日本手術看護学会
みなさん、こんにちは。
今回は5月18日(土)に開催された
日本手術看護学会 北海道地区学会の報告をしたいと思います。
前年度の研究に引き続き、『認知症患者のへ術前訪問を行う上での看護師の困難感』
をテーマに発表してきました。
手術室看護師は、患者さんに安心・安全な手術をしていただけるように
全力でサポートしています。
認知症患者さんは、
『手術』という言葉だけで緊張して、
行動が落ち着かなくなることや拒否的な態度になってしまうことがあります。
手術室の環境を変えることは難しいですが、
手術室看護師の接し方やコミュニケーション方法の工夫をすること、
病棟看護師や認知症看護認定看護師と共に連携をして認知症患者さんに優しく、
安全な周術期看護を目指していきたいと思います。
<番外編>
今年から手術室経験2年目以下を対象にして、リフレクション研修を行っています。
写真はその様子になります。
今回の新人さんのテーマは「社会人になって実感したこと」です。
みんなの意見からは、体調管理や生活リズムが整うように意識している自分、
お給料をもらって働いているため1つ1つの時間を大切にしている自分、
麻薬などの薬剤を詰めるときなど、責任感をもって行動している自分など、
様々な場面を通じて社会人になったことを実感しているようでした。
このリフレクションには、プリセプターにも参加してもらいました。
プリセプターも新人さんの感じていることを知る機会となり、
今後のサポートする上でのヒントになったと思います。
今後、新人さんの教育的支援はもちろん!ですが、
プリセプターにも目を向けて、チームみんなで支援していきたいと思います。