日記

こんにちは!クリニックです

3月になりますが・・・雪、雪、雪、大雪!
今年の冬は、皆さん除雪、交通障害と大変な思いをしましたね。
クリニックの周りも大きな雪山があり、春は遠く感じてしまいます。

・・・2月から新しい仲間が加わりました!
 

名前は 『かんせん みはる』ちゃんで、所属は感染対策本部です。
みはるちゃんが働いている場所はクリニック1階の正面玄関前で、新型コロナウイルス対策の一環として、クリニックに来院された患者さんやご家族の方の体温を測定してくれています。
「みなさんの温度を測っていますよ-。」
「お熱はありません。どうぞお通り下さい。」

また、発熱している方が通ると
「おっとっと!私にはお熱が高いようにみえますよー?」
と教えてくれ大活躍です。
なんともかわいらしい声と姿に働いている私達も癒やされています。

手稲渓仁会クリニック

2000年5月に開院した当クリニックは今年の4月に病院外来と統合します。
当面は建物や入っている診療科は変わりませんが、約22年間クリニックの名前で親しまれてきたので、少し寂しい気持ちもあります。
4月からは手稲渓仁会病院の外来として生まれ変わります!

内視鏡検査室の活動紹介

内視鏡検査室では、今年度の目標に『エビデンスに基づいたせん妄予防ケアの実践』をあげています。
“せん妄予防”と聞くと入院中のケアというイメージがあるかも知れませんが、検査など慣れない処置や医療機器など無機質な環境の影響で不安や緊張感が増強し、せん妄になる患者さんがいます。また、検査中に使用する鎮静剤もせん妄の誘発因子になります。
今回、私たちが日頃から大切にしている高齢者ケアについて話し合い、今出来ていること、更に出来ることはないかという視点で事例検討しました。また、検査中の声かけや関わり方について認知症ケア認定看護師にアドバイスをもらい、ユマニチュードケアについて改めて考える機会になりました。
今まで、うつ伏せの姿勢で検査する患者さんには言葉やジェスチャーで説明していましたが混乱する患者さんもおり、今年から写真や簡単な言葉で書いた用紙を用いてオリエンテーションしています。それにより、高齢や難聴の患者さんも事前に内容を理解して、スムーズに体勢が取れることが増えています。

今後も、患者さんが安全・安心・安楽に検査を受けられるように、多職種や関連部署との連携を大事にして、切れ目のない看護ケアを目指していきたいと思います!

看護の質評価大会 表彰

今年度、看護情報記録・データ委員会ではデータを活用した看護の質改善活動に取り組みました。
院内で開催した看護の質評価大会で、各部署の委員がそれぞれの活動内容を発表し、
その中から素晴らしい取り組みを行ったと評された3部署が優秀賞に選ばれました。

<クリニック・外来>
テーマ「クリニック・病院外来における意志決定支援の質向上にむけた活動」
 

<A西3病棟>
テーマ:「抑制廃止 ゼロに向けた取り組み」
 

<SCU>
テーマ「早期からの経口摂取に向けた取り組み」

自分たちが行っている日々の看護実践を数値化し可視化することで、看護の質を客観的に捉え出来ていることや課題が見えてきます。これからもこの活動を続け、看護の質向上に繋げていきます。

SCUの紹介

SCU(脳卒中ケアユニット)は、脳卒中の患者さんが入院する集中治療室です。
急な入院による不安な思いや、意識障害や麻痺などを抱えながらも、懸命にリハビリや治療に励む患者さんを支えられるよう、日々医師や多職種、ご家族の方と協働しながら看護を行っています。

摂食嚥下プロトコールは、医師や看護師、栄養士、言語聴覚療法士、薬剤師など、様々な職種で話し合いを重ね、実際に嚥下訓練を行い、脳卒中により嚥下障害を抱える患者さんが、早期から安全に経口摂取が行えるようになるため、2021年8月から運用を開始しました。

    
< 看護師と言語療法士の嚥下訓練の写真です。>
  
その結果、患者さんに早期から安全な食事の提供が出来るようになりました。
これからも、脳卒中の患者さん、ご家族に寄り添った看護が提供できるようにスタッフ一丸となって頑張ります。

外来1の活動紹介

今年度当院看護部では「外来・病棟・地域と協働したセルフマネジメント支援体制の強化」を部門戦略目標にあげて活動していました。
そのなかで、地域療養支援の一環として、病棟の看護師が定期的に外来で業務を行う
業務連携に取り組みましたので、紹介します。

□整形外科外来と整形外科病棟
 整形外科病棟(東3・東4病棟)の看護師が整形外科外来で業務を毎日行います。
ラダーⅡ以上の看護師が一週間交替で外来勤務を担当しており、外来看護師とともに、
診察室や処置室で、創傷処置やギプス固定、シーネ固定、脱臼整復などの介助をするほか、
外来手術や入院オリエンテーションを行っています。

<外来処置室で注射の準備をしている東4病棟の看護師>

□婦人科外来とレディース病棟
 婦人科外来では、レディース病棟(F6病棟)の看護師(ラダーⅡ以上)が週2日外来業務を行っています。主に行う業務は、外来でがん薬物療法を継続する患者さんのヘルスアセスメントや、セルフケア支援、意思決定支援などです。入退院を繰り返す患者さんも多いことから、病棟-外来間の情報共有もスムーズになり、切れ目の無い看護の提供のひとつとなっています。

<外来看護師と情報共有するF6病棟の看護師>

BLS(一次救命処置)研修を行いました! A東7病棟です!!

A東7病棟は消化器センターで消化器の内科と外科の混合病棟です。
侵襲の高い処置や周術期看護、ICU退室後の重症ケアを行っています。
そのため、予測していない状態変化へ対応する力もつけなければなりません。
そこで、院内急変対応チームに依頼しBLS(一次救命処置)研修を行いました。
     

デモンストレーションや講義を通じて心肺蘇生法やAEDの操作方法を学び、あらゆる場所、状況下においても全員が迅速に対応できるよう訓練しています。
          

学びの機会を大切にしながら、一人一人が日々成長できるよう励んでいます!

多職種で力を合わせています

小児科病棟では、新生児から15歳未満の患者さんを主に対象として看護を行っています。
治療を行う中で、子どもたちがどんな思いや考えを抱いているのか?現状をどのように理解しているのか?と、常に考え、個別性に応じたアプローチで、子どもたちの反応を引き出せるようチームで支援しています。

PTさんと保育士さんが協働し、遊びながらリハビリ中。
その様子を見ていると、家族も自然と笑顔になります。

小児科の先生の読み聞かせは、子どもだけでなく家族も引き込まれます。

CTの検査の様子が具体的にイメージできるようにぬいぐるみを使って看護師が説明をしています。

多職種カンファレンスでは、子どもや家族が安心しておうちに帰ることができるよう、子どもと家族にとってベストな支援とは何か?と、多職種で案を出し合いながら、意見交換しています。看護学生さんもチームの一員となって、カンファレンスに参加しています。

【 状態変化に備えてトレーニングしています 】
日頃から急変対応のトレーニングや学習の機会を設けて、急変時、速やかに対応できるよう取り組んでいます。

急変対応を想定して、先輩看護師が観察の視点や対応の見本を見せながら、一度覚えたはずの知識を再確認しています。さまざまな経験値のスタッフが、強みを活かしながら頑張っています。

こんにちは、A西4(呼吸器内科・呼吸器外科)病棟です

A西4病棟では、ネーザルハイフロー(NHF)についての勉強会が行われました。
ネーザルハイフロー(NHF)は、鼻カニューレにより高濃度・高流量な酸素を投与することができるため、低侵襲ながらも呼吸不全の改善を図ることができる酸素療法として医療現場で使用されています。
また、レントゲン・CTなどの画像についての勉強会も行われています。看護師は日々のケアを行うだけではなく、画像やデータなども含め患者さんの状態を総合的にアセスメントしていくことが重要です。
     

上の写真は理学療法士により腹臥位リハビリが行われている様子です。腹臥位リハビリとは、うつぶせの状態をとることで背中側への肺の圧迫を減らし、呼吸機能の改善を図るリハビリです。看護師は患者と関わる時間が長く、理学・作業療法士など他職種との連携を図りながら日々の生活の中で積極的にリハビリを実施しています。

12月はクリスマス☆ということで、先生達からのクリスマスケーキのプレゼントがありました!とってもおいしかったです!!!

以上、A西4病棟でした!

皆さんこんにちは!A西5病棟です。

12月はクリスマスですね!!
患者さんと一緒に、折り紙でオーナメントを作りました。
病院にいても四季を感じられるものがあるといいですね✨


            
写真は、それぞれ今年A西5病棟に仲間入りした素敵なナースが写っています!
今日も若いパワーで元気に頑張ります♪

手稲山初冠雪

A西5病棟は、耳鼻咽喉科、呼吸器内科、腫瘍内科の混合病棟です。
急性期から終末期まで、様々な疾患や病期の患者さんが入院しています。

A西5病棟のディルームからは、手稲山が見渡せます。
遠くからでもわかる山頂のアンテナを目印にして、一足先に白く色づいた手稲山の初冠雪を患者さんと一緒に眺め、四季を感じる場にもなっています。
“若い頃はよく手稲山に登っていた”というお話を聞くことが多く、山の話に花が咲きます。また、ご自身の闘病を振り返りながら、現在の思いを表出される場となることもあります。手稲山に見守られながら、患者さんとの大切な時間を共有し、日々患者さんから学んでいます。

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