美味しい勉強会
2023.11.30 UP
11月21日の勉強会は言語聴覚士による嚥下食の試食です。
飲み込む力が弱くなると、通常食べている硬さの食事ではのどを詰まらせたり、誤嚥してしまうこともあり、十分な栄養を摂れないだけでなく窒息の危険性もあります。
そのような中で言語聴覚士は少しでもおいしく食事ができるように日々リハビリを行っております。
飲み込む力が弱い場合、嚥下調整食が選択されますが、正確には嚥下調整食には7段階の学会分類があり、飲み込む力に応じておかずが箸で切れる柔らかさや、ゼリーやムース状のおかずまで細かな分類があります。
今回は嚥下調整食をつくる4社24品から試食会を開催し、実際に試食をしながら硬さや味を確認しました。ムース状に作った食事はそのままでは見た目が悪く食欲が出づらいですが、型を取り、見た目を忠実に再現することで見て美味しい、食べて美味しい食事になります。
教育研修室・A