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診療科・部門

小児科

専攻医募集

専門研修 病院合同説明会 イーレジフェアオンライン」に出展します!

日時:2024年6月18日(日)~6月20日(木)
   小児科は6月18日(火)19:00~


参加を希望される方は下記のQRコードよりお申込みください。

 

《申込み締め切り:2024年6月16日(日)》
 たくさんのお申し込みありがとうございました。


※見学や資料を希望される方は、下記窓口にお問い合わせください。
 ☞お問い合わせ窓口:tkh-senmoni@keijinkai.or.jp

 

手稲渓仁会病院小児科はともに成長していく仲間を募集しています!

手稲渓仁会病院小児科

当院は一般外来から集中治療まで小児の急性期診療を極めることができる、北海道で唯一無二の研修病院です。興味のある方の連絡をお待ちしています。


・これから小児科専門医を目指す専攻医(後期研修医)

・小児救急、小児集中治療に興味がある方

・短期の研修や見学も随時受付

 

 

 

小児科研修プログラムの3つの特徴

1.唯一の市中病院プログラム

手稲渓仁会病院小児科

当院は道内の市中病院としては唯一小児科専門研修 基幹施設の認定を受けています。地域医療を支える急性期病院で豊富な症例と指導陣のもと、専攻医が中心的に治療にあたることで対応力のあるgeneral pediatricianを目指します。

 

また専攻医が初期研修医や他の小児科医へレクチャーする機会を重視しています。人に教えることで内容を深く理解し、知識の整理ができるとともにプレゼンテーションスキルも向上します。

 

勉強会・カンファレンス予定

毎朝 入院症例カンファレンス  
月曜 総回診(指導医回診)  
火曜 退院症例カンファレンス 論文抄読会
水曜   ヌーンカンファレンス(勉強会)
木曜 周産期カンファレンス ヌーンカンファレンス(勉強会)
金曜   英語回診
毎月 症例検討会 急変シミュレーション・トレーニング
不定期 Research meeting 多施設合同勉強会(ブートキャンプ)

 

 

2.こどもの救命医療

手稲渓仁会病院小児科

小児科医は、小児の病気やけがについて幅広い知識と経験を持っていますが、救急医療についても専門的な知識や技術を身に付ける必要があります。

 

小児救急では、緊急性の高い症状に対して正確な判断と素早い対応が必要であり、小児の年齢や発育に応じた治療計画を立てることが求められます。小児救急は、地域医療においても重要な役割を担っており、小児科医が小児救急を学ぶことは、小児医療全体の質を高めることにつながると言えます。

 

私たちは重症の小児救急患者にも対応するため最新の設備と小児救急・集中治療チームを備えている全国的にもめずらしい小児科です。救命救急センターと連携して道内各地から搬送されてくる重症なこどもの救命医療を学びながら、こどもの命をつなぐ小児科医の醍醐味を体感できます。


※小児救命センター(/teine/department/14-10/

 

 

3.北海道から世界へ

手稲渓仁会病院小児科

当院で経験しづらい希少疾患や専門性の高い疾患は道内外の連携施設で研修することができます。また最新の医療の提供と情報発信を目的に、国内外での学会発表や論文等の学術活動にも力を入れています。これにより小児科専門医を取得するために必須である小児科全分野の経験症例と論文作成にも自ずと対応が可能です。

 

これまで当科で小児科研修を行なった卒業生の中には海外で活躍している医師が多数います。2022 年からは米国University of Texas Medical Branch との提携を開始し専攻医研修中に短期留学を行ない米国の小児医療を経験できるようになりました。当科では日頃から世界標準の医療を心がけていますが、これらの経験を通して小児科として より広い視点での医療貢献が期待されます。

 

テキサス大学留学記(2023年1月-2月)

 手稲渓仁会病院の後期研修医3年目に、アメリカ・テキサス州のメキシコ湾に面した港町ガルベストンにあるUniversity of Texas Medical Branch at Galveston(通称:UTMB)に、2023年に短期留学させていただきました。初めての海外留学で不安もありましたが、現地の小児科医達と交流を深め多くのことを学ぶことができ、UTMBでの留学経験は私にとって大変貴重な経験となりました。
 UTMBは、大学としての教育機関であると同時にガルベストン周辺および中南米を包括する医療センターでもあります。私は小児科病棟とNICU病棟および併設する外来で、小児科研修医と一緒に研修させていただきました。小児科病棟では多くの感染症の患者さんが入院しておりました。アメリカでの医療保険制度のため、入院の敷居が高く入院期間は短い傾向でした。患者さんとの対話を重視し、患者背景、患者の意思、自己決定権を尊重した医療を提供している印象を受けました。また外来研修では、一般診療や各疾患診療だけでなく、日本の学校検診にあたる健康診断も外来で行っておりました。ワクチン接種や発達の評価、家族背景の確認、年代に応じた健康と生活に関する指導を、一人一人時間をかけて行なっておりました。NICUでは多くの重症新生児、超低出生体重児、先天奇形を有する患者の高度な医療を学ぶことができました。病棟が個室であることを活用し、積極的な家族と児の接触を行い、家族での時間を重視しておりました。
 留学期間中は、アメリカの医学部生や同世代の研修医たちと交流し、医学教育における違いについて議論することができました。国際都市であるヒューストンが近郊にあるため世界各国から研修医が集まり、同世代の小児科医が切磋琢磨している姿を見て、大変刺激を受けました。短い研修期間でしたが、留学は私にとって一生忘れられない貴重な経験となりました。海外の論文やガイドラインを参考に自国での診療を行うことが当たり前となっていますが、実際にその医療現場を見て、テキストの背景にある状況を、実感をもって知れたことは自分にとっても大きな意味を持ちました。今回の留学は手稲渓仁会病院と小児科スタッフのご支援があったからこそ実現しました。関係の皆様には心から感謝いたします。是非、後輩の先生方も続いてほしいと願っております。留学で得た貴重な経験を、日本での実臨床にも活かしていきたいと思います。

(2020-2022年度専攻医 實川 美緒花 先生)

 

研修基幹施設 手稲渓仁会病院(小児科)
研修連携施設 北海道立子ども総合医療・療育センター、市立札幌病院(NICU)、札幌北楡病院(血液腫瘍)、函館中央病院、北九州市立八幡病院、神戸市立医療センター中央病院、松戸市立総合医療センター

 

 

こどもの命を守るOneチーム

小児科の診療領域は非常に幅が広いため、様々な専門職との連携が鍵になります。当院では、小児科の各診療チーム(一般小児、集中治療、循環器、アレルギー、内分泌、新生児)の他にも小児心臓外科、看護師、コメディカル、チャイルドライフスペシャリスト、ドクターヘリ有する救命救急センター、在宅医療サポートなど様々な専門家たちと一緒に北海道で一番の小児科を目指し、日々努力しております。みなさんも北海道のこどもたちのためにぜひ一緒のチームで働いてみませんか!

 

施設認定
(小児科関連)
・日本小児科学会 専門医研修基幹施設
・日本小児循環器学会 専門医修練施設
・日本周産期・新生児医学会 周産期専門医制度補完施設
・日本アレルギー学会 準認定教育施設
・日本内分泌・甲状腺外科学会 専門医認定施設
・小児救急医療支援施設
・地域周産期母子センター
・日本集中治療医学会 専門医研修施設
・救命救急センター
・ドクターヘリ基地病院
・メディカルウイング運航管理病院
・災害拠点病院
・臨床研修指定病院

 

 

OB・OGからのメッセージ

私は3年間小児科専攻医として当院で勤務しました。手稲渓仁会病院小児科は、教育的で小児科のスタートダッシュとしておすすめします。一般小児をしっかり見られる上、予防接種や健診、外来業務から興味のある専門分野を他院で勉強しに行くこともできます。小児集中治療は北海道でも数少ない中、充実したスタッフの中学べます。また、勉強会や抄読会も非常に充実しています。
札幌市の西端にある当院ですが、札幌駅とのアクセスもよく、適度に自然もある中、お店や飲食店も多く、生活しやすいです。食べ物も美味しいです!当院は、全国から研修医や専攻医が集まっておりバックグラウンドも様々で刺激的です。まずはぜひ見学に来て、当院の雰囲気や環境を知りに来てください♪

(2018-2020年度専攻医 齋藤光里先生)

 

当院は人口200万人の札幌市にある急性期病院で、一次救急から三次救急まで対応しており、小児も含めて地域医療の砦として、北海道内の様々な所から患者さんをご紹介いただいています。小児科はチーム制で、専攻医が主治医として患者さんとそのご家族に接しながら、チームにいる指導医の先生からフィードバックを受けられる環境が整っています。専門領域としては循環器科、集中治療科、内分泌科、アレルギー科、新生児科の指導医がいるため、一般小児疾患や救急疾患を含め、様々な疾患を学ぶことができ、関連病院で他の科についても学ぶことが可能です。興味がある方はぜひ一度ご連絡ください!北の大地で待ってます!

(2018-2020年度専攻医 中野貴明先生)

 

私は北海道内の他の小児専攻医プログラムで道内3つの病院で研修を行い、それぞれの病院で重症症例を経験することもありました。しかし、PICU専門医はどの施設にもいませんでした。少しでも自分の経験と知識で患児により良い治療を行うことができることができればという思いから、手稲渓仁会病院での専門研修を希望し6ヶ月という短い期間ではあるものの、勤務させていただきました。研修では救急受け入れや搬送などがあればすぐに声をかけていただき、症例に当たる機会を最大限いただくことができました。
それぞれの症例の診療をしている時には、スタッフの先生方が優しく親身に指導してくださり、文字で勉強するだけでは決して得られないような多くの知識を得ることができました。また、手技なども可能な限り経験させていただくことができました。スタッフの先生方としてはまだ症例数が十分に多いわけではないとのことでしたが、初学者としては十分な勉強をすることができました。また機会をいただけるのであれば、再び手稲渓仁会病院での勤務を行うことができればと思います。小児集中治療に興味のある方は是非、訪れていただければと思います!

(2021年度 小児救急集中治療研修 鈴木祐人先生)

 

 

→さらに詳しい内容についてはこちら

専門研修(後期研修)プログラム紹介

 

●連絡先

医学生の方:kenshu@keijinkai.or.jp

専攻医希望の方:tkh-senmoni@keijinkai.or.jp

 

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