渓リハだより

HOME > 渓リハだより

7月の行事食は「うなちらし」

2022.08.03 UP

7月23日は土用丑の日でした♪

当院でも7月23日昼食は、「うなちらし」が出ましたよ。

☆メニュー☆  うなちらし、空也蒸し、もやしの甘酢和え、杏仁豆腐

★「土用」って?? 「丑の日」って??

どういう意味なのか知らず土用丑の日にウナギを食べていたので、調べてみました。
土用とは、立春・立夏・立秋・立冬より前の約18日間、丑の日とは、土用の期間中におとずれる丑の日のこと。昔の暦では十二支で日にちを数えていたので、「丑年」が12年周期で回ってくるのと同様に「丑の日」も12日ごとにあるようですね。この期間は季節の変わり目で体調を崩しやすい期間ですよ、という事ですね。

★なぜ夏の土用の日にはうなぎを食べるのかな??     

江戸時代、旬の時期から外れ、味がこってりしていたウナギの蒲焼きは夏には売れないことを平賀源内に相談し、突然店先に看板を出したのがはじまりなんですね。
ウナギ以外には「う」のつく食べものを食べるのが良いと言われている様です。
うどん・ウリ・梅干し・牛肉(ウシ)など。いずれも栄養価が高い、または食欲がなくても食べやすい食材ばかり。

一の丑は7月23日でしたが、二の丑は明日8月4日です!
ウナギを食べて暑い夏を乗り越えましょう! 

2F・N

すずらんピック2022に3名が出場!

2022.07.21 UP

 6月5日一般社団法人札幌市障がい者スポーツ協会が主催する、第22回札幌市障がい者スポーツ大会(通称 すずらんピック2022)が開催され、「札幌渓仁会リハビリテーション病院チーム」として、3名の選手が参加しました。以前当院に通院していたり、現在も通院中の3名の方々です。
2020年、2021年と、コロナ禍で中止となり、久しぶりの大会でした。 

 うち2名は快晴の中、札幌市円山競技場で行われた陸上競技 50m走、200m走にエントリー、1名は同日、札幌市スポーツ交流施設(つどーむ)で行われたフライングディスクの部にエントリーし、最後までがんばり参加証をもらえました。

 Kリハチームマネージャーの佐藤義文リハ部長のサポートもあり、50m走、200m走にエントリーした2選手は障害区分(クラス)で優勝しました。

おめでとうございます!!

 

こちら、渓リハチームマネージャーの佐藤義文リハ部長です。

 マネージャーとしてのお仕事はたっくさんあり、選手募集から、当日受付では感染対策の諸手続き、会場ではスタートまでの誘導、ゴールまで車いすをもっていって待機し、出走、集合時間などのタイムキーパーなど、マネージャーとして選手と寄り添い充実した楽しい時間だった様です。

女子選手の両下肢プラスチック装具、靴底はレース用に佐藤部長が改造され、結果、機能障害のある関節負担を減らし、且つ、走りやすくなったと、また二つ目の発明大賞受賞もありそうですね!

 アスリートと患者さんの交流やピアカウンセリングにもなるかと思っていましたが、コロナ禍での実現はなかなか難しかった。けれど、今回の様に前例が出来れば、入院患者さん、外来患者さん、リクリエイトの利用者さんも、興味を持ってくれるかな…スポーツに限らず、「自分も何か頑張ってみよう」「振り返るんじゃなくて、前を見よう」と思う障がいのある人がもっと増えたらいいなと、どんどん周囲へ声をかけて行くので、楽しい事を共有しましょう!と、佐藤部長から元気をもらえる言葉を頂きました。

2F・N

2022年度〝KIC〟(回復期リハビリテーション看護院内認定コース) 始動!

2022.07.13 UP

 回復期リハビリテーション看護の専門性を高め、育成を目的とした院内認定制度「回復期リハビリテーション看護院内認定コース」、通称〝KIC〟が始まりました!今年で、3年目となります。
 今回も各病棟から4名の受講生と数名の聴講生(いくつかの講義のみの受講)が集まりました。

 今年は、あらためて講義の内容を検討し、専門性を高め充実した講義内容を目指し、当院でまだ使用されていないツールの活用方法や実践的なケア方法、病態の予後予測と退院支援等、グレードアップした内容を取り組むようにしました。

 さらに、講義の中ではグループワークや、ICFを使った事例検討が行われるようなプログラムとなっています。

 

 まずは今月、看護介護部長による回復期リハビリテーション病棟における看護師の役割を理解するための「看護介護の10カ条」の講義からはじまりました。今後は毎月1回、4ヶ月間連続の講義と、その後の病棟での実践レポート、そして最終試験と続き、約8ヶ月間受講生は頑張っていきます。

 そして患者・ご家族に安全安心なリハケアの提供につながるよう、精一杯頑張っていきたいと思います!!来年2月が楽しみです。

 

教育研修室・A

お祭りと言えば・・・

2022.07.06 UP

 新型コロナウィルス感染症の影響で、中止となっていたイベントも今年は少しずつ開催している様です。6月中旬に札幌では、「札幌まつり」とも呼ばれ親しまれる100年以上の歴史がある北海道神宮例祭が3年ぶりに開催されました。

そして、お祭りと言えばどんなメニューが浮かびますか?
やはり、焼きそば、たこ焼きじゃないでしょうか?
栄養科で企画した6月24日昼食の縁日メニューをご紹介します。

メニューは焼きそば、たこ焼き、もやしのゆかり和え、マスカットゼリー

早いもので1年の半分が終わりましたね。
7月に入りました。北海道らしい気持の良い夏になるといいのですが、今年も暑いのかな。

 

2F・N

アジア西太平洋理学療法学術大会2022in香港で発表!

2022.06.30 UP

「アジア西太平洋理学療法学術大会2022 in香港」で、リハビリテーション部の佐藤義文部長が演題名~ポストポリオ症候群患者の外来理学療法の効果~について発表されました。

現地での発表は叶わず、Web発表となりましたが、睡眠時間を削りながら準備されている様子でした。

佐藤部長から、コメントを頂きました!

『今回のデータ収集から発表に至るまで、主治医の横串名誉院長、外来理学療法士の石田君、山本さんに多大な協力を頂きました。また、既に退職してしまったのですが、現在、亀田病院(函館)に在籍している小田さんにも協力をしてもらいましたので、今回の発表について報告いたしました。

何よりもデータを取らせていただいた、北のポリオの会の患者さんたちに、この場をお借りして、感謝申し上げたいと思います。

 学会では、Manila Central UniversityのEr Petil教授より、フィリピンでは2000年以降、ポリオ発症の報告はなかった。しかし、2019–2021年17例目のワクチン由来の陽性例があった事を報告いただきました。
韓国国立リハセンターのKim Min-joon氏より 、韓国でもPPSはおり、10年位前から話題になっている、とのこと。韓国国立リハセンター主導で疫学的な現状調査をした結果を書面で報告してをお送り頂きました。国立台湾大学のTzu-Ling Tai氏より、台湾でもポリオはリハの対象になっている。ただ患者数は多くない、と報告いただきました。』

 今回のディスカッションの結果などは、後日改めてご協力頂いた「北のポリオの会の会長さんにも報告したい」と以前約束されていたことを思い浮かべながらお話しされておりました。

前回の記事でも載せましたが、患者さんの事を思いリハ機具の発明から、今回はポリオの会の患者さんの症例を英語でスピーチ&質疑応答と、本当に毎日お忙しくされており、いつも院内では早歩きの佐藤部長です。(同じ部屋でいつも観察しております 笑)。

 発表内容は院内2階廊下に掲示しておりますので、スタッフの皆さんはぜひ足を止めてご覧ください。

2F・N

 

季節のイベント食 ~旬のとれたてフルーツ~

2022.06.22 UP

 6月13日のお昼ご飯には旬のフルーツ『メロン』が出ました。

 旬の物は太陽と大地から最高の恵みを受けて育っているため、生命力が強く、栄養価も高くなっています。旬の物を食べることは、免疫力を高め、抵抗力をつけたりと、丈夫なからだづくりにはとても大切な事ですね。

 栄養士から、「患者さんがとても喜んでくれていました!」と聞きました。実際に感想を栄養士に伝えてくださった患者さんもいた様で、反響があるとうれしいですね。

2F・N

感染対策進行中

2022.06.15 UP

 リハビリでは、治療中に枕を用いることが多いですが、これまで使用していた枕はごく一般的なもので、枕の上から使い捨てシートを巻き清潔を保つように配慮してきましたが、感染対策やエコの観点から問題視しており改善を検討してきました。

このたび、新しく導入した枕、sleep angel(スリープエンジェル)は、アイルランド生まれのメディカルピローで大変優れた枕で、その名の通り寝心地も快適の様です!

側地はナイロン製で、使用するたびにアルコール除菌が可能なんです。枕の内面はもちろん表面も清潔に保てて、縫製部分もウェルダー加工で圧着されています。

感染対策もできて、エコにもなる、そして患者さんに気持ちよくリハビリをしていただけるリハビリテーション部の取り組みをご紹介しました。

 

教育研修室・A

病院屋上の緑化計画の様子を見てきました

2022.06.08 UP

昨日は青空が気持ちよくて、屋上へ行ってみました。

各病棟で園芸担当OTを中心に、プランターを設置しお花や野菜を育てていました。

こちらでは・・・プチトマト、なす、パプリカを育てていました。

もうパプリカは実がなっていましたよ。

お花は、アジサイ、マーガレット、ラベンダーなどが寄せ植えしてあり、初夏を感じますね。

 

天気の良い日の屋上では、患者さんの歩行練習もできます。今日も患者さんが青空の下で頑張っていました!

トマトやなすの実がちゃんとなるのか気になるので、時々様子を見に行くことにします!

2F・N

認定理学療法士臨床認定カリキュラム(脳卒中)教育機関に認定されました

2022.06.01 UP

 今年4月より、当院は「認定理学療法士臨床認定カリキュラム(脳卒中)教育機関」として認定されました。

 生涯学習制度の中の資格の一つに、認定理学療法士があります。認定理学療法士制度は2010年にスタートし、まだ12年ほどと比較的新しい制度です。7つの専門分野から1つ以上選び、認定理学療法士を目指すことが出来ます。自らの専門性を高め、高い専門的な技術の維持、社会や組織の中での理学療法士の専門性を高めていくことを目的としています。

 資格を取得することで、自信をもって対象者と向き合い、良い治療を行い、他の理学療法士と差別化をつけるチャンスでもあります。

 当院では認定理学療法士(脳卒中)取得に必要な研修を実施していきますので、現在カリキュラムの準備中です。
 2022年11月開溝予定ですが、詳細については改めてHPにて案内致します。

教育研修室・A

朝からバイオリンの音色♪♪

2022.05.27 UP

病棟の朝は、まるべりぃ体操 からはじまります。

この日は1人の患者さんが退院する朝でした。

その患者さんに、「左麻痺のリハビリを頑張り、ご趣味で日頃から弾いていたバイオリンをまた弾けるようになったところを、退院する前にぜひ披露して欲しい」とスタッフから声をかけ、退院日の朝にそれが実現しました。

入院中の患者さんとスタッフの前で2曲披露してくださり、同じ入院生活でリハビリを頑張っている方々に感動を与えてくれました。

 演奏曲は・・・
 ♪1 里の秋
 ♪2 糸    

先日はキーボード演奏を披露してくださった患者さんもおりました。当院では患者さんも一緒に参加出来る行事や取り組みを積極的にしています。             

 

演奏後には、入院生活で関わった全ての方への感謝の言葉もいただき、
とても素敵な時間でした。

動画をぜひご覧ください↓

 

2F・N

< 過去の記事新しい記事 >