診療体制
救急外来では、一次から三次までの救急患者に対して、救急科専従医とローテート研修医(当院初期研修医1~2年)が各科専門医と協力し24時間365日対応しています。
数人の救急科専従医が常駐し、主に救急車で来院する患者、自力来院の中でも外因によるものや緊急性の高い内因性疾患の患者の診療を担当しています。このような救急外来での救急医の業務は、トリアージ、つまり振り分け業務のみのように誤解されがちですが、実際には患者の初期評価と同時に、必要不可欠と考えられる治療介入を行いつつ、病態に応じた専門医による適切な治療へ安全に引き継いで行くという重要な役割を担っています。多発外傷、心肺停止蘇生後、外因性疾患等の重症患者は救急科管理下で入院治療を行っています。