アジア西太平洋理学療法学術大会2022in香港で発表!
2022.06.30 UP
「アジア西太平洋理学療法学術大会2022 in香港」で、リハビリテーション部の佐藤義文部長が演題名~ポストポリオ症候群患者の外来理学療法の効果~について発表されました。
現地での発表は叶わず、Web発表となりましたが、睡眠時間を削りながら準備されている様子でした。
佐藤部長から、コメントを頂きました!
『今回のデータ収集から発表に至るまで、主治医の横串名誉院長、外来理学療法士の石田君、山本さんに多大な協力を頂きました。また、既に退職してしまったのですが、現在、亀田病院(函館)に在籍している小田さんにも協力をしてもらいましたので、今回の発表について報告いたしました。
何よりもデータを取らせていただいた、北のポリオの会の患者さんたちに、この場をお借りして、感謝申し上げたいと思います。
学会では、Manila Central UniversityのEr Petil教授より、フィリピンでは2000年以降、ポリオ発症の報告はなかった。しかし、2019–2021年17例目のワクチン由来の陽性例があった事を報告いただきました。
韓国国立リハセンターのKim Min-joon氏より 、韓国でもPPSはおり、10年位前から話題になっている、とのこと。韓国国立リハセンター主導で疫学的な現状調査をした結果を書面で報告してをお送り頂きました。国立台湾大学のTzu-Ling Tai氏より、台湾でもポリオはリハの対象になっている。ただ患者数は多くない、と報告いただきました。』
今回のディスカッションの結果などは、後日改めてご協力頂いた「北のポリオの会の会長さんにも報告したい」と以前約束されていたことを思い浮かべながらお話しされておりました。
前回の記事でも載せましたが、患者さんの事を思いリハ機具の発明から、今回はポリオの会の患者さんの症例を英語でスピーチ&質疑応答と、本当に毎日お忙しくされており、いつも院内では早歩きの佐藤部長です。(同じ部屋でいつも観察しております 笑)。
発表内容は院内2階廊下に掲示しておりますので、スタッフの皆さんはぜひ足を止めてご覧ください。
2F・N