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「第22回全国障がい者スポーツ大会 いちご一会とちぎ大会」に参加して

2022.11.10 UP

リハビリテーション部佐藤部長が、2022年10月29日~31日に開催された 第22回全国障がい者スポーツ大会(通称、全スポ)に選手団スタッフとして参加されました。

佐藤部長から、以下の通り報告を頂きました。


 全スポは国体と同じ会場で、国体の2週間後くらいに毎年行われています。しかし、2019年の茨城は台風直撃で羽田からトンボ返り。2020年鹿児島と2021年三重はコロナで延期&中止となり、今年の栃木大会(いちご一会とちぎ大会)は4年ぶりの待望の大会でした。

全スポの競技
陸上、水泳、アーチエリー、卓球、フライングディスク、ボーリング、ボッチャ、バスケットボール、車いすバスケットボール、ソフトボール、グランドソフトボール、バレーボール、サッカー、フットソフトボールなどが対象競技で、肢体不自由、視覚、聴覚、内臓、知的障害など、障がい内容によって種目やカテゴリーが分けられています。

北海道からの参加者
陸上競技は肢体不自由の9名、視覚障害の3名、聴覚障害の1名、知的障害の11名
合計24名の選手、監督を含む13名のサポートスタッフ

サポート業務
会場移動時や公式練習の選手誘導やサポート、必要時は入浴、食事、更衣介助なども対応します。競技前のアップは一緒に走ることもあるし、理学療法士&鍼灸師でもあるので、コンディショニング目的にストレッチ、マッサージ、鍼治療や低周波治療もやります。今回もレース前に痛みが発生した選手に急遽、コンディショニングをする場面もありました。

スケジュール
27日に新千歳空港で結団式、28日は公式練習
29-31日は大会、11月1日は千歳に戻り解団式
毎朝6時台にホテルを出て、20時にミーティングの毎日。正直、大変でしたが、岩手や千葉、兵庫県障がい者スポーツ協会のメンバーとの再会や、現地栃木県理学療法士会のコンディショニングルームメンバーとの情報交換など、専門職として得る物も多かった大会でした。

大会の結果
金メダル9個、銀メダル9個、銅メダル5個
都道府県+政令指定都市、67チーム中11位

ホストの栃木県は宇都宮市の「カンセキスタジアムとちぎ」を中心に、種目によって鹿沼市や大田原市など、県職員や各種団体、一般&学生ボランティア等の多大な御協力で、大成功の大会となりました。選手の頑張りが、地元テレビ局でしか放送されないのが非常に残念でしたが、来年は鹿児島特別大会、2024年は佐賀県と続きます。

当院は、日本パラスポーツ協会メディカルチェック協力医療機関です。
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 また、障がい者スポーツ指導員資格のある医師、理学療法士が複数在籍しています。佐藤も障がい者スポーツ指導員(中級)を持っており、以前から北海道障がい者スポーツ協会に登録、障がい者陸上の北海道代表メンバーとは、合宿や大会参加のサポートをしています。
当院退院患者さんや、夕方に行っているリクリエイト桑園利用者さんからも全国・全道・札幌市大会に参加する人が続いたらいいな、と思いつつ、引き続き、パラスポーツをバックアップしていきたいと思います。


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