日記

リソースナース「オリーブの会」

2008年にリソースナース会を立ち上げ、

「オリーブの会」と名づけました。

オリーブの花言葉は、「平和・知恵」です。

病院内のスタッフとリソースナース達の知恵を結集し、

対象となる全ての人の幸せと平和への願いを込めています。

 

今回は、リソースナースを紹介させていただきます。

リソースナースとは、各領域の専門性の高い看護の知識・技術を

もつ認定看護師、専門看護師、ナースプラティクショナーが、

院内外にその力を資源として提供し、より良い看護を支援するナースです。

患者さまとご家族の悩み事が解決できるようにケア介入し、

スタッフの日々の悩みも解決できるように相談を受けています。

個々や分野ごとだけではなく、さまざまな領域とコラボレーションすることで、

看護の視点が広がり、より良い看護が提供できるよう日々活動しています。

新たな知見やスキルアップのために研修を企画・実施し、

スタッフ教育を担っています。

また、各分野の強みを活かし活動できるよう話し合いやお互いのスキルを高めるための

事例検討など自己研鑽も行っています。

新入職員研修スタート!

今年度も173名(その中で看護師は83名)の新しい仲間が入職しました。

当院は高度急性期機能の病院であるため、一人でも多くの命を救えるよう、

毎年事務職員も含め全新入職員を対象にBLS(一次救命処置)研修を行っています。

ICLS認定インストラクターの指導のもと、BLSアルゴリズムに沿ってトレーニングを行いました。

 

 

初めは緊張した面持ちでしたが、回数を重ねるたびに、「胸骨圧迫上手くできている」、

「(圧迫の)リズムは少し速いかも」などお互いに意見を言い合いながら、楽しく研修を行うことができました。

 

 

 

研修終了後は、「難しかったけど勉強になりました」と自分たちの役割を実感しながら、

研修を終えた安堵感からみんな笑顔で部署へ戻っていきました。

 

集合で受ける研修が少なくなり、これから各部署での研修が始まります。

よく寝て、よく食べて、体力を維持しながら一緒に頑張っていきましょう♪

チャレンジの1年になりました!

みなさん、こんにちは!血管造影室(以下カテ室)3年目の大塚です。

今年、カテ室は「チャレンジ」の1年となりました。

 

まず、一つ目のチェレンジは【心電図検定】に先輩2名が、それぞれ1級と2級に合格しました!

 

二つ目のチェレンジは【TKHキャリアラダーⅡ】に6名と、

【TKHキャリアラダーⅢ】に1名が認定されました!

日勤終了後、みんなで受験生のように集まって勉強したり、

実技試験にむけて何度も練習しました。

【TKHキャリアラダーⅡ】

 

【TKHキャリアラダーⅢ】

 

わたし個人は勿論、カテ室は一人一人のスタッフが常に目標を掲げて切磋琢磨し、成長できる場所だと思います。

そして、先輩後輩が和気あいあいと仲がよい雰囲気の職場だと思っています。

これからもチームとして共に学び、お互い刺激し合いながら、

患者さんにとって安全で安心な検査・治療をめざしてしていきたいと思います。

 

そして、もうすぐ新しい仲間がやってきます。

今からとても楽しみです。

院内保育所 卒園式

院内保育所は手稲渓仁会病院に勤務する医師・看護師のお子さんをお預かりしており、

現在、0歳~5歳まで116名の園児が在籍しています。

院内保育所

 

3月25日、第33回の卒園式を行い、くま組さん 16名が卒園しました。

   

卒業証書授与風景

 

くま組さんのお友だちは上手な歌を聞かせてくれて、将来の夢も発表してくれました。

5年間でたくましく成長した姿に保護者の皆さまも保育所職員も感動の1日でした。

 

保育所に預けて、丁寧に見ていただいたので、保護者の方々も安心して働くことが出来ました。

 

卒園生のみなさん、小学校でも元気にがんばってくださいね。応援しています!!

A東6病棟(消化器内科病棟)です

みなさんこんにちは!

昨年4月に入職した現在新人A東6病棟の3名です!

 

私たちは消化器内科の病棟で、日々多くの疾患や治療、ケアについて学んでおり、

早いものでもうすぐ1年が経とうとしています。

不安なこともありますが、自立してできることも増えてきました(^_^)

先輩方からは色々なことを教えてもらい日々成長することができていると思います。

そんな私たちは、4月から月に一度同期でごはん会を開いています。

 

 

ごはん会ではスタミナをつけるため、毎回〃焼き肉〃を食べています。

(なのにご飯の写真はありません‥)

そこでは、「自分が失敗した話」「アドバイスを受けたことの情報共有」

「プライベートの旅行の話」などなど話題がつきません。

毎月同期と会えるごはん会を励みに、1年間仕事を頑張ることができました!

 

この春から先輩になりますが、これからも日々学びながら楽しく仕事をし、

同期とともに成長していきます!!

 

   

消化器外科合同学習会

こんにちは。A西7病棟です

今日はA西7病棟とA東7病棟合同で行っている学習会の様子をお伝えします。

今年度、消化器外科病棟では患者さんの急変対応スキルの向上にむけて学習会を行ってきました。

昨年の秋には外科医師による座学の講義を受けましたが、

今回はより実践に活かせるようシミュレーションで学びました。

   

 

シミュレーションのシナリオは、

「A東7病棟で、夜勤帯に患者さんからナースコールがあり訪室すると意識レベルが低下していた」です。

看護師が患者さんを第一発見したところから、

応援を呼び、心電図モニターを付け、心肺蘇生開始、除細動とアドレナリンを投与する・・・。

ここまでの一連の流れをシミュレーションしました。

夜は人員が少ないので東西の病棟が協力して患者さんの急変対応ができるように体制を整えています。

そして、物品もまとめて置いておくことで速やかに運び処置できるように環境整備しています。

体制や環境を整え、私たちが繰り返し学習することで適切な対応を身につけておく。

それがいざという時の実践につながります!

<日本臨床腫瘍学会で演題発表>

『外来3』では2名の看護師が、

3月に福岡県で行われる日本臨床腫瘍学会で演題発表を行います。

今回はその発表準備の様子をお伝えします。

外科外来からは、【食道がんの患者さんに対する、取り組みについて】

呼吸器内科外来からは、

【がん化学療法を行う患者さんに対して、栄養に焦点をあてた支援の取り組みについて】

演題発表を行います。

 

発表の内容や、データの分析について、医師も含めたチームで検討しています。

 

   

 

医療者同士で意見をもらいながら、よりよい看護について研究をすすめています。

2名とも、家事に、子育てに、頑張りながら発表準備に取り組んでいます。

 

学会での経験や学びを通して、今後の看護やチーム医療に活かしていこうと思います。

今後とも『外来3』をよろしくお願いします!

 

退院支援強化中!

 

みなさん、こんにちは。F3病棟(心臓血管外科、循環器内科)です。

循環器内科では多くの心不全患者さんが入院されており、

中には入退院を繰り返している患者さんもいらっしゃいます。

心不全患者さんへの退院支援は、多職種による介入が重要です。

そこで看護師とともに最前線で介入しているのが

医療ソーシャルワーカー(MSW)です。

今回はそんなMSWとの連携をご紹介します!

 

入院患者さんの「目標カンファレンス」を毎日行い、

患者さんの退院支援についてディスカッションを行なっています。

退院支援強化のために

テーマは「介護保険の概要と実践的な活用方法について」

学習会を行ってもらいました!

事例検討もあり、とても実践的な内容でした。

患者さんにとって適切な社会資源について考える機会になり、

とても有意義な時間になりました。

 

今後日本はどんどん高齢化が進み、

高齢の心不全患者さんが大幅に増加すること=「心不全パンデミック」が

予想されています。これからも多職種で力を合わせて、

患者さんにとって適切な支援ができるよう頑張っていきたいと思います!

 

<ドクターヘリ見学会>

みなさんこんにちは!救命センターのフライトナースチームです!

今回は先日行ったドクターヘリが大好きな少女(Aちゃん)とのドクターヘリ見学会の様子について報告したいと思います!

保育園の頃からドラマのコードブルーが大好きなAちゃんは、

夏休みの自由研究でドクターヘリやドクターヘリで働くスタッフについて調べノートにまとめてくれました。

その自由研究を私たち救命センターに送ってくれ、救命センター長の奈良Drも驚くほど

細かく忠実にまとめられた素敵な自由研究でした。少女の熱心なヘリへの思いと可愛さに、

コロナ対応でせわしない毎日で疲れていたスタッフ全員の心が癒やされました。

「これはなにか恩返しをしなければ!」「是非ヘリ見学会に招待しよう!」とヘリスタッフで準備を始めました。

日程を調整し、手作りの招待状を送り、当日のプレゼントを考え、少女の自由研究もきれいに装飾をして展示しました!

【見学会当日】

Aちゃんはお母さんとお兄ちゃんと一緒に病院に来てくれました。

キラキラとした笑顔が素敵でした。

ヘリスタッフは、Aちゃんたちをヘリポートで出迎え、実際にヘリに乗ってもらったり、

バッグの中身を触ってもらいながら機体や機内や所持品の説明などを行いました。

たくさんヘリについて質問してくれ、機内のナース席に座ったAちゃんは満面の笑顔を見せてくれました!

ヘリの前で記念撮影をし、奈良Drから心ばかりのプレゼントを渡され、終始ニコニコで嬉しそうでした…!

 

次はコントロール室を見学に行こうと移動しようとしたとき…

まさかのタイミングで出動要請がありました!!!

DrやNSが実際にヘリに乗り込み患者さんの元へ飛び立つ瞬間を間近で見ることができました!

ヘリが小さく見えなくなるまでずっと手を振ってくれていました。

見学会が終了し帰宅するとき、Aちゃんから「絶対にヘリナースになる!皆さんと同じ病院で働きます!」

ととても嬉しい言葉を言っていただきました。

少女が数年後看護師になりヘリナースとして渓仁会で一緒に働ける日をスタッフ全員楽しみに待っています!

 

院内の品質管理に関する取り組みで優秀賞受賞

ICUでは、異なる専門分野の医療職同士が連携を強化し、

患者中心の集学治療やケアを行う土台を作ることを目的に、

数年前から多職種協働チームの活動を開始しました。

チームメンバーは、

医師、看護師、薬剤師、栄養士、セラピスト( PT,OT,ST )、臨床工学技士で構成され、

各職種の専門性を生かすため活動を行っています。

 

多職種連携強化の一つとして、多職種カンファレンスのシステム作りを行ってきました。

過去の多職種協働事例を分析し、

患者のゴールを重視した連携を行えるよう方法をブラッシュアップしています。

 

当初は、現在の患者状態について情報共有が中心であったカンファレンスでした。

現在では、

「危機的状況にある患者や家族の意思決定支援」

「せん妄予防ケア(排泄、離床、睡眠)のチームアプローチについて」

「早期リハビリにむけた具体的な介入」

など、治療や回復過程に合わせたより具体的なケアや、

患者の意向に沿った退院後を見据えた治療・ケアに取り組んでいます。

 

この取り組みが、院内の品質管理に関する取り組みで評価され、優秀賞をいただきました。

 

今後も多職種連携が強化できる取り組みを継続し、

患者とご家族のゴールに寄り添える集中医療を提供していきます。

 

タイトルとURLをコピーしました