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情報発信の影の立役者を紹介します【定山渓病院看護部ブログ】 

ひと雨ごとに風が冷たくなっています。

すっかり、秋めいてきました。

札幌中心部より、標高の高い定山渓は、黄色い葉もちらほら見られ、紅葉 も近いと思われます。

時々、このブログに登場している千葉さんをご紹介します。

趣味の動画・写真撮影、編集などに加え、病院の情報発信やブログを効果的に行うためのアドバイスなど大活躍しています。

 

ある日の企画室での打ち合わせの千葉さん(企画室塚本室長と企画室サポートメンバー川口さんと)

 

本職は、リハビリテーション部訪問リハビリテーション科に所属している言語療法士です。

趣味の領域を超え、腕前はプロ級なので、あらゆる病院のイベントに駆り出されています。

 

千葉さんが所属しているリハビリテーション部小川部長

「千葉さんの多方面の活躍を応援しています」

 

“御家瀬副看護部長と看護部企画の取り組みや病院行事の動画の打ち合わせを行っています”

 

 

近々の活動では、

2021年度の病院祭

定山渓病院インターシップ、給付型奨学金制度の紹介

などの動画を作成しました。

  

締切間近で、必死に編集作業を行っています。

千葉さんは、言います
【定山渓や定山渓病院の魅力を、もっと多くの人に知ってもらいたい】これが、僕の原動力です!発信は、SNSに限った話ではなく、専門職である言語療法士としての業務も、定山渓病院の魅力発信に寄与していると思っています。
                             N・Tao

宝塚歌劇団に伝わる「ブスの25箇条」を聞いて【定山渓病院看護部ブログ】 

近づく秋 を感じながら通勤していると車のラジオ  から「ブスの25箇条」というwordが聞こえてきました。

いつのころからか宝塚歌劇団に伝わることとして、退団した女優の貴城けいさんが話していた内容として紹介されました。

一部を紹介すると、「笑顔がない」「お礼を言わない」「美味しいと言わない」「目が輝いていない」「精気がない」「他人をうらむ」「責任転嫁がうまい」「いつも周囲が悪いと思っている」「他人にシットする」「他人につくさない」……と25箇条続きます。

など、ふむふむと思う事ばかりでした。

最後に「人として自分を振り返り、あてはまることがあれば改善する努力をすることが大切なのだ」とまとめていました。

「振り返り」と「改善する努力」このwordに共感しました。

「ブス」というワードから、外見をイメージしがちですが内面のことで、何かしらはすべての人に当てはまることのように思います。意識し、自分に当てはまることを、ひとりひとりがクリアしていくことで、 素敵な人病院(職場)看護部になるように思いました。

いつもとは趣きの違う看護部ブログになってしまいましたが、心に沁みることだったので紹介しました。

N ・Tao

入職時の電子カルテレクチャー【定山渓病院看護部ブログ】 

2022年8月、3年ぶりの行動制限なし夏休み お盆休みを過ごされた方も多いと思います。

お盆が過ぎると暑さも収まると昔から言われていますが、今年の夏はどうでしょうか

看護師にとって看護記録は、とても大切な業務のひとつです。

就職して、たくさんの新しい事を覚えなければなりませんが、そのひとつに電子カルテ    で行う看護記録があります。

新卒者には、4月に研修が組まれていますが、中途採用者には各病棟でのOJT対応でした。中途採用者は患者の疾患や特徴・看護ケアを覚えることに加え、病棟の環境やスタッフとのかかわりなど多岐にわたることに順応していかなければなりません。

その中で、電子カルテの操作に戸惑う方もいます。

これまで紙カルテでの記録だった方、PCもあまり使用したことがなかった方には、就業への不安のひとつになってしまいます。

少しでも不安を払拭するために、昨年度から入職時オリエンテーションの一環として、電子カルテのレクチャーを出来るだけ入職当日に行うようにしました。

病棟オリエンテーションが終わった午後に、担当者が1時間半程度の時間で行っています。

1対1で行うのでその方の経験などを考慮し、知っていることは省き、繰り返したいことは何度も行うというように柔軟に行っています。

「明日からすぐに出来る電子カルテ操作」をコンセプトに電源を入れて、ログインから行っています。

 

実際に触りながら、行いますが操作マニュアルを参考に進めていきます。

まだ試行錯誤の段階で、今後も続けることで確立したものにしたいと思っています。

N・Tao   

 

2022年度新入職員フオローアップ研修Ⅰ【定山渓病院看護部ブログ】 

8月5日(金)真駒内の北海道青少年会館Compassを会場に開催しました。

4月に入職した看護部、リハビリテーション部の職員12名(体調不良にて2名欠席)を対象に、

また、先輩3名も加わりました。   

4カ月が経過し、緊張がほぐれる反面「困難さ」を感じることも出てくるこの時期に同期入職の職員との交流を深められる機会にもなりました。

 

 

コロナ禍で歓迎会等は自粛していますから、初めてゆっくりお話しできる場だったかもしれません。    

オリエンテーション後には、感染対策を講じつつ、交流を促すためにワークショップを行いました。担当頂いたリハビリテーション部南部副部長 は、お仕事はもちろんですが、このような場での活躍は常日頃から評判で、3年前まで開催していた忘年会では、定山渓病院のスターです。

 

       

2年目の先輩職員からは自らの経験を振り返りながら、新人職員へエールを送ってもらいました。

先輩たちの話しは「自分だけじゃないんだ」「どんどん相談してもいいんだ」と思える内容で、これからのモチベーションになりました。

 

 

新入職員フォローアップ研修は、昨年度に続き2回目の開催となりましたが、「同期とようやく話すことができてとても楽しかった」「これからも相談し合える関係になれたらと嬉しい」とこれから、支え合える仲間づくりができたようです。

  フォーマルに記念撮影(一瞬マスクを外して)

      

 インフォーマルにPeace✌

御家瀬副看護部長  記  /編集N・Tao

60歳越えあなどるなかれ!!【定山渓病院看護部ブログ】 

プラチナナースを知っていますか?

定年前後の看護職をこう呼びます。人生100年時代になり、厚労省や日本看護協会も

プラチナナースの雇用を呼びかけています。

TVでは、救急24時とか感染症対策の現場などにスポットライトがあたり、取り上げられることが多いですが、看護職の働く場所は、高齢者施設や保育園、訪問看護、健診センターなど病院・クリニック以外にも様々なところがあります。

自らのビジョンやライフワークバランスなどを考えて、それぞれが活躍できる場所で働いています。

当院看護部では、看護職123名のうち、19名がプラチナナースです。さらに介護職74名中9名が60歳越えで、夜勤を続けている人もいて、戦力です。

卒後すぐの20代のころ、自分に40年後の定年が来るなんて考えられないと思います。

しかし、時はあっという間に過ぎます。

もし、身近にプラチナナースがいたら、「体力ないなあ」とか「同じことまた聞いた」とか思わないでくださいね。経験に裏打ちされた態度や知識を持っていますから

ただ、ちょっと昔の知識のこともあるかもしれません、それは指摘しても大丈夫です。

働き続けているということは、あらたな知識を吸収したい気持ちは持っていると思うのです。

でも、プラチナナース自身も「私の若いころは…」とか「以前は…」とか経験だけを言うのでは

なく、エビデンスをしっかり持っていたいものです。

  ちりばめた写真は、久しぶりに病院屋上に行ったら、お花がきれいに咲いていました。

癒されます。

 

なすびとトマトはこれから熟すようです。  

 

N・Tao

訪問看護室「エール」が開設されて1年が過ぎました【定山渓病院看護部ブログ】 

2021年4月に開設された訪問看護室「エール」の管理者の菅原師長 

お話しを聞きました。

「管理者1名、スタッフ1名、多職種のみなさんに支えられながら、1年間、在宅で暮らす患者さんに看護を提供してきました。  
 山あり谷あり、新しい経験を沢山させてもらって「エール」はまだまだ成長中です。
さて、1年が過ぎてみて、もっと「エール」を!!訪問看護を!!知ってもらい、いつか、一緒に働く仲間を増やしたいなぁ~なんて野望も考えています。」

 

今日は簡単に訪問看護の1日をご紹介したいと思います。

訪問看護の朝は、訪問バッグの中身の点検から始まります。

(今回は訪問バッグの中身を写真で特別に大公開!⇒大袈裟)

と思いましたが、バッグにはケアに必要なものがビッシリ入ってましたので、非公開とします(笑)

 

訪問看護の愛車ミラとデイズでそれぞれ病院を出発。

午前中2件、午後2件のペースで訪問を行います。

訪問が終了したら病院へ帰院。

 「訪問から帰院した途端、別な訪問先の施設から相談の電話がありました」

本日の訪問の記録を行います

 

明日の準備をして終了です。

「訪問看護の楽しさは、住み慣れた家で暮らす利用者さんに私達が看護を提供することで、1日でも長く、ご家族と一緒の楽しい時間や、利用者さん自身の時間を充実して過ごしていただけるお手伝いができることです。」

               

みなさんも是非、訪問看護TRYしてみませんか?(笑)お待ちしていまーす。

今回は、編集のみ担当しました。N・Tao 

新入職員ローテーション研修【定山渓病院看護部ブログ】 

例年の夏より早くに夏真っ盛りのお天気が続き、早くもクーラーを使用     している声もチラチラ…過ごしやすい北海道の夏は、ここ数年ないように思うのは、気のせいでしょうか?   病院屋上からの新緑の山

7月11日(月)から7月15日(金)新入職員ローテーション研修を行いました。

昨年2021年度の看護部新入職員が自部署以外のところで、異なる病棟や患者の特徴を理解し、自身の看護を振り返り自身の課題について考えることを目的に行いました。

当院は、病棟によりケア度・医療度が違い、それにより看護配置も違うところから、

自部署で1年超の経験を経て、入職時の新鮮な気持ちを思い出すことが出来るかもしれません。

1日目、ローテーション先の病棟へ行く前に御家瀬副看護部長より研修目的と

改めて当院の特徴、病棟ごとの違いなどの講義を受けました。

そして、配置された病棟の師長(主任)に挨拶をして、研修開始となりました。

       

5日間の研修を終え、最終日に集合リフレクションを二人の主任とともに行いました。

・自部署との違いや共通点、患者特性を言葉にする

・自身の看護スキルを客観的に振り返る

をテーマにそれぞれ発表しました。

 

「医療度の違いがある患者さんの人工呼吸器の点検やCVカテーテルのケア等自部署では経験できないことが出来ました。」 

「パーキンソン病で、言葉がわかりにくい方とお話をたくさんして、最初はわからなく何度も聞き返してしまいましたが、繰り返してお話してくれて、解るようになり嬉しかったです」

「自部署では、経管栄養の方が多いのですが、研修ではお食事を食べている方が多く、介助をしました」など、沢山の経験をそれぞれが目をキラキラさせて発表してくれました。

予想以上の学びを得た発表で、企画運営の御家瀬副看護部長が感激するほどでした。

N・Tao

気付かれた方もいるかもしれませんが、前回アップしたブログから病院HPのトップページからすぐに見ていただけるように変わりました。
今まで以上に気軽に目を通していただけると思っています。過去のブログも順次、同様にみられるようにしていきますので、改めて見ていただけるとうれしいです。

かっぽん:夏至のころ【定山渓病院看護部ブログ】外来かっぽんシリーズ 

6月21日夏至でした。その日を起点に7月6日くらいまでを“夏至のころ”というのが、この時期の季節のあいさつとして使われているそうです。
恒例の外来かっぽんシリーズです。
(かっぽんは、定山渓温泉PR隊長です)
北海道には梅雨はありませんが梅雨をイメージした装いになっていました。
蝦夷梅雨と言われるものはあります、
クリックして昨年6月のブログにぜひリンクを
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アジサイとアンブレラ
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相合傘は、六花亭包装紙を活用して
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受付横<看板かっぽん>
今回は、シンプルな感じで、まとめています。
              N・Tao

院内でBLS(basic life support)研修【定山渓病院看護部ブログ】 

6月に入り、季節のあいさつでは初夏のころとなるところですが、札幌の朝晩は
まだまだ寒い日が続いています。
医療従事者(広くは病院勤務者)として、BLS(一次救命処置)に関する基本的な
知識・技術を持つことが必要です。
今年度は4回を予定しています。
今回、第1回目のBLS研修を行いました。
受講対象者を過去に同様の研修を受講していない人としたこともあり、
4月入職者と看護職以外のリハスタッフやMSWなどが多く受講しました。
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本日のスケジュールを担当者よりオリエンテーション
1時間半の予定の中で、30分の講義 IMG_5493トリミング.jpg のあと
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1時間の実技講習があり、参加者13人で3~4人を1グループとして、
師長・主任4人がフアシリテーターを行い、デモンストレーションをしました。
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シュミレーターを用いた胸骨圧迫やAED(自動体外除細動器)作動、
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BVM(バッグ ヴァルブ マスク)の装着などを実施しました。
講義の中で、胸骨圧迫は2分ごとに交代して行う、行動はメンバー間で声を掛けながら途切れることなく行うなど、全員が積極的に参加しました。
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もし、院内で倒れている人を見つけたら…みんなが自分事として取り組んでいる
様子がうかがえました。
                         N・Tao

看護記録とシステム化【定山渓病院看護部ブログ】 

2016年からオーダリングを導入し、徐々に電子カルテ iryou_karute_carte_denshi.png の使用を
開始し、看護記録や転倒転落スコアシート等ケアに関連する記録を電子カルテ上で行うように移行していきました。
新たな機能やフォーマットの導入の度に操作マニュアルに加え、運用マニュアルを整えています。
昨年度、電子カルテ導入から5年が過ぎ、看護 job_nurse_iryouyou_scrub_woman.png 記録マニュアルを見直すと、紙媒体のものが残っていて、活用できない部分があることに改めて気づきました。
そこで、全体的に大幅に見直すことにし、約1年を経て6月から使用開始できるようになりました。
図や写真を多用し、文字も少し大きくしたため今までの30ページから70ページになりました。
日本看護協会の「看護記録に関する指針」では、看護記録とは、あらゆる場で看護実践を行うすべての看護実践の一連の過程を記録したものである。
と定義しています。
指針を遵守しつつ、できるだけ効率よく伝わる記録をすることを目指しています。
ケアの時間を割いて記録に時間をとるわけにはいかないのは、どこの施設でも同じ悩みと思いますが、そのための標準化の推進を現在も続けています。
先日、渓仁会)札幌西円山病院のDX(デジタルトランスフォーメーション) computer_desktop_good.png
担当の國生看護・介護部副部長と齋藤師長が当院のシステムを活用した看護記録への取り組みを見学に来ていただきました。
まだまだ推進途中で、充分ではありませんが、実際をお見せすることはできたと思います。
このように渓仁会グループの病院・施設で情報共有することが、時折あります。
               N・Tao