脳疾患に関するリハの実際、効果、エピソードサマリー
理学療法
脳梗塞患者さんの歩行訓練の様子
Honda歩行アシストを使用して歩行訓練を行っています。
振り出しをサポートしスムーズな歩行が行えます。
- 患者さんの声
足が動きにくいから機械をつけたら楽に歩くことができました。
- 理学療法担当者の声
運動麻痺により下肢の振り出しにくさが見られましたが、Honda歩行アシストを着けることで楽に歩くことができました。また、Honda歩行アシストを着けることで運動学習が促され、正しい歩行フォームを身につけることができました。
作業療法
脳梗塞で入院されたAさんの上肢の機能訓練の様子です。
当院では、随意収縮介助型電気刺激装置IVES(アイビス)を積極的に導入した訓練を行っております。
ご本人から「右手が少しでも使えるようになりたい。」という希望が強く聞かれておりました。 電気刺激と併用しながら、アクリルコーンやペグ等の作業道具を利用し、Aさんの上肢機能を引き出す訓練を行っています。
- 患者さんの声
「右手でご飯が食べれて嬉しい。」
「最初は意識しても少ししか動かなかったけど、最近は無意識に動いてるよ。もっと生活で使っていきたい気持ちになったね。」
- 作業療法担当者の声
「ご本人の頑張りで徐々に右手が使えるようになり、太柄のスプーンが少しずつ操作出来る様になってきました。」
「この調子で、着替えやトイレでも右手を積極的に使っていけるように、引き続き退院まで援助させて頂きます。」
言語療法
注意力や物事を具体的に考えるトレーニング、文字を書く練習をしています。
- 患者さんの声
一生懸命セラピストが頑張ってくれるから、それに応えようと思い、頑張れる。みんなのやさしさに感謝しています。
- セラピストの声
退院後の生活の中で必要とされることを想定し、目標に沿った練習をしています。