da Vinciのメリット
①体の負担が少ない
da Vinci(ダヴィンチ)での手術は、体に1〜2cmほどの穴を開けてロボットアームや内視鏡カメラを挿入するので、従来よりも小さな傷で手術が可能です。出血量が少なく、術後の痛みも少ないため、翌日から自力で歩くことができ、社会生活に早く復帰できます。
②従来は難しかった部位の治療を実現
複雑で繊細な動作を得意とするda Vinciでは、人の手で腹腔鏡下手術を行う際には難しかった部位の手術が可能です。前立腺がんや腎がんでは既に標準的治療になったほか、膀胱がんや食道がん、胃がん、肝臓がん、大腸がん、肺がんなどさまざまな部位のがんに手術の適用が広がりつつあります。
③精密・正確で安全性が高い
執刀医は高精細な3Dハイビジョンカメラの拡大画像を見ながら、手ぶれ補正などのアシストのもと精密な操作が可能です。また、da Vinciでの手術には執刀医に認定ライセンスが必要であり、専門のトレーニングを積んだ医師のみが操作を担当します。
拡大画像により、開腹して目視するよりもさらに鮮明に手術部位を見ることができます |
手の動きとロボット鉗子の動きの比率を設定し、ミスの少ない操作が可能 |