2022-07

外来2:脳神経外科外来「やりがいをもってやっています」

脳神経外科外来には、救急車で来院された方や、地域から紹介された方など、

緊急性の高い治療を要する脳卒中の方や脳卒中の急性期治療を終えて、

後遺症を持ちながら在宅で療養される方、これから手術や処置を行う方がいらっしゃいます。

 

看護師は、まずは急に治療や入院が必要となった患者さんとご家族の、

お気持ちのサポートをしながら、治療の意思決定支援をしています。

その間、緊急の治療などに必要な検査がスムーズに進むよう、

医師や医療秘書さんと協力して、診療をすすめています。

 

安心して入院し、

予定する治療を受けられるようにせん妄の予防支援や地域で安心して穏やかに暮らせるように、

再発予防のためのセルフケア支援など、外来でのサポートにも力をいれています。

緊張感はありますが、やりがいをもってやっています。

また、外来では、お互いの看護研究の発表を行い、学習しています。

仲間のがんばりはシゲキになります!

暑くなってきたので、夏を楽しみつつ、体調管理に気をつけていきましょう!

【脳神経外科外来担当:看護師の太田と斉藤】

密着!!~患者サポートセンター看護師の1日~

今回は、患者サポートセンター看護師のとある1日をご紹介します。

 

9:00

医療ソーシャル・ワーカーと目標カンファレンス、面談予定、在宅調整中の支援計画など、

チーム内で共有し支援計画を相談します。

 

10:00~11:30

医師、薬剤師、医療ソーシャル・ワーカー、看護師、栄養士、理学療法士との多職種カンファレンスの

場面です。 患者さんの入院前や退院後の生活をイメージし、

患者さん家族の望む療養生活を過ごせるようにディスカッションをしています。

 

 13:30~16:30

退院後の患者さん宅に訪問に行ってきます!

冬期は雪道や吹雪の運転で緊張しますし、夏期は車の熱気で体力を奪われます。

ですが訪問に行くと、「体力が戻ってきたよ」と家事や趣味をできるようになったと笑顔で語られる患者さんに、

看護師も元気をもらっています。

 

16:45

勤務終了の際に、看護師全員集合してミーティングを行います。

「今日も1日色々ありました~、明日もがんばりましょう」

 

 

こどもの手術プレパレーション

当院での小児の手術は、全体の約1%ですが、年中手術があります。

特に夏休み、冬休みなどの長期休みに手術にくるこどもが多いです。

こどもが安心して手術を受けられるように・・・という願いをこめて

2020年7月より小児プレパレーションの活動をチームで行っています。

プリパレーションとは、準備、予習、心構えを意味する言葉であり、

小児医療のなかでは、「病気、入院、検査、処置などによる子どもの不安や恐怖を最小限にし、

子どもの対処能力を引き出すために、その子どもに適した方法で心の準備やケアを行い、環境を整えること」

を意味しています。

チームのメンバーは麻酔医、小児科医、小児科スタッフ、保育士、CLS、手術看護師で月に1回、

活動を振り返り、課題を共有しました。

そこで、重複して行っている説明などを整理し、情報共有ツールとして「多職種申し送りシート」を作成し、

今年度から、運用をしはじめています。

目標は「小児手術に強い手術室。こどもと家族が安心して手術が受けられる手術室」です。

これからも、みんなで協力しながら、こどもが安心して手術ができるように頑張っていきたいと思います。

 

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