渓リハだより

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外部講師を迎えて、症例検討会開催しました

2024.02.02 UP

 院内で多職種向けの症例検討会を開催しました。外部講師として北海道大学大学院保健科学研究院 保健科学部門 基盤看護学分野 准教授 大槻美佳先生をお迎えし、ご指導を頂きました。

3名のスタッフが3件の症例を紹介しました。

①語彙・音韻障害を呈し喚語困難・新造語を認めた症例(ST)

②聴覚失認を疑った症例(ST)

③右半球損傷により病識低下を認めた症例(ST)

失語・失認・右半球損傷とバリエーションに富んだ症例です。

大変有意義な時間となりました。また定期的に継続して開催する予定です!

 

2F広報担当・N

「回復期リハビリテーション病棟協会研究大会in熊本」事前発表会

2024.01.23 UP

 2024年3月に開催される「回復期リハビリテーション病棟協会研究大会in熊本」に向けて、院内で事前発表会を2日間に渡り開催しました。

発表予定の演題のうち7演題の方々が、本番さながらの発表を行いました。

 聴講に来た医師をはじめ、他職種のスタッフから質問やアドバイス等があり、活発な意見交換がなされました。

本番まであと1ヶ月ちょっと。
本番に向けて、頑張っているスタッフの皆さんでしたー!

 

教育研修室・A

新年を迎え10日経ちました

2024.01.10 UP

謹んで新春のお慶びを申し上げます。
旧年中は地域の皆さまには当院に多大なるご厚情を賜り、心より御礼申し上げます。

院内のお正月の雰囲気をお伝えします♪

 本年は元日から大きな災害が発生し、令和6年能登半島地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

まだまだ不安な時間を過ごされている方も多くいらっしゃることと思いますが、一日も早い被災地の復興をお祈り申し上げます。

教育研修室・A & 広報担当・N

 

病棟でクリスマスのイベント★

2023.12.26 UP

当院で毎年恒例の入院患者さんに少しほっこりしていただきたく、クリスマスにささやかながらプレゼントをお渡しするイベントを行いました。

今年はクリスマスイブが休日でしたので、少し早めに実施しました。

先生がサンタクロースに扮して音楽をかけたりギター演奏をしながら、患者さんにプレゼントをお渡ししました。

 

スタッフから心のこもったメッセージカードも個別にお渡しし、皆さんビックリされながらも、「ありがとう」や「涙が出るわ」という嬉しいお言葉をいただきました。

病棟にもきれいなツリーがありますが、12月上旬から1階ロビーにも大きなクリスマスツリーを設置し、外来の方にも季節の雰囲気を感じていただけるようにしています。

日々リハビリを頑張っていらっしゃる患者さんに、今後も気持ちが少しでも安らぐような催しできればと思います。

今年も残すところあと少しですが、頑張っていきましょう。

 

患者サービス委員会・S

4病棟レクの様子

2023.12.19 UP

病棟でのレクの様子です。
介護福祉士が中心になり、患者さんたちとハンドベル演奏の練習をしていますね。

楽譜を見ると、ハンドベルを鳴らすタイミングがベルの色で色分けされていて、初心者の方でも演奏出来るものをスタッフが準備して患者さんたちが楽しめる時間を提供しています。
ハンドベルの演奏は聴覚、触覚、視覚で楽しめて、音がとても心地よくて癒やされます♪

 

別の日には言語聴覚士による食育レクが開催されていました。

事前に資料を作成し、患者さんたちに出来るだけわかりやすく伝わるように工夫していました。4病棟での取り組みをご紹介しました!

2F・広報担当

毎年恒例の2年目「ケーススタディ発表」を行いました。

2023.12.11 UP

今年は3名による発表でした。
看護師のみならず、介護福祉士やセラピスト等、多くの方々に参加いただきました。
発表したケースは、

1.「高次脳機能障害を有する患者の内服管理を目指した看護」

2.「ストレスから変化があった患者の看護をする困難さから得た学び」

3.「転倒を繰り返す高次脳機能障害をもった患者に対するCBAを用いた看護の実際」

3人ともかなり緊張もしていたようですが、皆さんからの質問や感想に一生懸命答えていました。

最後は皆さん笑顔で、ホッとしたようです。

先輩にご指導いただきながら、発表したケーススタディ。

まだまだ成長途上ではありますが、今回の経験を活かしていくことができるよう
皆さんの今後の成長に期待です。

こちらのブログの内容は当院Instagram(https://www.instagram.com/skrhprsns/)でも配信しています。

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教育研修室・A

 

「全粥試食会」をちょっと覗いてみました!

2023.12.08 UP

 嚥下訓練中の患者さんのために食事検討委員会では、現在提供中の全粥についての課題について、形状や食種の位置づけも含め検討するため、多職種が集まり試食会を開催していましたので、その様子を覗いてみました!

 現在提供中の全粥のメリット、デメリットを出し合い問題点は見えてきて理想の硬さ柔らかさ、形状の答えが出ても、食種が増えると厨房の状況や栄養価、年代による食べにくさなど違う問題点も出てきたりと、皆さんで有意義な議論をされていました。

どんな結論になったのでしょうか~。

広報担当・N

美味しい勉強会

2023.11.30 UP

 11月21日の勉強会は言語聴覚士による嚥下食の試食です。
飲み込む力が弱くなると、通常食べている硬さの食事ではのどを詰まらせたり、誤嚥してしまうこともあり、十分な栄養を摂れないだけでなく窒息の危険性もあります。

そのような中で言語聴覚士は少しでもおいしく食事ができるように日々リハビリを行っております。

飲み込む力が弱い場合、嚥下調整食が選択されますが、正確には嚥下調整食には7段階の学会分類があり、飲み込む力に応じておかずが箸で切れる柔らかさや、ゼリーやムース状のおかずまで細かな分類があります。

 今回は嚥下調整食をつくる424品から試食会を開催し、実際に試食をしながら硬さや味を確認しました。ムース状に作った食事はそのままでは見た目が悪く食欲が出づらいですが、型を取り、見た目を忠実に再現することで見て美味しい、食べて美味しい食事になります。

教育研修室・A

旬のとれたてフルーツ「シャインマスカット&おけさ柿 編」

2023.11.24 UP

栄養科が取り組みの一つである「旬のフルーツ」企画、10月と11月分のご紹介です。

10月は8月~10月が旬とされている甘くて美味しいシャインマスカットでした!栄養素を調べてみると、ポリフェノールが多く含まれており、体の老化や酸化を防ぐ!

アンチエイジング効果も高いため、肌の潤いを保ちたい方にはおすすめの栄養素のようですよ!

ビタミンB1を含んでいて、 疲労回復効果があるため、リハビリする人にはお薦めのフルーツですね。

メニュー:ハヤシカレーハヤシカレー、大根サラダ、コンソメスープ、シャインマスカット

いつも会話が少ない患者さんからも「シャインマスカット!美味しかったよ!」とスタッフに声をかけてくれたり、スタッフからも「いいなーー」という声があがっていた様です。

11月はおけさ柿が出ましたよ。

おけさ柿1個でレモン1個と同等のビタミンC、ポリフェノールは赤ワインの10倍!!昔から「柿が赤くなると医者が青くなる」と言われている所以のようですね。

メニュー:3色丼、冬瓜とカニの旨煮、なめたけ和え、おけさ柿

2F・広報担当

 

 

北海道選手団のサポートスタッフとして参加~全国障害者スポーツ大会in鹿児島~

2023.11.16 UP

 2023年10月28〜30日、全国障害者スポーツ大会(通称、全スポ)が鹿児島で行われました。元々、2020年が鹿児島開催予定でしたがコロナで延期となり、今年、特別大会として開催されました。

全スポは公益財団法人日本パラスポーツ協会をはじめ、文部科学省や都道府県・指定都市が主催し、毎年、国民体育大会のあと、同じ開催地で行われています。初の鹿児島開催の今回は、14の正式競技と、3つのオープン競技が行われました。

  • 個人競技
    陸上競技(身・知) 水泳(身・知) アーチェリー(身)
    卓球(身・知・精)※サウンドテーブルテニス(身)を含む
    フライングディスク(身・知) ボッチャ(身) ボウリング(知)
  • 団体競技
    バスケットボール(知) 車いすバスケットボール(身) ソフトボール(知)
    グランドソフトボール(身) バレーボール(身・知・精) サッカー(知)
    フットソフトボール(知)
  • オープン競技(3競技)
    スポーツウエルネス吹矢(身) 
    電動車椅子サッカー(パワーチェアーフットボール)(身)
    ふうせんバレーボール(身・知・精)

 2019年から北海道選手団のサポートスタッフとして参加しており、主に陸上競技の選手サポートをしています。選手のサポートって具体的に何をしているの? とよく聞かれます。

 競技前後の選手の不調を改善するようなコンディショニング(ストレッチ、マッサージ、テーピング、電気治療、鍼治療など)を選手テントや、ホテルに戻ってからも実施します。今大会中、僕1人で、のべ20人位の治療に携わらせていただきました。さらに今回は、電動車椅子の選手とホテルが同室だったので、食事やトイレの介助、入浴は1人で毎晩全介助、と、とても忙しく、且つ、スキルも要求されるなど、大変刺激的な日々を過ごし、貴重な経験になりました。

 また、当院の外来を卒業して、「リクリエイト桑園」でもトレーニングをしていたSさんも札幌市選手団の陸上代表に選出され、当日は100mと200mに参加していました。2種目とも惜しくも4位でしたが、レース後は清々しい笑顔を見せてくれていました。

 さて、今回の大会結果ですが、陸上は身体障害と知的障害を合わせて、金5個、銀10個、銅10個のメダルを獲得しました。全競技、金メダル総数で見ると、北海道は67選手団中22位、金銀銅のメダル総獲得数(金15、銀21、銅19、計55個)で見ると、12位と大健闘だったと思います。

当院外来やリクリエイト桑園では、パラ陸上や、障がい者フライングディスクなどのパラスポーツの参加支援も行なっています。入院中の患者さんでも、情報提供(日本パラリンピック委員会(JPC)推薦メディカルチェック協力医療機関)できますので、フロアスタッフに相談してください。

当院でリハビリをしていた人が、大会で活躍できたらとても素敵です。そんな先輩患者さんを見て、今、頑張っている患者さんのモチベーションにもなればと思います。

リハビリテーション部長・佐藤義文

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