診療体制
2023年10月現在、常勤医4名でうち2名は放射線診断専門医を取得しています。この他に週１回北海道大学の放射線科から医師が出張できています。
当科は放射線診断科としては珍しく、消化器科との協力体制のもと入院患者さんを直接担当しています（要するに主治医となっています）。他の多くの放射線科は主治医にはならず、検査の時だけたずさわるということが多く、患者さんとの関係が希薄となりがちです。これに対して主治医となることにより、より緊密な関係が構築でき、病状の変化に合わせた迅速できめ細やかな対応ができると考えています。
業務は、午前中は主にCT、MRIのレポート作成と病棟管理を、午後は血管造影やIVRを行っていますが、画像診断、IVRともに緊急のご依頼には極力対応するようにしています。特に当院では救命救急センターがあるため、夜間に余市や倶知安などから搬送された外傷症例に、止血を目的とした緊急のIVRを行うこともしばしばです。外傷性や術後の出血は命に関わるものも少なくなく、可及的速やかにIVRで止血することが重要ですが、札幌市内でも対応できる施設は大学病院を含めて数施設に限られており、当院は札幌市内で重要な役割を担っています。
外来は火曜と木曜の午前中に行っています。何かご相談したいことがおありの際には当院にお電話をいただき、こちらを受診して下さい。