定山渓日和 12/27 曇りのち雪」 担当:K

こんばんは!担当:Kです!

今日は、仕事納めです。

クリスマス気分がまだ抜けていないうちに、

お正月の準備が始まってしまいました。。。

みなさま、本当に、今年一年ありがとうございました!

経営管理部の3主任で、普段では清掃の行き届かない

蛍光灯の清掃をさせていただきました!

反省:ブログの担当を任されているにも関わらず、

 

更新が少なくなってしまいました。

来年は、ホームページが新しくなるとの事ですので、

心機一転!ブログの更新をすすめます!

よろしくお願いいたします!

担当:K

日本看護協会慢性期看護学術集会【定山渓病院看護部ブログ】

も後半になりました。
つい、この間年になったように思うのは、私だけでしょうか
今年の降雪量の少なさは、記録的で札幌に関しては41年ぶりだそうです。札幌中心部の天気とは違う定山渓も雪が少なく、道路は走りやすいです。
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少し前のことになりますが、11月14日から15日まで
日本看護学会「慢性期看護」学術集会がありました。  IMG_20191114_125842 - コピー.jpg
鹿児島市民文化ホールをはじめとする3会場で行われ、師長・主任の2名が参加しました。
札幌がマイナス気温になろうかという日の鹿児島市は℃位の気温だったそうです
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初めて、道外の学会発表に行った主任に感想をもらいました。
「国や厚労省の政策からICT・ACP・SDGsが慢性期看護にどのような影響・結果を及し、何をするべきなのかを考えるシンポジウム、特別講演から多くの学びを得ました。また、当院で実施している地域包括ケアシステム、今後実施するであろう看護師の特定行為についての講演も多く聞かれました。」
「一般演題は、エンドオブライフケアに個人的に興味があり刺激を受けました。」
前日自宅で、「飛行機のチケットが師長の名前になっていることに気づき、焦りました。師長の奮闘で解決し、飛び立つことはできましたがプレッシャーでおなかを下すという事件がありました。」
また直前にスーツのボタンが止まらず、急遽ダイエットしたため鹿児島の名物は一切口にできなかったそうです(主任は、数年前に10kg以上のダイエットに成功した強い精神力の持ち主です)
学会終了時には、沢山の人で路線バスに乗り切れず2本見逃し他の参加者とタクシーに乗合し、ホテルに戻るエピソードもありました。
「最初から最後までトラブルはありましたが、学びの多い、良い経験になりました。」主任の感想でした。
                                   N・Tao

かっぽんのクリスマス【定山渓病院看護部ブログ】

例年のことですが、クリスマスchristmas_mark_check2_wreath.png前に雪が少なくなりますね。
でも寒いので、ちょっとほっこりしようと思って
かっぽんシリーズです
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星をちりばめてみました。
サンタさんも一緒ですillustrain01-christmas17.pngサンタ.png
「もう少しプレゼントが届くはず」とのことなので、クリスマスには、にぎやかになっているかもしれません。
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受付の“看板犬”ではなく“看板かっぽん”
IMG_0638切り取り星.jpg 外来受付のツリー
院内のあるところ。
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病棟のクリスマスの飾りつけです。IMG_0637切り取り.jpg  IMG_0633切り取り雲.jpg
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インフルエンザの季節です【定山渓病院看護部ブログ】

12月になった途端にの定山渓です。
全道的に暴風雪予報の日の病院から見える山です。IMG_0580.JPG
今年は、早い段階からインフルエンザで学級閉鎖のニュースも聞かれました。
当院でも本格的な流行の季節を迎え、感染対策に取り組んでいます。
啓蒙のひとつにポスターがあります。
正面玄関を入ると  IMG_0584切り取り.jpg  手指消毒剤   
IMG_0591トリミング.jpg     IMG_0590トリミング.jpg 
ワクチン接種、手洗い・うがいに加え
職員にもマスク装着を促し  IMG_0594.JPG
手指消毒剤の効果を伝え、必ず携帯するようにしています。  IMG_0595.JPG
本格的な冬の到来、ノロウイルス感染症も含めて気を引き締めて予防しなければですね
                            N・Tao

第31回 渓仁会グループ研究発表会【定山渓病院看護部ブログ】

毎日、毎日雪が降っていまして、このまま根雪になるのでは?と話していたらここ数日プラス気温で、雨も降り解けていました。しかし、今朝は、札幌中心地に雪はありませんが定山渓はパラパラと降っています。
当直の朝、病院の窓から見える山の雪景色  IMG_0575.JPG
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11月16日(土)渓仁会グループ研究発表会が札幌コンベンションセンターで行われました。
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グループ内15の職場、19職種から89題の発表がありました(プログラム・講演抄録集より)改めて記録を見ますと1989年の第1回では12題ですので、グループの発展とともに研究発表会も発展してきたのがわかります。
定山渓病院の看護部も発表しました。thumbnail_IMG_5644.jpg
テーマ【 がん患者のターミナルケアに関する事例検討~グループインタビューを通して~ 】
慢性疾患を抱えた、がん患者のケアの実践を看護職のグループインタビューを通して明らかにし、思いや状況をカテゴリー化し分析しました。
発表者さんの感想です『初めての経験で緊張しましたが、師長はじめたくさんの人々から激励され、何度も練習し、無事に終えることができました。また、ほかの病院・施設の研究を知ることで私自身も大きな学びをいただきました。』
引き続きに日本慢性期医療学会でも発表することが決まっているので「さらにブラッシュアップしていきたい」と力強い思いも語られていました。
もう一人の発表者さんは、 thumbnail_IMG_5651.jpg
テーマ【 終末期の患者と認知機能低下があるその妻への意思決定を支えるケア 】
患者・キーパーソンの妻ともに高齢で認知機能低下がみられ、状態の理解ができにくい中での自宅に連れて帰りたい希望があった。どうしたら応えられるかを多職種チームで検討し、最期に何とか外出まで持っていくことができた事例を通して、終末期看護を考えた研究でした。
感想は、『近年ACPが注目されている中で、意思表示が難しい患者の代弁や当院のACPへの取り組みについて聞かれました。緊張もあり、質疑応答が不十分だったので、さらに学習を深めたいと思いました。』
さんもの日本慢性期医療学会で発表するため「今回よりさらに準備をしたい」と意気込みが聞かれました。
                             N・Tao