定山渓病院 公式 Instagram アカウントを開設しました
定山渓病院ってどんな病院?
どんな特徴があるの?
どんな人が働いているの?
ホームページだけでは知ることができない情報を、
『わかりやすく』写真付きでお伝えします!
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「高い」
「怖ーい」「落ちる・落ちる」
VRを使用してレビー小体と若年性認知症の方の実際の様子を体験しました。
VR(Virtual Reality)とは、コンピューターにより創出された仮想的な空間を現実であるかのように体験できるものであり、仮想現実などと呼ばれています。
「どこ?どこ?」心配そうに見守る梅原PT
一つ目の動画は、送迎バスから降りる場面です。迎えた人から、「右足を一歩出してください」という声掛けされるのですが、VRで見えるのはビルの屋上の縁です。右足を一歩だすというのは“落ちる”…なので、「怖ーい」「落ちる・落ちる」と思わず声に出してしまう職員が何人もいました。中には横に逃げようとして、どこを向いているのがわからなくなったり…
また、幻視の体験では2人の方と対面して会話しているのに、その場にいるはずのない人があちらこちらに次々と何人も見えて会話に集中できない、という体験でした。
実際の患者さんの声を基に作成した動画のため、本当にリアルな体験でした。疾患については、文献を読んで理解していたつもりでしたが、VRを通して得られる体感は、また別なことのようでした。
動画作製に協力したご本人は、幻視について「私には、本当に見えているので、否定して怒らないでくださいね。」と言っていました。
今回のVR体験は、医療職だけではなく事務職も多数参加し、患者さんはもちろん自分の親に寄り添う時にも、否定しないように気を付けるなど、勉強になったと話していました。
11/30お昼頃
約1週間前の11/24朝、同じ方角から
定山渓は、本格的な冬の到来です。「札幌市南区・手稲区・西区の降雪が多いです」と朝のニュースで、言っていました。
N・Tao
定山渓は、素敵にきれいな紅葉
が終わり、薄い雪化粧の深ーい緑というより黒に粉雪の山々になってきました。もう少ししたら、真っ白
になるはずです。
2022年9月に看護部から「働き続けられる職場環境」作りの一環として、「プロアクティブケア」の考えを導入できないかと提案がありました。看護・介護職は、シフト勤務でもありケアで身体の負荷がかかり、腰痛・頸部痛等など起こりがちです。その痛みをサインとしてキャッチし対応することで、疾患に至らず健康で長く働き続けられることが大切なのではないか、と考えました。
そしてついに、2022年11月にはリハビリテーション部を主軸とするプロジェクトチームが立ち上がりました。
プロアクテイブは、検索サイトによると、組織行動学において、将来起こりうる出来事を想定し、先んじて主体的に対応を実践する行動を指すそうです。
この考えを企業で活用すると、車やシステムのメンテナンスにおいて“プロアクティブケア”と使っていることが多いようです。
プロジェクトチームは、健康で働き続けられる職場環境を整備することの一つとして、身体不調を抱える職員割合を減少させること、そして職員が自身の体調について組織(病院)が配慮してくれていると感じる割合が増えることを目指しています。
その後、相談窓口となる担当者の体制などを整え、2023年7月から本格的に始まりました。
対象職員は、医師、看護師、ケアワーカー、事務職。
「肩甲骨回りが硬いですね」
プロジェクトチームのリーダー小川リハビリテーション部長に伺うと、7月~10月までの相談は全12件。そのうち7件は、外来リハビリテーションにつながりました。それ以外のケースは、個別の運動指導、整形外科受診の勧め等で経過観察中とのことです。
「自主トレーニングもしっかり行ってくださいね」
対象となり現在外来リハビリテーションを受けている職員2名に感想を聞いたところ、「肩が痛く腕が上がりませんでしたが、反対の腕で代用して使わなかったら何とかなったので、そのままにしていました」「すごく痛くて整形外科受診したら、我慢できなくなったら関節内注射をしましょうと言われ、まだ我慢できるのでいいかと思った」と自分のことは後回しにする医療従事者らしい答えをもらいました。
「少し頑張りましょう、開きますよ」やさしく、でも厳しく!
リハビリテーションでは、専門的知識で、体の不調を取り除いてくれます。マッサージとは違い、「上腕二頭筋が硬いですね」「肩というより、肩甲骨回りの筋肉が固まっていますね」と、医療従事者同士の会話も飛び交います。また、一過性に楽にするのではなく維持するための自主トレーニングのアドバイスもあり、継続して取り組むことで、長期的な予防ができるようになります。また、担当の理学療法士は自主トレーニングをきちんと行っているかどうかを筋肉の硬さでわかるそうなのでプレッシャーもあるとか…
今後の展望は「異常を感じた時に速やかに相談できる体制を整備をし、プロアクティブケア対象職員の抽出を目的としたメンバーによるラウンド等の実現等、先々を予測し行いたい」と小川リーダーは、お話し下さいました。
屋上から山の写真が撮りたくて思わず新雪を歩いてしまいました。
N・Tao
10月19・20日の2日間、第31回日本慢性期医療学会が大阪国際会議場でありました。
当院の発表者は、看護師・作業療法士の5名で、なかでも土田さんの認知症患者の作業療法にアロマテラピーを取り入れた発表(テーマ「当院認知症患者に対するアロマセラピーの効果」)は、関心が高く多くの質問があったそうです。
土田作業療法士
大高さんのポスター発表
中西院長
梅津看護部長
イメージ
学会終了後に出席者11名で夕食会がありました。
広報の川口さんは、「中西院長を中心に楽しい時間を過ごし、仕事に対する考え方や定山渓病院に対する思い、職員の育成や個人のスキルアップについて等、普段なかなかできない業務以外のお話を伺うことができ、大変有意義で、今後の業務の励みとなりました。」と
いつもは医療職とかかわりが多いとは言えない事務職の川口さんならではのコメントでした。
最後にこんなエピソード。巨大プリンターで印刷した発表用ポスターは、札幌より持参し当日に自ら掲示します。飛行機搭乗時に預けたポスターが、到着後なかなかコンベアに乗ってこなく、受け取れるのかみんなでドキドキしていました。
N・Tao
11月22日(水)の昼食で本年最後の収穫祭が開催され、
JAようてい 様よりご提供いただいた旬の “ ゆり根 ” を中心に
勤労感謝の日メニューをお楽しみいただきました。
患者さんより「ゆり根が食べられて嬉しい」
「ほくほく甘味があって、とっても美味しい」とご感想をいただいております。
今後も、療養生活がより豊かになるイベントを企画してまいります。
また、新着記事にてお知らせいたします。
テレビ放送局 HBC 北海道放送(1CH)の番組 今日ドキッ!で当院の屋上に新設された足湯「ひだまり湯」をご紹介いただきました。
10月30日(月)に放送された内容が北海道放送のWEBサイトにて動画公開されています。
患者さんの表情や屋上からの景色、温泉の性質等ぜひご覧ください。
下記のURLよりご視聴いただけます。
10/31に開催されましたイベントの様子をご覧になることができます。
12/1(金)にいきいき地域づくり講座が開催されます。
タイトルは「もしものときのために人生会議(ACP)はじめませんか?」
ACPとはアドバンス・ケア・プランニングの略称で、事前に医療やケアの計画を立てるという意味です。
ご自身の人生、自らが希望する医療、ケアをお元気なうちにお話合いするにはどのようにすれば良いか。一度考えてみませんか?
どなたでもご参加可能です!
興味のある方はコチラから
↓↓↓
屋上に完成した足湯がHBC“今日ドキッ!”で、10月30日放映されました。
いよいよ取材
取材は、1週間くらい前に行われ、
その様子と実際の放映の一部分をご紹介します。
「はい、座ってください」リハスタッフの声がけに合わせて座ります
「緊張します?大丈夫」とお話ししているのかしら?
インタビューに「気持ちいい」とコメントを頂いた実際のTV画面
院長から温泉活用の考えと今後の展望をお話
マイクを付けて、足湯を作った経緯を岡田部長から
そしてTV画面
今回は、看護部ブログという枠組みから少し離れますが、病院にTV取材がやってきたニュースをお知らせしました。 N・Tao
“めがね文庫”が10月24日から当院にやってきました。
渓仁会グループで医療・福祉職に携わる医療、介護・福祉従事者の田渕さん・増田さんが発起人となり、グループ内外を問わず、全読書家の皆様をつなげる「まちライブラリー」という取組を⾏っています。
「電子書籍もいいけど、やっぱり紙の本はいいよね」と始めたそうです。
「この本いいよーおすすめー」のようなコンセプトで、本の共有をしています。
本の提供者がおすすめメッセージを書いて、本を“めがね文庫”に置きます。本を読み終えたら感想カードを書いて各本の後ろにある所定のところに入れることです。借りるときに、おすすめメッセージや読んだ方の感想を参考に借りられます。
大きな書店に行っても、沢山の本の中から個人が選ぶ本の傾向は、大体決まっていると聞いたことがあります。なので、この“めがね文庫”を活用して普段手に取らないであろう本に出合えるかもとワクワクします。
私は、今はもっぱら図書館で借りて読みますが、人気作家の本は半年、1年待ちなんてこともあり、いざ順番になっても「なんで読みたいと思ったのか?」から思い出さなくてはなりません(笑)
お仕事に関する本を読むことが美徳と思った時期もあります(看護師にありがち?)が、今はあらゆるジャンルの本で人間力を上げ、豊かな心で過ごすことを目指します(したいです)
さて、どの本にしましょうか……
病院5階の窓から…紅葉が綺麗な1年に1度だけの癒し!
N・Tao