看護部教育部会研修【定山渓病院看護部ブログ】 

とうとう、雪が降りました
気温が急に下がりマイナス気温にもなり、道路はアイスバーンのところもあり、あわててスタッドレスタイヤに交換しました。
また長ーい冬の始まりで、雪winter_santa.png winter_tebukuro.pngは、たくさん降ります。でも、定山渓へ向かう国道230号線は、除雪がとてもいいのをご存知ですか?
天気のいい日は積雪があっても、それほど運転に苦痛はありません。寒いのは好きではありませんが、山の雪景色は素敵です。
まだ、美しいとは言い難い山の雪景色…これからです。
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今年初めて積雪した病院駐車場
当直の朝で、夜勤者の車しかありません。
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10月・11月は看護部教育部会主催の院内研修が続きました。
10月9日摂食嚥下ケア研修(看護師対象)は IMG_0302.JPG  画像2.jpg
10月7日の介護職対象の研修と同じく、札幌西円山病院副看護部長 摂食・嚥下障害看護認定看護師 田之上 恵子先生、
10月30日エンド・オブ・ライフケア研修は、    IMG_0437.JPG    IMG_0447.JPG
手稲渓仁会病院 がん看護専門看護師 伊藤 聖美先生に来ていただき行いました。
10月6日看護職員倫理研修を行い、10月20日には認知症ケア研修(基礎編)もあります。
今日は10月6日の看護職員倫理研修をご紹介します。
講師は、6階B病棟 菅原師長です。IMG_0503.JPG     IMG_0510.JPG
菅原師長は老人看護専門看護師  roujinsya_couple2.png のため、いろいろなところで多くの講師を行っています。
この研修の目的は“倫理に基づいた看護実践に向け、個人の倫理的感受性の向上を図る”
看護者の倫理綱領を核に、講義だけではなくグループワークやディベート・デイスカッションなどわきあいあいと楽しそうでした。
感想を聞いてみました。
さん「研修に参加し、日々の看護実践の場で、倫理的問題がないのかを振り返る機会となりました。」
さん「患者にとって、最善のケアや治療をするためには、倫理的視点から検討し望ましい姿に近づけることが大切だと感じました。」
倫理は、看護の中でいつも自然に考え、行動していますが、業務に追われる中で「つい」忘れてしまうことは、ないでしょうか?
また、自覚なく倫理的思考の基、行動している時もあるでしょう。研修の受講を切っ掛けに改めて病棟みんなで考える機会になるといいな思います。
                   N・Tao

渓仁会グループ 看護部交流研修【定山渓病院看護部ブログ】 

渓仁会グループには、つの病院があり、各病院が急性期、回復期、慢性期の医療・ケアの役割を持っています。さらに円山クリニック・手稲家庭医療センターなどの複数のクリニックや診療所のほか、多くの施設があり「ずーっと。」人と社会を支える という社会的使命感を達成すために努力しています。(渓仁会グループHP、http://www.keijinkai.com/ 参照)
交流研修の目的は、「法人全体に視野を広げ、他施設の医療や組織運営について学んだことを今後のマネジメントへ活かす」ことです。座学の後に病院での実習を行います。定山渓病院には、10月10日・21日の両日合わせて名の参加者が来院されました。
21日の研修の様子をお伝えします。
この日は、札幌西円山病院tatemono_byouin2.pngから名・札幌渓仁会リハビリテーション病院tatemono_hospital2.pngから名参加されました。
看護部門交流研修の参加者は、看護管理者ですので、看護部長や病棟師長とともに行動し見学してもらうことで、グループ内の施設同士の情報交換の場となりました。
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病棟での実習後には意見交換を行いました。 定山渓病院にとっても、同じグループの仲間からの意見は参考になります。最後には、お互いに良い看護をするために頑張ろうと話しました。
研修おつかれさまでした。 N・Tao

買い物ツアー【定山渓病院看護部ブログ】 

例年春と秋に行われている“買い物ツアー”を、今年も10月2日・3日に行いました。
車で30分ほどの大型スーパーshopping_tooi_supermarket.pngに行き、着るものやおやつなどを購入しています。長期入院でなかなか外出できない方は、とても楽しみにしています。
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玄関前で看護職と出発を待っています。
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デイサービスのリフト車を利用しました。
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リフト車に乗ります。
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複数名で固定を確認し、安全を守ります。
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移動時間も含め2時間ほどの買い物を楽しみ、帰院しました。
                              N・Tao

紅葉2019【定山渓病院看護部ブログ】番外編第Ⅱ 

定山渓の紅葉ochiba9.pngochiba2.pngは、札幌いえ北海道でも有名です。
毎年、わざわざ出かけなくても病院の窓から見える山や、通勤途中の渓谷で見ることができます。
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紅葉がきれいになるには、夏は高温で日照時間が長い最低気温が8℃以下の日が続き寒暖差が激しい適度な湿気の3つの条件が必要だそうです。今年は秋になっても暖かいので、の条件がそろわず赤が少ないのかもしれません。
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今年は、夏のヒグマの民家の庭にいたニュースanimal_bear_higuma.pngヒグマ.png
少し前の札幌駅近くに出没したエゾシカanimal_deer.png鹿.png
キツネは、時々見ます。animal_stand_kitsune.pngキツネ.png    
と、北海道在住者も珍しい出来事が多くありました。
紅葉は、今週末がピークとニュースで言ってましたが、定山渓は山なので進みが早いようです。
動物と山の話題ばかりですが、念のため定山渓はにオリンピックのマラソン・競歩が決定した です。
 N・Tao

看護職として母娘で働いている方をご紹介【定山渓病院 看護部ブログ】

先日、自宅のそばで鹿を発見しました。定山渓への通勤途中にキツネanimalface_kitsune.pngキツネ.pngやテンの目撃はありますが、札幌中心地から10km位のところにある自宅は、山の中でもなんでもない住宅街なのですが…
その鹿を見たときに昨年の冬snow_crystal6.png雪.png、恵庭支笏湖線を夜走っているときに鹿の親子oyako_shika.png鹿.pngに遭遇したことを思い出しました。小鹿は、ヘッドライトに驚き固まってしまい、動けずじっと車を見ていました、後から来た母鹿があわてて、小鹿を後ろの山に追いやり威嚇するようにじっとこちらを見て、母鹿は、わが子を守るために車に体当たりしようと車に向かって一歩踏み出したのです。写真を撮ろうと停まっていたので、あわてて発車しようとした時に、母鹿が雪道に滑って転び、威嚇をやめ逆にあわてて山に逃げていき、私も車も助かりました。
前置きが長くなりましたが、このことを思い出したときに、看護職として母娘で働いている方をご紹介したいと思いました。
勤続13年が過ぎたさんは、娘のさんが小学5年生の時に資格を取り、新卒のときから当院に勤務しています。さんのご両親が同居していたので、安心して働くことができたそうです。
現在、勤務2年目のさんは、才の子を院内保育園に預け、2人目を授かった妊婦さんですが、一生懸命働いています。
    yajirushi_kururi_down.png矢印きいろ.png
自宅も実家から車で5分くらいのところなので、さんと勤務の合う日は、一緒に出勤しています。ある日、ちゃんを迎えに行き
3人で一緒に帰るところに出会いました。院内保育園なので「同じ建物内にあるため子供が体調を崩したときにもすぐに対応できるため、安心感があります。」
始業のため余裕をもって子供の準備ができます。また、から保育園に預けることができるので、病棟job_nurse_iryouyou_scrub_woman.pngで情報収集や事前準備ができますし、ほぼの定時で終業するので夕食cooking_yuderu_hashi_woman.pngの準備にも支障がありません。
カメラが大好きで、しっかりカメラ目線を送ってくれました。IMG_0333.jpg3人一緒です。
さんの現在の気持ちを聞いてみました。
「院内移動のときに事前に情報をもらうことができ、実際に移動した後は母と働いたことのある看護・介護職が何人もいて、不安が軽減されました。」
さんは、ちゃんが熱を出した時など、勤務の都合がつけば預かったりとフォローをして、さんの子育てと仕事の両立の一役を担っています。
「娘には、わからない事は一人で判断せずに先輩に確認し行うこと、感謝の気持ちをもって素直でいるように話しています、同じ病棟の方は身重の身体を気遣ってくれると娘から聞いており、母として感謝でいっぱいです。」と話されていました。
当院も看護職・介護職の人数に余裕があるわけではありませんが、子育てしながら働いている(過去形も含む)スタッフkangoshi_kaigi.png看護師.png
が多いので、お互いさまの気持ちで協力体制があるのだと思います。
鹿の母子のことから発想が飛んでしまいました。こんな感じで脈絡はありませんが時々アップしていきます。
N・Tao

定山渓小学校歯科見学 【定山渓病院 看護部ブログ】

ラグビーワールドカップの試合をTVで見て、タックル?をされながらもボールsports_ball_rugby.pngを離さない選手の姿や
ゴールに飛び込んだ時sports_rugby_man.pngの笑顔など、まったくルールは、わからないけれど一生懸命さに、心の奥底からの感動を覚えます。
今日は、看護部とは少し離れますが患者さんを間に深くコミュニケーションをiryou_jujisya_jimu.pngとることの多い歯科の取り組みをご紹介します。
当院の歯科診療は、高齢者の多い院内入院患者のケアを中心にしながらも、近隣住民・たくさんある近くのホテル従業員の診療・当院職員の
歯科治療と幅広く活動しています。ochiba9.png
そのひとつとして年1回、定山渓小学校の生徒を招いて、歯科医師からの講義と歯科衛生士による口腔ケア指導などを行っています。
今年も10月8日に行われました。
小学生の学習テーマは「むし歯研究所~和歯8020ワールドへ向けて」です。その中の「高齢者の口腔ケア」を
テーマに講義が行われました。IMG_0292.jpg
また、お年寄りの歯のケアについてIMG_0289.jpgは、入院している患者さんの協力を得て、
実際に歯科衛生士が行っているところを見学していただきました。
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ベッドサイドで口腔ケアを行う時の道具です。
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吸引用チューブのついた歯ブラシ
生徒たちは普段の歯磨きでは見たこともない道具に興味津々でした。kouyou_eda_ichou.png
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歯科医師が質問を聞いています。
質問には、歯周病やかみ合わせについてがあったそうです。その中で、ある生徒から「歯は、どうして白くなるのですか?」
という質問が出たそうです。素直な質問ですね。この後、小学校で11月8日に今回を含めた学習の成果をまとめて発表するとのことで、
歯科医師と歯科衛生士が聞きに行くそうです。
講義の様子から、看護職として誤嚥性肺炎等の予防に口腔ケアの重要性は言わずもがなですが、個人としても8020をめざし、
できるだけ長く自分で食べることを続けるために歯科検診などを受けようと思いました。   N・Tao

臨地実習開催!日本医療大学看護学部 【定山渓病院看護部ブログ】

窓から見える紅葉が少しづつ色づいてきました。ochiba9.pngochiba4.png
わざわざ出かけなくても、見られる幸せを1年に1度かみしめています。
当院では、毎年学生実習を受けています。
日本医療大学看護学部の臨地実習が9月17日~9月27日までありました。
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学生がリハビリに送迎しました。
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昼食に同席し、食器の位置など食べやすいよう工夫をしています。
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「この方の問題点は?」と先生に確認しているところかもしれません。
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一人の患者を受け持ち看護過程を学び、実際に指導者とともにケアすることで机上では得られない経験をしたことでしょう。
来年の国家試験をぜひ突破して、看護師になる夢をかなえていただきたいと思います。
おつかれさまでした。                      N・Tao

収穫祭2019【定山渓病院看護部ブログ】 

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秋の訪れとともにたくさんの農作物の収穫を感謝する収穫祭chouchin_matsuri.pngがあちこちで開かれてます。
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定山渓病院には、今年も9月18日に定山渓保育所の子供たちがお御輿を担いで
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病棟を回り、入院患者さんに「いつまでもげんきでいてね」と書かれたカードを少し照れながらも笑顔で手渡ししてくれました。
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患者さんも笑顔で応え、いつも静かな病棟が「わっしょい」の声と共に元気なひと時となりました。
line_fruit_mix.png秋.png      N・Tao

介護職員のための摂食嚥下ケア研修【定山渓病院看護部ブログ】 

台風・大雨と各地で未曾有の災害が起こり、ニュースで避難生活の続いていることが報道されています。被災された方に心からお見舞い申し上げます。
一雨ごとに定山渓の山々が緑一色から少しずつ黄色に変化してきています。たった1カ月前の暑い夏がずいぶん昔のような気がします。
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秋に向かう定山渓の山(5階の窓から)
さて、9月18日(水)に札幌円山病院副看護部長で摂食嚥下障害看護認定看護師の田之上恵子先生に来ていただき“介護職員のための摂食嚥下ケア研修”を行いました。
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各病棟1名~2名の介護職員が受講し、病棟で伝達講習を行うことで、全体的に知識・技術の水準を高めることをめざして昨年度に引き続き開催されました。
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甲状軟骨を確認しています。
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演習1
口腔内全体にオブラートを用い乾燥状態を作り、クッキーを食べてみました。
さん「口に入れても味がわからず、乾燥して飲み込むのが大変でした」
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演習2
プリンでスプーンの角度を確認し、お互いに介助しています。
さん「一口の大きさなど自分で食べるのとは違う感覚がわかりました。また、舌の真ん中に食物を置くことがメカニズムからも良いと理解しました」
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受講の感想を聞いてみました。
さん「普段意識していない嚥下のメカニズムなどを講義・演習を通して具体的に学ぶことで、患者の食べる機能低下の過程がわかり、明日からのケアに活かせる研修でした。受講させていただきありがとうございました」
さん「食事介助に必要なポイントや介助のコツなど、すぐに実践に活かせる知識と技術を学ぶことができました」
看護職員・介護職員協働でケアにあたる当院は、食事援助に介護職員が担う役割は大きく知識・技術の習得を求められています。この研修で学んだことを病棟に持ち帰り職員に伝達しケアに活かしていただきたいと思います。
研修おつかれさまでした。              N・Tao