当科の理念・診療方針
リスクの高い症例においても可能な限り良い術前状態で手術にのぞみ、
質の高い手術を行う
当心臓血管外科では、1987年の開設以来、後天性および先天性の心疾患から、大動脈瘤などの大血管手術、下肢閉塞性動脈硬化症や下肢静脈瘤などの末梢血管疾患まで、ありとあらゆる心臓血管系疾患を治療対象としています。
当科の診療方針は、リスクの高い症例においても可能な限り良い術前状態で手術にのぞみ、質の高い手術を行うことです。
当院は総合病院であり、その強みを生かして、術前検査から術後治療まで、循環器内科、小児循環器科、麻酔科、脳神経外科、腎臓内科、総合内科など他科専門医や臨床工学部、看護部、薬剤部、診療技術部、臨床検査部、リハビリテーション部、栄養部などの多くの部門と綿密な連携下で行うチーム医療を実践しています。
また当院はドクターヘリの基地病院であり、救命救急センターを有し24時間常時緊急の受け入れ体制が整っており、急性大動脈解離・大動脈瘤破裂や急性心筋梗塞合併症など緊急手術を要する疾患に対しても随時対応しております。