新人救命救急研修
2019.09.03
8月28日、新人看護師を対象とした「2次救命救急研修」を行いました。
「2次救命処置」とは、胸骨圧迫やAEDによる1次救命処置を行っても回復しない傷病者に対して、医薬品や医療機器を用い、医師や看護師などによって行われる救命処置のことです。
新人看護師は、4月に他職種とともに一次救命処置研修を受けています。9月頃から段階的に変則勤務の夜勤業務に入っていくので、毎年この時期に2次救命処置研修を開催しています。限られた人数で勤務をする夜勤では新人といえども重要な専門職です!回復期病院である当院では、2次救命処置に至る急変は急性期病院と比べて少ないですが、いざというときに対応できるよう学んでおく必要があります。
講義で2次救命処置を学んだあと、呼吸を確保するための気管内挿管の技術演習を行いました。今まで扱ったことのない特殊な器具なので、最初は手順や操作にとまどいながらも、後半は慣れていきました。
研修に参加している新人看護師さん達の写真を撮る予定だったのですが、指導に熱中するあまり残念ながら忘れてしまいました!新人さんたちは、真剣に演習に取り組んでくれていました。
こういった特殊な処置は、実施する機会がないと忘れてしまいがちなので、後期で 演習テストをする時にまた勉強しなおしましょうね。
気管内挿管に使用する物品です
吸引練習用モデル「愛称:ルーシーさん」も活用し、気管内挿管チューブのテープ固定の方法を練習です