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第4回 院内研究発表会【定山渓病院看護部ブログ】 

定山渓地区は短い秋が終わり、冬景色となりました。
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四季が美しい地区ですが、雪景色もまたステキです。
道路が凍って、通勤の時間が少し夏よりもかかりますが、安全運転で通勤しましょう。
さて、先日、第4回院内研究発表会が開催されました。
看護部からは次の2題の発表がありました。
5B病棟 矢野さん
 転倒転落に関するピクトグラム運用に向けた取り組み(第一報)-急性期病院の運用状況から慢性期での活用を考えるー
2B病棟 市川さん
 認知症ケアの質向上に向けたチーム活動ーDSTによる評価ー
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勤務終了後にもかかわらず、他職種の方々も大勢聞いていただくことができました。
発表して終わりではなく、これからまだ継続してく取り組みだと思いますので、経過をお楽しみに。
研究支援:h.OTA

研究成果:渓仁会グループ研究発表【定山渓病院看護部ブログ】 

秋が通り過ぎ、冬の足音が聞こえてまいりました。
さて、10月は院内研究発表会、日本慢性期医療学会、渓仁会グループ発表会が行われました。
 2B病棟の梅津師長は、療養病棟からの地域包括ケア病棟への転換していくプロセスで看護師に求められる役割変化についてをまとめ発表されました。
 抑制廃止検討委員会の大高麻紀子師長は、当院で抑制廃止宣言を出した1999年以降、2002年に身体抑制0件になりました。抑制しないケアを継続するためには職員への教育が重要であり、その現状と課題について報告しました。
 CCWの会(介護福祉士の会)の大森祥子さんは、安全で安楽な体位変換と移乗方法を考え、提案、導入して改善していくために、他職種の支援を受けて実践するプロセスを報告しました。
 看護部からは田中副部長が、今年度の看護研究の取り組みについて、方針転換と半年間の状況について報告しました。
 フロアからの質問にも丁寧に対応し、自分たちの取り組みが着実に成果に結びついてきました。
 研究と実践をリンクして考える取り組みはとても素晴らしかったです。
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ポスター発表する大高師長さん
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渓仁会グループ発表前の緊張しながら笑顔の大森さん
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渓仁会グループ発表終了後にパチリ。
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なお、渓仁会グループ発表では4演題のうち、3演題が見事、優秀賞に選ばれました!
現在、取り組んでいる看護研究も年度内には成果発表の機会があると思いますが、皆で頑張りましょう!!
看護研究支援:H.OTA

ケアワーカーさんの倫理研修会【定山渓病院看護部ブログ】 

当院看護部には、看護職と介護職がチームとなり、ケア実践を行っております。
私たちは、常に倫理的配慮を欠くことができません。
ふとした行動を見直すことにより、個々の倫理的感受性を磨いていけると考えています。
過日、ケアワーカーさんの学習会として、倫理研修が行われました。
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田中副部長より、ケア実践上の倫理について講義していただいた後に、師長さんたちと受講者による「食事援助」場面をロールプレイが行われました。
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その後、ロールプレイを通して感じたことや、考えなければならないことをグループで話し合い、発表しました。
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毎日、行っているケアの場面で、私たちが気にしなければならないことを改めて考えることで、倫理的配慮の大切さを実感できるきっかけになりました。
 見学させていただいた私自身も、ロールプレイや皆さんの発表を聞いて、「どんなケアを行うか」ということと同じように「どのようにケアを行うか」は真価を問われると襟元ただす思いになりました。
看護部:H.OTA

関連の病院へ訪問しました【定山渓病院看護部ブログ】 

過日、医療法人渓仁会 西円山病院で看護教育を担当されている副部長さんが、お越しくださり、研究へのご示唆等をいただきました。
今回は、ブログ担当の私が、西円山病院へ伺わせていただき、ディスカッションする機会を持つことができました。
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 (病院からは札幌の街並みが一望できました)
患者さんの目指す方向をしっかりと見据えて、看護・介護職が多職種と協働していくことの大切さ、そのためにも自分たちが成長し続ける必要性を実感することができました。
自分たちがどんな人生を歩み、どのような職業人として歩むか
人生や職業経験を積んだのちに、再学修していくことの大事さ

自分の、そして職場の強みをしっかりと活かしていくこと

今後の当院看護部、私自身にも活かしていきたいと思いました。
ありがとうございました。
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(笑顔で職員思いの看護部長さん、知的で計画的な副看護部長さん)
*今回、西円山病院さんを訪ねて、実感したことがあります。
 当院の看護部長も、西円山病院の看護部長も、職員に対して「熱い」思いを持っている、職員を「信じ」続ける。何よりも「こういうケアを提供したい!」という力強い気持ちがあるとわかりました。
看護部:H.Ota

自分の看護を”しっかり”振り返る【定山渓病院看護部ブログ】 

いよいよ、秋がぐっと深まりました。
看護研究に取り組んでいる本田さん。
自分が行った看護はどのような意味があり、当たり前に行っている看護実践を言語化すると見えてくることがあるのではと、事例研究に取り組んでいます。
看護経験豊富な、今だからこそ!改めて看護を振り返ることで基礎や理論に立ち戻ることができていることが素晴らしいです。
文章力や、まとめる力がアップし、さらに発展的に自ら学修を重ねている本田さんです。
そして、年齢と経験を重ねても、成長することの素晴らしさを身をもって教えてくれます。
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研究支援:H.Ota
   

9月9日は病院祭!【定山渓病院看護部ブログ】 

今週末の9月9日(土)は 第37回定山渓病院病院祭 です!
当院がある定山渓温泉PR隊長かっぽんがやってきます!
かっぽんとの写真撮影もあります!模擬店や、保育園のおゆうぎ、定山渓中学校吹奏楽をはじめ多数のイベントを企画してお待ちしています。
ビューティサロンかっぽんでは、メイク・ネイル(患者様優先)を札幌ビューティーアート専門学校さんにご協力いただき、開催します。また、ハンドマッサージ体験(先着順14:00まで)も行いますので、お立ち寄りください。
ほたる道場(習字に親しむコーナー)、健康チェック、各種演芸と、多くのイベントを企画しています。
定山渓地区は、自然豊かで散策する場所も多くあります。
患者様、ご家族の皆様、地域の皆様、学生さん、どなたでもお越しいただけます。9月9日は定山渓に足を延ばし、当院へもぜひお立ち寄りください!
 第37回定山渓病院病院祭
 日時:2017年9月9日(土) 
    9:30-15:00
      
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看護部 H.ota

仲間の良さを再認識!【定山渓病院看護部ブログ】 

部署で取り組んでいる看護研究ですが、それぞれデータ収集が進んでいます。
インタビューでデータを取った鈴谷さんたちは、インタビュー時に録音した音声を丁寧に文字に起こして(逐語録)を作成し、分析を始めています。
鈴谷さんはじめ、3Bの研究メンバーは、患者さんだけではなく同僚の話を実直に聞ける人、他者の話に興味を持って聞ける人で、意見を聞く・引き出す力が抜群です。
インタビュー実施までに、事前の練習を繰り返してデータを取り、「インタビューしている自分が癒された」と笑顔で語ってくれました。
普段は、聞けない話を、改めて聞くことで、こんなに良い病院・仲間がいると実感できたことと思います。
もちろん、研究なので客観性が必要ではありますが、現場がイキイキする研究はとても大切ですね。
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研究支援:H.OTA

学修情報【定山渓病院看護部ブログ】 

気が付けば9月。
定山渓も短い夏が終わり、すがすがしい季節になりました。
看護部では、最新の知見や臨床場面で必要な書籍などを置いています。
実践で「これどういうことだったかな?」「最近はどうやっているのかな?」と思うときに活用できるように整えています。
学校の図書館にはかないませんが、立ち寄って眺めるのもよいでしょう。
図書貸し出し簿に記入することで、職員には貸し出しもしています。
本だけではなく、看護管理室メンバーに「こんな本、こんな情報がほしい!」と尋ねてみてください。
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さまざまな研修会のご案内や学会案内等を頂戴することが多くあります。
お知らせは各部署で見れるように案内していますが、看護部にも掲示し、皆さんに情報提供しています。
有益なセミナーや学会が多く、チラシをみるだけでも近年の動向が見えてきます。
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本も、情報も、人も、使い方一つで資源になります!
皆さんが活用することで、有効なツールになること間違いなし!
教育されるだけではなく、自分で学ぶ、、、そんな私たち定山渓病院看護部です!
看護部:H.Ota

良いケアを目指して!【定山渓病院看護部ブログ】 

お盆中は雨が続いてしまいましたが、やっと晴れ間が見え始めてきました。
定山渓地区はバイクでツーリングしている方が増え、「よい季節だなぁ」と実感しています。
(交通安全だけは気を付けましょう!)
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今日は、矢野さんと戸澤さんと研究ディスカッションしました。
自分たちが研究しているテーマで先駆的に取り組んでいる他院(急性期病院)の状況を見学に行って急性期と慢性期で同じ部分と、異なる部分を見つめることができました。
また、近隣大学でデザイン学部のF先生にアドバイスを受けたりと、外部の資源も活用しながら研究に取り組んでいます。
         
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何よりも、楽しそうに研究に取り組んでいらっしゃるのが素晴らしいですね!
研究成果を全病棟、全部署に浸透させて、チーム医療の実践に貢献できるものができそうです。
(こちらも、成果・内容はお楽しみに!)
看護部:看護研究サポーターH.Ota

看護研究に取り組んでいます!【定山渓病院看護部ブログ】 

晴れた日の当院から見える景色は、青い空と濃い緑が映える季節となりました。
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当院では毎年、部署ごとに看護研究に取り組んでいます。
看護・介護職員が、日々の看護実践の中から研究テーマを見つけます。
研究メンバーは、最初は戸惑いながらも「こういう看護・介護を実践したい!」と、
他施設の状況や先行研究、文献検討を繰り返しながら進めています。
昨日は、研究に取り組んでいる看護師の佐々木さんとお会いしました。
  「研究プロセスを最初から学びなおしたい」
  「自分が受け持っている患者様へのケアについて、より深く考えたい」
 と、文献研究に取り組んでいます。(内容は、まとまって発表できるようになった時に・・・)
「文献を使いなさい」と言われても、どうやって読んだらいいか、どうやって使えばいいのかがよくわからないこと、ありませんか?
佐々木さんは、一つ一つ丁寧に読んで、自分の実践とリンクさせて「ここの結果・内容が看護場面のこういうことだ」と考えています。
私たちは「批判的に物事を見る」ことが大切です。
単に記述されている内容をそのまま納得するだけではなく、「その意味」が本当にそうなのかを考えることを常に必要とします。
だからこそ、佐々木さんの研究はとても意義深いものになっていくと信じています。
結果をお楽しみに!
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看護部:研究サポーターH.OTA