かっぽんの秋:お月見とハロウィン【定山渓病院看護部ブログ】外来かっぽんシリーズ 

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9月~10月、かっぽんが秋仕様に衣替えをしました。
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お月見仕様です。
お月見とは、
中秋の名月に月を見る行事を指すこが多く、その日は、満月autumn_jugoya.pngになることも多いそうです。
平安時代から貴族の行事でしたが、江戸時代に庶民のもとなり広まったことから、豊かな実りの象徴として、鑑賞し収穫autumn_budou.pngや感謝や祈りをささげる風習となりました。
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line_autumn2.png
お月見が終わり、ハロウィン仕様になりました。IMG_3319トリミング.jpg
改めてハロウィンでは、カボチャ halloween_pumpkin4.pngをくりぬいて顔の形にしたものを
よく見ますし、飾られています。
これは、「ジャックオーランタン」と言って、地獄への道が迷わないように明かりを
照らしているものなのだそうです。
そのため、仮装をして「本来の自分」を見せず、地獄へ連れていかれないように
するのだそうです。
キリスト教の祝日である「万聖節」の前夜祭に当たる10月の1番最後の日に、
悪霊や魔女を追い払うという風習でお祭りをしていました。
それが、現在のハロウィンパーテイに繋がるのだそうです。
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今年は、「ジャックオーランタン」がたくさんいますね
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お月見とは違い、はじけています。
2019年かっぽんハロウインを楽しむ2020年かっぽんハロウインを楽しむ2020 をクリックし、ハロウィン仕様かっぽんと比較してお楽しみください
                            N・Tao

新卒看護職員と所属病棟紹介しますⅠ:5階B病棟【定山渓病院看護部ブログ】

今年度国家試験に合格し、新卒で6名の方が就職し6つの病棟にひとりづつ配属されましたので、その方を中心に病棟の特徴を織り交ぜて紹介したいと思います。
第1回目の今回は5階B病棟です。IMG_3393.JPG
二つある医療療養病棟(定山渓病院HP病院機能の紹介に詳しく記載があります)の一つです。急性の病状を脱した後の医療とケアを行う病棟で、人工呼吸器をつけている患者さんなど、医療依存の高い病棟です。
5階B病棟の新卒看護師はさん IMG_3292.JPG
看護学生の時に定山渓病院ロゴ.pngで実習し、その時の職員の雰囲気と患者さんへの
関わりがよかったことが就職の決め手になったそうです。
いくつか質問させていただきました。
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今の心境「少しづつ仕事を覚えて動けるようになっていますがまだまだ大変です」
コロナ禍の最後の学生生活と就職への思いは「リモートなど実習形態が変化し、単位取得と国家試験の勉強・就活と不安が大きかったです。でも、看護師となって半年たった今、ここまで成長させてくれた学校の先生方には感謝しかありません。」
職業に対して大切にしていること「ミスを防ぐために確認を怠らないようにしています」
プライベートのマイブームはありますか?「規則正しい生活を心がけてよく寝ることとカフェめぐりをすることです」
おすすめのカフェを聞くのを忘れてしまいました
5階B病棟師長は「患者さん、スタッフともに安心・安全であることを大切にしています。新入職員のさんは頑張って、日々成長しています。
病棟スタッフみんなでサポートをしながら、改めて私たちもさんから学ぶことが多いと感じています。」とコメントをくださいました。
                     N・Tao

脳神経内科井上医師による「もの忘れ外来」がはじまります

技能実習生試食会:食文化いろいろ【定山渓病院看護部ブログ】 

一雨ごとに寒くなり、窓からの見える木々が紅や黄色に少しづつ染まってきました。
例年期間限定で運行する、札幌国際スキー場の紅葉を見るためのゴンドラが始まったようです。
先日、ミャンマー出身Myanmar.pngの技能実習生が病院食の試食を行いました。
国により食文化は違い、ミャンマーは、お米が主食なのは同じですが、辛みだけでなく塩気の多い副菜を数種類とともに、たくさんのお米を食べるそうです。
当院の技能実習生は、6人で共同生活をしています。
自炊では、1ヵ月約50kgのfood_kome_pack_big.pngを食べるそうです。
今回の病院食を試食する対象は、患者さんの食事介助も行っている技能実習生です。技能実習生は、介護技術をどんどんマスターし食事介助を行っているものの、日本食や病院食で提供される食事の味を想像が出来ず、患者さんに「どのようなものを食べていただいているのか説明できない」というところから、食べてみて経験してみようということで、先月から実施しています。
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“黙食”で、感想は食べ終わてからマスクをして話しました。
今回のメニュー IMG_3309トリミング.jpg の感想は共通して、炊き込みご飯は抵抗なくおいしかったという事ですが、ほうれん草のお浸しは、最初からかかっている醤油の量では、塩気が足りなかったようです。
また、主に“だし”を味わう茶碗蒸しは、初めて食べたこともあり「甘い」という感想で、進まなかったようです。“薄味”という食習慣が少ないからかも知れません。
ガイドブックによると、ミャンマーに旅をする機会があったら
「塩加減は少なめに」と「麺のゆで時間は短めで、硬めに」とミャンマー語で紙に書いて、持っていくといいそうです。
米粉を使った麺は味にバリエーションがあり、日本人にも馴染みはありますが、硬めを好む人が多い中、ミャンマーの方は軟らかく茹でたものを好むそうです。
DSC_0161 (1).JPG ミャンマーの麺料理“モヒンガー”
ところで、少し前から評判になっているマリトッツオ sweets_maritozzo.png
なんでも、今年1番の話題のスィーツだそうです。春くらいに札幌市内のホテル building_hotel.pngで発売しているとローカル番組で話題になると、翌日には行列ができ、すぐに売り切れていたそうです。
半年ほどたった現在は、近くのスィーツ店・パン店でも見かけ、それぞれのお店の味の違いを楽しめるまでになりました。
マリトッツオは、イタリアItaly.pngローマ発生のブリオッシュ生地のパンにたっぷりの生クリームを挟んだものをいうようです。
コロナ禍で、2年近く旅行から遠ざかっているいま、身近なところから食文化の違いを学び、改めて食文化について考えさせられました。
                               N・Tao

認定看護師を目指す方の研修【定山渓病院看護部ブログ】 

 北海道医療大学daigaku_toudai.png認定看護研修センターで学んでいる、感染管理認定看護師の研修生2名が9月2日~10月15日までの約1か月半当院で実習を行っています。
7か月間の研修の一環で、今回研修されている2名の方は、札幌市外から学びに来ているとのことです。IMG_3213トリミング.jpg
認定看護師とは、日本の医療tatemono_hospital2.pngの高度化に伴い専門分化が進み、より高度の専門知識が要求される中、看護の役割の重要性は増し、高い看護ケアの提供のため各専門領域に特化した知識と技術を身につける必要性から、1995年に臨床経験5年以上の看護師を対象に認定看護師制度が新設されました。日本看護協会では、現在21分野(将来的にはかたちを変え、19分野になる予定)の認定看護師がいます。
日本看護協会のHPには、「特定の看護分野における熟練した看護技術及び知識を用いて、あらゆる場で看護を必要とする対象に、水準の高い看護実践の出来る認定看護師を社会におくりだすことにより、看護ケアの広がりと質の向上を図ることを目的としている」と記されていました。
当院の感染管理認定看護師小池師長にお話を伺いました。
感染管理分野は、昨年来の新型コロナウイルスvirus_corona.png感染症はもちろん、
それ以前からのインフルエンザをはじめとするさまざまな感染症に対して、感染予防と抑制を行います。
感染予防では、ワクチンスケジュール調整、正しい手洗い、
防護具のmedical_ppe_man5_goggle.png使用方法などの職員教育、院内ラウンドによる対策実施の監視を行っています。IMG_3219トリミング.jpg
ICT(院内感染対策チーム)のラウンドに同行されました。  IMG_3221トリミング.jpg
感染抑制では、感染症発生を早期に発見し、適切な対策を講じることでアウトブレイク防止をめざし活動します。これらの役割を自施設で担うため研修会や、日々の啓蒙のために委員会活動などで、スタッフ育成などを行っています。
現在研修中の2名の方は、研修を修了すると、このような役割を勤務されるところで担われ、活躍されることと思います。
研修生の指導はもちろん、小池師長が行っています。 IMG_3210トリミング.jpg
                           N・Tao

他部署紹介します:薬剤科【定山渓病院看護部ブログ】 

日は、防災の日でした。
2018年9月6日の北海道胆振東部地震と、それに伴うブラックアウトのニュースとともに、防災意識や防災グッズbousai_goods.pngの確認を促すニュースやお知らせが沢山ありました。改めて防災意識を高め、以前紹介した院内の防災教育(2021年7月6日アップ)を継続していく必要性を感じました。
9月は、敬老の日keirou_couple_flower2.pngと秋分の日と2日間の祝日があります。
ご存知と思いますが、「防災の日」のように、祝日以外にも365日毎日何らかの〇〇の日があります。
ふと、興味を持ち9月の一覧を見てみると「4日:みたらしだんごの日」
「10日:コッペパンkoppepan.pngの日」「22日:ショートケーキの日」など、食べ物の日に目がいってしまいました。
正確に数えていませんが、9月だけでざっと800~900位もありました。
sweets_line4_wagashi.png和菓子.png
前段階が長くなってしまいましたが、
今日は、他部署紹介第段としまして、薬剤科をご紹介します。
病院薬剤師 yakuzaishi_man_table_mask.png とは、病院内で長年協働していますが、
具体的にはどのような業務を行っているのかを改めて聞いてみました。
一言でいうと「医師からオーダーされたすべての薬剤を安全に効果的に投与できるようにすること」に集約されますが、
薬にまつわる様々な業務は多岐にわたり、IMG_3185トリミング.jpg
 調剤・注射薬のミキシングや最近は新型コロナワクチンの充填も加わりました。
当院の295人の入院患者と外来患者35~45人/日の薬剤に関するすべてを
薬剤科が行っています。IMG_3182トリミング.jpg IMG_3184トリミング.jpg
薬剤科副主任さんIMG_3176トリミング.jpg のお話では、
最近「薬剤師は薬に向き合う時間も重要だが、患者さんと向き合う時間をもっと確保すべきである」という意見があり、
当院薬剤師も忙しい業務の中、意識して病棟へ出向き、患者さんと積極的にお話 yakuzaishi_soudan.png をするようにしています。
また、その方の血液検査データなど、全身状態を顧慮した薬剤投与量や、元々服用している薬との禁忌薬剤がないかなど、沢山のことを考えて、医師とデイスカッションすることもあるそうです。
さんは「当院薬剤科は人員的にも能力的にも発展途上であり、多職種との共同など課題がある」と謙遜していましたが、手稲渓仁会病院での急性期病院の薬剤師経験も活かしながら、
子育て真っ最中の薬剤科長代理 IMG_3198トリミング.jpg とともに、定山渓病院薬剤科の更なる発展を目指して日々奮闘しています。
                    N・Tao

定山渓病院 新人職員フォローアップ研修 Ⅰ【定山渓病院看護部ブログ】 

お盆が過ぎた途端、あの30℃を超えた暑さは、いつだったのだろうと思うような
涼しさ(寒さ?)がやってきました。
札幌中心地より少し山側にある定山渓は、普段から2℃ほど気温が低いので、朝の換気 kansen_yobou_animal5.pngも開けている時間を考えながら行っています。
山々はまだ、IMG_1354トリミング.jpg 濃い緑色ですが、もう少しで素敵な紅葉の季節がやってきます。
看護部では、先日新入職員のフォローアップ研修がありました IMG_0037トリミング.jpg
月の入職時研修以来の集まりで、当初は看護部の研修として企画しましたが、新型コロナウイルス感染症への対応への影響を受け、多職種交流の機会が少ないため、病院全体の新卒入職者を対象とするように変更しました。
コロナ禍以前は、4月に病院主催で近隣の温泉ホテルを会場に新入職員歓迎会を行っていました。
2年前までは、必ずと言っていいほど、行っていた部署単位の歓迎会も自粛しています。また、昼休憩時も個食・黙食にしていますので、職場内での他者との交流が減っている中での研修でしたので、「話ができた」「楽しかった」「同じような悩みを持っているのがわかった」と受講生から高評価でした。
この研修の主たる企画運営者の、御家瀬看護副部長に内容をお聞きしましたので一部ご紹介します。
講義は、3名の先輩スタッフ DSC_0081トリミング.jpg が動画を使用してわかりやすく、
和やかに語り掛けるように行ってくれました。
受講生の集中DSC_0082トリミング.jpg も途切れずに「近い将来を知ることができ、同じような悩みを経て現在があることもわかった」という感想が聞かれました。
アイスブレイクに「チームで中西院長の似顔絵を描いてみよう!」を行い、DSC_0089トリミング.jpg DSC_0091トリミング.jpg DSC_0092トリミング.jpg すごく盛り上がったそうです。
一方で「やりがいや楽しみ、乗り越え方を語ってみよう」は、まだ現場の業務に慣れることで精一杯の新入職員にとっては、IMG_0044トリミング.jpg 考える場面が多くありました。。
しかし、全体会で「悩みや不安はみんな同じ、自分だけじゃないんだってわかって、嬉しかった」と発言があり、笑顔も多く見られました。
場所は、病院の近くの研修保養施設を貸し切りで行ったことで、休憩時間はラウンジを利用させていただき、密になることなく過ごすことができました。病院から研修会場まで徒歩5分の移動中DSC_0075トリミング.jpg には、話せたことも楽しかったという感想が聞かれました。
DSC_0083トリミング.jpg  DSC_0085トリミング.jpg 昼食メニューと昼食中の様子
受講生から「同期と話す機会が少ないので、すごく楽しく、年に1回か2回定期的にあったらいい」という感想が聞かれ、充実した1日が過ごせたようです。
御家瀬看護副部長の総評に「研修目的の新入職員同士での語りの中で関係性ができ、就労活力につなぐことができる」という目的は、受講生の様子や感想から達成できたとありました。
今回のような研修は、初めての企画だったので模索しながら行なったということですが、高評価に終わり、
もう次回の企画が御家瀬看護副部長の頭の中にはあるようです。
                      N・Tao

かっぽん:浴衣で七夕【定山渓病院看護部ブログ】外来かっぽんシリーズ 

北海道のtanabata_title.pngは、8月7日が多いのですが、函館や根室など地域によって7月7日というところもあります。
子供のころから8月7日が七夕と思っていたので、
北海道の一部 chihou_b1_hokkaidou.pngや一部東北地方 chihou_b2_touhoku.png などを除き7月7日であると、大人になって知り、驚いた記憶があります。
これは、明治5年12月3日に西洋歴を導入し、この日を明治6年1月1日としたことで、新暦と旧暦の始まりの時期が違うことから、土地によって新暦の日付で年中行事を行うところと、行事によって旧暦で行うところがあるそうです。
さて、今日は癒しのかっぽんシリーズです。
外来のかっぽんも浴衣を着て、笹の葉に囲まれていました
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短冊に願い事も書かれていました。
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アップです、紺色の浴衣を渋く決めています。
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カップルかっぽん
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受付の看板かっぽんです。浴衣はお揃いですが団扇で個性を演出しています。
季節を感じる癒しの外来かっぽんでした。
                N・Tao

他部署紹介します:栄養科【定山渓病院看護部ブログ】 

日は「スイカの日」でした。
この夏スイカは食べたでしょうか?
スイカは、水分が90%以上と豊富で、加えて糖分・カリウム・カルシウム・マグネシウムなどのミネラルも含まれているので、微量の塩分を加えるとスポーツドリンクと同じような効果が期待できます(だから、お塩を振るのかhirameki_woman.png「なるほど」)。
さらに食物繊維も豊富で、むくみ改善効果が期待できるシトルリンというアミノ酸も含まれているそうで、熱中症予防はもちろん、ダイエットや女子力アップにもいいそうです。
(果物栄養学、田中敬一先生のお話から)
cooking_line.png料理道具.png
今日は、他部署紹介第段としまして、栄養科をご紹介します。
栄養科では、入院の方の栄養管理が業務のひとつです。
入院時から定期的に栄養状態を評価し、栄養状態が維持・改善できるように食事内容の見直しや多職種と情報共有を行うことで“食べる”ことの総合評価の一端を担っています。
また、給食提供は、委託業者が行っていますが安全に美味しく食事がとれるように献立等を一緒に考えています。
もうひとつ大切なこととして、栄養指導があります。外来・入院中の方の他に、
昨年から訪問栄養指導を開始しました。在宅療養の方のむせこみや食事が進まないなどの食事や栄養面の困っていることのサポートを行っています。
また、以前に紹介したNSTとして褥瘡対策にも関わりを持っています(2020年のアップ、チーム医療:NST・褥瘡管理チーム)
以上は、主に栄養科科長にお聞きしました。
栄養科メンバーは、3人の管理栄養士で構成され、
「栄養科のお仕事で大切にされていること」をテーマに一言メッセージを伺いました。
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「人とのつながりを大切にいつも元気に笑顔で!」をモットーに日々勉強しながら
頑張っています。院内・地域ともにチームで個人を支えていると思っています。
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患者さんにとって食事は、治療の一環とともに楽しみと思っています。
ご本人の立場で考えることを大切にしています。勉強中ではありますが、栄養指導件数を伸ばしたいと日々精進したいと思います。
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患者さんに喜ばれる食事の提供と個々人に最適な栄養ケアを行うことを目指しています。また、栄養科メンバーは真面目で頑張りやさんが揃っています、それぞれのやる気を引き出せるよう努めています。
このような多岐にわたる業務を行いながら、患者さんの食形態の相談などにすぐに対応してくださり、看護部を支えてくれる頼もしい3名の管理栄養士さんのご紹介でした。
                              N・Tao