ひなまつり献立
2019.03.14
少しずつ寒さが和らぎ、あちらこちらで春の訪れを感じる季節となりました。
先日3月3日は「ひなまつり」でした。
当院では、行事食として患者さんに「ひなまつり献立」の提供を行いました。
~ おしながき ~
ちらし寿司
すまし汁
かつおたたきサラダ
ほうれん草のなめ茸かけ
ひなあられ
ひなまつりのように、
古くから伝わる日本の風習には、その日に食べると良いとされる食べ物が多くありますよね。
その中の一つに『ひなあられ』があります!
ひなあられが誕生したのは、江戸時代の頃とされています。
当時、女の子がひなまつりで飾っていたひな人形を連れて外へ出掛ける「ひなの国見せ」が流行していました。春の風景をひな人形にも見せるためのもので、その際におやつとして持っていたのが『ひなあられ』の始まりです。
ひなあられのカラフルな色にはそれぞれ意味があるとされており、
白:大地のエネルギー
赤(桃色):生命のエネルギー
緑:木々のエネルギー の意味があります。
ひなあられを食べることで自然のエネルギーを体内に取り込み、健やかに成長できるように、という願いが込められています。
患者さんからは、「美味しかったよ!」「また楽しみにしているね。」等、
お声を掛けて頂き、大変嬉しく励みになりました。
今後も、患者さんに元気になってもらえるように季節を感じられる
美味しいお食事の提供に努めてまいります。
栄養科