國生 真希副部長
これまで、当院の認知症患者様のケアにあたり、ケア一つで患者さんが良くも悪くも変わる事を体験してきました。それにやりがいを感じていましたが、さらにその根拠を深めたいと思い認定看護師研修に挑みました。
認知症ケアに限りませんが、ケアをしていると患者さんの症状など目の前の困りごとに注目してしまう傾向があるのではないでしょうか。でも認知症の方たちは、脳の働きが悪くなることによって時間の感覚や人が分かりづらくなったり、 自分で動こうと思ってもなかなか動作に結び付かったりと本人はすごく困っていることを知る事ができました。 現在はそんな患者さんが困らないように、そして本来持っていた自分らしさや笑顔を引き出せるように、支障をきたしている部分を考えながら関わる事に心掛けています。
最期までその人らしい生活を支えられるように頑張っていきたいです!