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診療科・部門

呼吸器内科

診療実績・対象疾患

対象疾患

肺がん、気管支喘息、肺気腫、COPD、間質性肺炎、特発性肺線維症、細菌性肺炎、非結核性抗酸菌症、気管支拡張症、薬剤性肺障害、じん肺、慢性呼吸不全など

対象疾患と症状

呼吸器内科では、主に気管支・肺の疾患の診療を受け持っています。代表的な疾患としては、血痰、咳嗽、喀痰などの症状や胸部異常陰影を契機に発見される肺がんをはじめとして、細菌性肺炎、非結核性抗酸菌症、胸膜炎などの感染症、気管支喘息などのアレルギー性疾患、喫煙が原因で発症するCOPD(肺気腫、慢性気管支炎)、乾性咳嗽や呼吸困難を主訴とする間質性肺炎などを対象としています。

当科を受診する患者さんの症状は、咳嗽、喀痰、血痰、息切れ、胸痛などの呼吸器由来の場合と、発熱、体重減少などの全身症状や、肺がんの転移による症状のように他臓器由来の場合があります。また、健康診断の胸部レントゲンやCT検査で肺に異常所見を指摘され紹介受診される場合も少なくありません。

診療実績

2022年4月から5名の呼吸器内科医が勤務しています。昨年までの実績として、2017年から2023年までの入院患者の内訳を表1に示します。近年の入院患者の傾向としては肺がんの割合が高くなっています。

表1.呼吸器科入院疾患の推移(2017年1月~2023年12月)
  2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年
腫瘍性肺疾患 640 592 622 550 581 570 602
感染性肺疾患 58 86 96 133 118 114 172
間質性肺疾患 76 76 99 74 75 104 135
気管支疾患
(喘息を含む)
42 52 58 40 30 48 60
閉塞性肺疾患 28 32 50 41 31 40 26
縦隔疾患 4 4 7 4 5 3 2
胸膜疾患 27 33 43 33 29 33 20
他臓器疾患 12 18 18 1 0 1 15
その他の肺疾患 64 75 91 98 61 25 16
入院総数/年 908 913 1,016 974 930 938 1048
※ 各疾患数に重複あり

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