2022-01

外来1の活動紹介

今年度当院看護部では「外来・病棟・地域と協働したセルフマネジメント支援体制の強化」を部門戦略目標にあげて活動していました。
そのなかで、地域療養支援の一環として、病棟の看護師が定期的に外来で業務を行う
業務連携に取り組みましたので、紹介します。

□整形外科外来と整形外科病棟
 整形外科病棟(東3・東4病棟)の看護師が整形外科外来で業務を毎日行います。
ラダーⅡ以上の看護師が一週間交替で外来勤務を担当しており、外来看護師とともに、
診察室や処置室で、創傷処置やギプス固定、シーネ固定、脱臼整復などの介助をするほか、
外来手術や入院オリエンテーションを行っています。

<外来処置室で注射の準備をしている東4病棟の看護師>

□婦人科外来とレディース病棟
 婦人科外来では、レディース病棟(F6病棟)の看護師(ラダーⅡ以上)が週2日外来業務を行っています。主に行う業務は、外来でがん薬物療法を継続する患者さんのヘルスアセスメントや、セルフケア支援、意思決定支援などです。入退院を繰り返す患者さんも多いことから、病棟-外来間の情報共有もスムーズになり、切れ目の無い看護の提供のひとつとなっています。

<外来看護師と情報共有するF6病棟の看護師>

BLS(一次救命処置)研修を行いました! A東7病棟です!!

A東7病棟は消化器センターで消化器の内科と外科の混合病棟です。
侵襲の高い処置や周術期看護、ICU退室後の重症ケアを行っています。
そのため、予測していない状態変化へ対応する力もつけなければなりません。
そこで、院内急変対応チームに依頼しBLS(一次救命処置)研修を行いました。
     

デモンストレーションや講義を通じて心肺蘇生法やAEDの操作方法を学び、あらゆる場所、状況下においても全員が迅速に対応できるよう訓練しています。
          

学びの機会を大切にしながら、一人一人が日々成長できるよう励んでいます!

多職種で力を合わせています

小児科病棟では、新生児から15歳未満の患者さんを主に対象として看護を行っています。
治療を行う中で、子どもたちがどんな思いや考えを抱いているのか?現状をどのように理解しているのか?と、常に考え、個別性に応じたアプローチで、子どもたちの反応を引き出せるようチームで支援しています。

PTさんと保育士さんが協働し、遊びながらリハビリ中。
その様子を見ていると、家族も自然と笑顔になります。

小児科の先生の読み聞かせは、子どもだけでなく家族も引き込まれます。

CTの検査の様子が具体的にイメージできるようにぬいぐるみを使って看護師が説明をしています。

多職種カンファレンスでは、子どもや家族が安心しておうちに帰ることができるよう、子どもと家族にとってベストな支援とは何か?と、多職種で案を出し合いながら、意見交換しています。看護学生さんもチームの一員となって、カンファレンスに参加しています。

【 状態変化に備えてトレーニングしています 】
日頃から急変対応のトレーニングや学習の機会を設けて、急変時、速やかに対応できるよう取り組んでいます。

急変対応を想定して、先輩看護師が観察の視点や対応の見本を見せながら、一度覚えたはずの知識を再確認しています。さまざまな経験値のスタッフが、強みを活かしながら頑張っています。

こんにちは、A西4(呼吸器内科・呼吸器外科)病棟です

A西4病棟では、ネーザルハイフロー(NHF)についての勉強会が行われました。
ネーザルハイフロー(NHF)は、鼻カニューレにより高濃度・高流量な酸素を投与することができるため、低侵襲ながらも呼吸不全の改善を図ることができる酸素療法として医療現場で使用されています。
また、レントゲン・CTなどの画像についての勉強会も行われています。看護師は日々のケアを行うだけではなく、画像やデータなども含め患者さんの状態を総合的にアセスメントしていくことが重要です。
     

上の写真は理学療法士により腹臥位リハビリが行われている様子です。腹臥位リハビリとは、うつぶせの状態をとることで背中側への肺の圧迫を減らし、呼吸機能の改善を図るリハビリです。看護師は患者と関わる時間が長く、理学・作業療法士など他職種との連携を図りながら日々の生活の中で積極的にリハビリを実施しています。

12月はクリスマス☆ということで、先生達からのクリスマスケーキのプレゼントがありました!とってもおいしかったです!!!

以上、A西4病棟でした!

タイトルとURLをコピーしました