臨床輸血看護師

こんにちは、ICU看護師の渡部です。
私は今年4月に日本輸血・細胞治療学会認定の
臨床輸血看護師なりました。
臨床輸血看護師はまだ新しい資格であり、
知らない方も多いと思いますので、
どのような資格なのかをお話したいと思います。

・臨床輸血看護師とは
 輸血は副作用や合併症を伴いやすい治療です。
輸血が安全に患者に行われる
ように、輸血に関する正しい知識と高い看護能力を修得するために
必要な研修を受講し試験により認定された看護師をいいます。

・資格を取得するには
対象は輸血を行なっている施設で3年以上の臨床経験を有し、
所属長の推薦が必要です。
資格取得までは
講習会の受講と筆記試験、施設研修を経て認定されます。
(講習会の受講は日本輸血・細胞治療学会の研修や支部会に
参加することで、受講資格を得ることができます。)

・活動内容
スタッフを対象に学習会を行い、輸血の必要性、合併症、
取り扱いなどについて知識提供を行なっています。
今後は輸血部とも連携し、研修の企画・実施も行う予定です。

資格取得から日が浅いため、多くの活動は出来ていませんが、
より安全な輸血看護を行うには
今後どのような取り組みが必要かを考えながら
活動していきたいと思います。

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