震災対応
2018.09.12
9月6日(木)震度7の地震が北海道の胆振東部地方を襲い、全道の大停電や札幌市でも大きな被害が発生しました。病院機能も一次停止し、外来患者や入院患者を受けできない状態となりました。入院中の患者の皆さまにも入浴の停止や予定通りの食事が提供出来ないという事態になりご迷惑をおかけいたしました。また、安否を気づかうご家族さまに対しても電話通信の停止により不安な思いをさせてしまい申し訳なく思っています。
私たちの病院が建つ中央区の桑園地区でも長く停電が続き、マンションの窓に明かりが灯り始めた時には、本当に安堵しました。楽しみにしていた「第9回ミニ大通りお散歩まつり」が中止となり、当院の「病院祭」も延期となってしまい、実りの秋も自粛モードとなっています。
私たちはこの経験から多くのことを学びました。備蓄や初動のあり方、長期化への対応、病院機能の維持、利用者の安全と安楽、職員への配慮、そして節電20%への対応。
私たちは、次に備えながら、今日と明日を向いて歩み始めています。
9月12日(水)
看護・介護部長