放射線治療室
放射線治療室は放射線治療を必要とするすべての患者さんに、安全かつ適切な放射線治療を実施しています。
開院以来リニアック１台体制で行ってきましたが、がん治療の充実をめざし、２０１９年１１月よりトモセラピーの最新機種Radixact®（道内初）を導入し、２台体制となりました。トモセラピーは高精度放射線治療専用機でありIMRT（強度変調放射線治療）、SRT（定位放射線治療）などの高精度治療をより積極的に選択することができます。さらにトモセラピーには体表面での位置照合システムも道内初導入しました。これにより、より精確な治療ができるだけではなく、患者さんの体表への線描きを少なくすることも可能となりました。
目的別では、根治・準根治照射が約25％、術前・術後照射が約25％、緩和目的照射が約50％です。年間照射件数、患者数ともに年々増加傾向にあります。
また各職種（医師、看護師、医学物理士、診療放射線技師、医療秘書）の専門性を生かしたチーム医療体制の構築をめざし、チーム内で情報を提供、共有を密にしています。
放射線治療科ページはこちら
リニアック
トモセラピー