高齢者体験学習

A東3病棟は、整形外科病棟です。

 

変形性膝関節症や腰椎ヘルニアなどの慢性疾患から、

転倒や交通事故などによる四肢の骨折などの急性疾患まで様々な怪我をした患者さんが入院します。

そのため、高齢者も多く入院します。

高齢者は身体的な衰えがある上に、受傷により一部の活動が制限されることで、廃用が進行することが懸念されます。

なかでも、食事は栄養摂取だけでなく、「食べる楽しみや生きがい」といった意味もあり、とても重要です。

そこで、高齢の患者さんが安全に食事摂取できるように、食事支援に関する学習会を開催しました。

 

認知症認定看護師の佐藤加奈子師長さんに講師をお願いし、患者体験をしながら実際に食事介助を行いました。

 

今年度入職した新人ナースが・・・

「おいたろう」を装着し、高齢者に変身!!

実際に患者体験をすることで、

視界が狭い!見えにくい!カップやお皿を持ちにくい!蓋が全然開けられない!!

ナース同士が話しをしていることが全然聞こえない!!などの体験談が聞かれました。

患者役、看護師役に分かれて、

食事摂取時の肢位やスプーンテクニックなど

「明日から実践出来る」をテーマに学びを深めました。

後ろから話しかけると、「うわ!ビックリした!」と驚いている姿、

椅子まで歩き、座ることも一苦労している姿

などが見受けられました。

患者体験や嚥下食などの実食は、

とてもよい学びとなりました♪

 

この学びを翌日から、看護の現場で実践しています!

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