輸血拒否に関する当院の方針
―基本方針―
当院では、「相対的無輸血」の基本方針に基づき、以下のように対応いたしますので、何卒ご理解のほどお願いいたします。
輸血を行わないための可能な限りの努力はいたしますが、緊急時を含め生命に危機が及び、輸血を行うことによって死亡の危険が回避できると医師が判断した場合は輸血を実施します。
手稲渓仁会病院
臨床倫理検討部会
2021年4月1日
《用語説明》
【相対的無輸血】
患者本人の意思を尊重し可能な限り無輸血治療を行うが、輸血以外に救命手段がない事態に至った際には輸血を実施すること。
【絶対的無輸血】
患者の意思を尊重し、たとえいかなる事態になっても輸血はしないこと。